ボトムブラケット、交換。

以前購入したSHIMANOのボトムブラケット『BB-UN300(D-NL)』。交換してみたところ、シャフトの軸長の問題からか、クランクのアウターにディライラーが届かないことが判明、お蔵入りとなりました。
ところが、そうも言っていられない事態が発生。

なんと、現行のボトムブラケットの軸受(リテーナー)のボールベアリングで、まさかのボール脱落!しかも全てのボールが・・・。
これ、力技で押し出したりしたわけではありません。指が触れただけでまるで葡萄のようにポロポロと外れてしまったんです。
落ちないようにそっとワンに戻そうかとも考えたのですが・・・。

ちなみに、リテーナーの向きはこうするのが正解。考えなしにやると逆に組みつけちゃいますよね(経験済み)。

そこでアウターギアは使えないけれど、動作に心配がないBB-UN300にひとまず交換することにしました。安心してペダルを漕げることが優先されるべきですからね。

さて、交換作業自体は特に難しいことはありません(過去にもやってますから)。
もちろんボトムブラケットを変えたことで当然クランクの軸長も変わってますから、軽くディレイラーの調整をしておくことにしました。

現状ではこのように、インナーギア、ミドルギアともディレイラーのガイドの右側面をチェーンが擦るような状態。
なので少しシフトワイヤーを張り気味に修正し、全体的にディレイラーのデフォルトの位置を左寄りに調整したのです。まぁ基本的にミドルギアしか使わないだろうからそこで綺麗にチェーンが回ればいいか、くらいのつもりだったのですが、なんと。

シフトワイヤーがディレイラーを適度に引っ張ることで、アウターにもチェーンがかかるようになりました。おかしい、前回調整した時は全くアウターに届かなかった(はずな)のに。

というわけで、図らずも失敗購入のはずだったBB-UN300(D-NL)でフロント全てのギアを使えるようになったのでした。
軽く走行してみましたが、全てのギアにキチンと入ります。使う、使わないは別にして、やっぱり全てのギアにチェーンがかかるというのは気持ち的にとてもいいものですね(笑)

チェーンラインの計測、ディレイラーの右側突き出し量の確認など、面倒な手順を経て再度ボトムブラケットの剪定をしなくちゃダメかな〜、なんて思っていただけに、これは嬉しい誤算でした。
ただ、フロントディレイラーに若干チェーンが干渉しているので、近いうちにこれも調整しようと思います。

でも、これで気軽にポタリングに行けそうな感じ?(笑)

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