カツカツにすり減っていた自転車のブレーキシュー。
自転車とは言え、ブレーキは命に関わる部分なので、早速すり減ったブレーキシューを新しいものに交換することにしました。
ブレーキシューもピンからキリまであるようですが、ここは一番キリに近いこちらのブレーキシューをチョイス(ピンが上位、キリが下位を表します)。ルーラーというメーカーの、「カラーVブレーキシュー VB-620」です。
2個セットになったこれが大体350円くらいで、それを前後用で2セット購入しました。価格が安かったというのはもちろんあるのですが、現在のシューと見比べて形状が同じっぽかったこともチョイスの理由です。
買ってはみたものの、結局付きませんでした、では洒落になりませんからね〜。
もし装着不可だったとしても、まぁこの金額なら勉強代として出せるなと・・・(^ ^;;
早速開封して見比べてみたところ・:・。
OEMなのか、と思われるくらいに全く同じ形状なのですが・・・?
もちろん左がルーラーのVB-620。右はこれまでのPROMAX 271。溝の数、スペーサーの種類、大きさなど全てが全く同じっぽいです。でも逆に言えば、これなら間違いなく装着可能ってことですよね(笑)
まずはフロント側。
シューの厚みが圧倒的に異なるため、装着にちょっと一苦労。
よく考えたら、ワイヤーを外さずに作業してました・・・orz
そりゃ苦労するわけだ!(笑)
で、なんとか装着完了。この時点ではまだ仮止めです。この後、シューとホイールとのクリアランスなどを調整しなくちゃいけませんので。
ところでスペーサーはこの向きで取り付けることになります(写真だと下側にシューがくる)。
[シュー] 【( [フレーム] )】 [ワッシャー] [ナット ]
ちょっとわかりづらいテキストですが、このように丸みを帯びたスペーサーの丸みを帯びていない方をフレームに合わせることで、シューの微妙な向きの調整を行えるわけですね(トーイン、とかですね)。
リアにも同様の手順でシューを取り付け、仮止め。
シューのブルーは実際にはほとんど目立ちませんが、こうしてチラッと見えた時にペダルのブルーとマッドガードのブルーと同系色でまとまっている様子がわかるので、なかなかお気に入りです。
この後はブレーキワイヤーでクリアランスを調整したり、ネジで微調整したり結構奮闘が続きました。
とにかく試行錯誤しながら調整をしたわけですが、最初からこちらのページとかを参照して勉強してからトライすれば良かった・・・と心底思うくらいに調整、調整、また調整の連続。
なんども調整してはホイールを回して干渉の有無を確認するのですが、どうもホイールが若干歪んでいるのか、ホイールを回すと車体がグワングワンするんですよね〜。車体を揺するくらいに歪んでいることが原因なのか、どうしても干渉を排除しきれません(センターが出ていない可能性もある)。
ホイールが一周する間に必ず1箇所、シューがビミョーにホイールに干渉してしまうところが・・・(T_T)
右を擦るので調整すると今度は左を擦り、左を調整するとまた右を擦る・・・の繰り返しになってしまい、結局完全にクリアランスを確保することは断念。
後は実際に距離を走って当たりを出して解決を図ることにしました。
力技っぽくて嫌なのですが、まぁ初めてですからそんなもんでしょう!
その後その辺りをぶらーっと回ってみましたが、ブレーキの効きは全く問題なし!
最初ものすごい音量でフロントブレーキが鳴いていたのですが、それもしばらくするとなくなり、ジャックナイフも問題なくできるくらいにガッツリブレーキが効いてくれます!
懸案だったシューの干渉も、とりあえず走行する分にはほとんど負荷となることもないようなので、これでしばらく様子見してみようと思います。
・・・ブレンボへの交換こそできませんでしたが、まぁ「ブレーキ交換」という欲望はある意味達成できたということで・・・(^ ^;;