革ツナギ慣らしプチツーリング

レーシングギアを一式(スーツブーツグローブバックプロテクターチェストプロテクター)新調しましたが、いきなり実践投入するのはちょっと怖かったので、(主に)革ツナギを体に馴染ませるため、フラッと出かけてきました。
あくまでレーシングギアを馴染ませるためだけのお出かけなので、ツーリングと呼ぶのもどうなのかとは思ったのですが、せっかくなので・・・(^ ^;;

往路は関越道を使い高速走行でのギアの具合をチェックしつつ、東松山ICまで駆け抜けます。風がものすごく強く、まぁバンバン煽られまくります。そして大量のゴミが目に入る入る・・・(~_~;;

せっかくなので革ツナギで用を足せるかも確認しておこうと、高坂SAでトイレ休憩(笑)
問題なくクリアできました〜。

高坂SAを出たらそのすぐ先の東松山ICで降りて川越街道を下方向へ。一つ目の交差点「きじやま」を左折したらあとはひたすら道なりに進みます。のはずだったのですが、なぜか途中で少し迷子に・・・。おかしいなぁ(笑)
それはさておき、その道なりの道である県道172号線をひたすら進み、白石峠方面を目指してひた走り。レーシングギアを馴染ませるという目的のため、コースはいわゆる峠道をチョイスしたのですが、その途中にあるカフェでランチくらいしたいな、と計画しています(ツーリングらしいツーリングの予定はこれくらいしかない)。

東松山ICを降りてからいわゆる峠道に入るまでは街中を走るものの、そのうち民家はまばらとなり、いつしか完全な峠道に入り込んでいきます。そして立ち寄り予定のカフェはこの峠道をずんずん進んだところにあるはずなのですが・・・本当にこんなところにカフェなんてあるのかしら。
念の為ちょこちょこスマホで地図を確認しつつ慎重に進んでいきます。街中だったはずの県道172号線でも曲がり道を間違って思わぬ遠回りをしてしまいましたから、ね!(笑)

場所は間違っていないことを確認しながら峠道を登っていくと、やがて道端にのぼりが!おー、一安心ですね(笑)
そして心軽くさらに峠道を登っていくと、見えてきました目的のカフェが!

その名もズバリ、『6 HUNDRED cafe』さんです。ちゃんと営業日も営業時間も調べてきた(もちろんメニューも!)ので、バッチリオープンしてます(^ ^)
レーシングギア(もちろんプロテクターもフル装備!)でオシャレっぽいカフェに入るのはちょっと勇気がいりますが、まぁ旅の恥はかき捨てということで!

もともとはこの水出しコーヒーに惹かれてこちらのお店でランチをしようと思っていたのですが、あらかじめ調べておいた食事のメニューに新しいメニューが追加されているじゃありませんか!
11時開店のカフェ。場所はとても辺鄙(失礼!)。そして現在はちょうどお昼時。限定メニューであっても、間違いなくまだあるはず!

では、いざ意を決して店内へ。
風は強いもののお天気はいいし、日差しもあって(少なくとも日向は)暖か。というわけで見晴らしの良い外のテラス席でいただくことに。
オーダーしたのはもちろん新メニューのビーフストロガノフと、水出しアイスコーヒー!ここまで飲まず食わずだったから、楽しみ〜♪

外向きのカウンターのようなテラス席で待つことしばし。おぉ、来た来た来た〜!
眼前の絶景と相まって、これはたまらん!

ちなみに待ち時間でちょっと調べ物をしようかと思ったら、まさかのノーアンテナピクト!
でもよく考えたら、せっかくこんな静かで景色の綺麗な場所に来ているのだから、萌える木々や飛び交う燕の姿、鳴き始めた鶯の声など、自然の息吹に注意を向けて、ゆっくりデトックスするべきですよね!
(その後、店内にWi-Fiがあることが判明しました 笑)

特製のビーフストロガノフと、水出し(しかもその水はこの辺りの湧水を使っているらしい)のコーヒー。早速いただきましょう!
なお、先ほどまであった微かな暖かさがこの頃には強い風で吹き飛ばされてしまったようで、結構寒くなってきました。強風が体感を下げているという理由はもちろんあるのですが、それでも実際に暖かかったビーフストロガノフも食べ進めるうちに冷えて固まってきてしまい・・・(T_T)
やっぱり寒い!上半身部分を脱いでいたのですが、ここいらあたりで寒くなってレーシングスーツを着用です。あまり保温効果は期待できませんが。

アイスコーヒー、美味しいのになかなか進まない(笑)
まぁその分ゆっくりできていると前向きに考えることにしましょう!
設置されている無料の双眼鏡を覗いたりして(無料です!)一通り堪能したら、ぼちぼち出発しますか!
ここからは本格的な峠道になりますし、気持ちを新たにしてレッツゴー!

店先に停めているRVFのミラー越しに映る桜。山桜かしら?
そして道路の向かい・・・というか、山の上の方にはこのカフェが経営している(らしい)テントサイトと、そこにも咲き乱れる桜が!
少し葉の緑も見えますが、まだまだ満開といった印象です。やっぱり標高が高いから東京よりも遅いのかな?

6HUNDRED cafeを走り出せば再び本格的な峠道。これを駆け登って白石峠へ。そして白石峠から刈場坂峠方面へ、奥武蔵グリーンロードなんてオシャレな名前のついた峠道・・・というか林道を進んでいきます。

刈場坂峠は過去にも数度訪れていますが、ここからの景色もなかなかに絶景です。

ここもかろうじて桜が残っていますね!
以前に刈場坂峠を訪れた時は高麗川に沿ってのぼり、高麗川源流の石碑を通ってきましたが、今回は刈場坂峠を(白石峠から見て)直進、飯盛峠や顔振峠方面へ進んで峠を下っていきます。
ここからもなかなかにハードな林道が続きます。コーナーがタイトという意味でもハードなのですが、それ以上に林道だけあって路面状況のほうが遥かにハードだったりしたのですが・・・。落石や落ち葉はもちろんのこと、それ以上に路面に大小様々な穴ぼこが・・・(^ ^;;
そしてこれが最後に大きなダメージとなって降りかかってくることに・・・orz

路面に注意を払いつつちらちらと周りの景色を楽しみつつ走っていると、どのあたりだったかちょっとはっきりしないのですが、途中にいきなりスパッと視界が開ける場所が。

はるか向こうにドームっぽいものが見えるのですが、あれなんだろう?西武ドーム?

右上の写真を拡大してみたやつですが、この赤丸のこれ。赤丸の左にはツインタワーみたいのも見えますねぇ。どこだろう??
帰宅後に調べてみたら、撮影場所はここでした。

画像はGoogle Mapsからですが、位置情報としては35°55’16.2″N 139°14’56.4″E。
この場所からドームっぽい建物がありそうな場所を探してみると・・・。どうやら西武ドームのようですね〜。向こうが多摩湖方面になるわけか〜。

立ち止まったこの場所では、ピンクの綺麗な花が枝いっぱいに広がっていたので記念撮影。花の名前がわからないのがちょっと残念ですが・・・orz

ここから少し下ればもう街中に戻ります。そして嫌な思い出のある国道299号線にぶつかります。できるだけ走りたくないので可能な限り短く走り、一つ目の信号をすぐに右折して脇道へ。東吾野駅前を通って東峠を抜け、そこから過去に何度か通ったことのある飯能下名栗線(県道70号線)を飯能方面へ。
この辺りをツーリングするときには名栗湖周辺を通ることが多いからこの道はよく使うんですよね。そしてこの道は『大里屋』の前を通るわけで。とすれば、せっかくだからと立ち寄りますよね、『大里屋』。
ただ、時刻がもう14時を過ぎているので、もしかしたらこの時の二の舞かも・・・と一抹の不安。
お店の前に乗り付けて確認すると!
・・・銘菓「四里餅」は既に売り切れ(笑)今回も空振りだ〜〜。これで四里餅は1勝3敗の対戦成績・・・かな?
ちょっと甘いものでも・・・なんて思っていたのにな〜。

ところで刈場坂峠を超えたあたりから、段差を越えるとやけに大きな、まるで玩具箱をガチャガチャ揺すっているような異音が耳につくようになりました。まぁダートのような路面を走行するバイクではないですし、フロント周りはどうしても樹脂パーツが多いから仕方がないかな・・・なんて思っていたのですが、あまりに激しいガチャガチャ音なのでちょっと脇に寄せて気になってフロント周りをチェックしてみると・・・。

フロントフェンダーが破損!
この間頑張って補修したプラリペアは再び欠落し、さらにフェンダー本体に破断も発生!
転んだり倒したりしたわけではないので、どうやら道中の振動で疲労破断してしまったものと推測されます。
この後はまぁ街中だけですから、マンホールなどの凸凹に気をつければ、これ以上被害が大きくなることはないだろうと思います。が、やっぱりかなり気を使いますよね・・・。

そんなこんなで帰りは飯能から国道463号線のバイパスを経由し、西東京周辺を貫いて無事に帰宅することができました。
帰宅後、直ちにフロントフェンダーを取り外したことは言うまでもありません。
レーシングギアは随分と体に馴染んだと思うのは収穫でしたが、まさかこんな大きなトラブルも拾ってくることになるとは・・・。補修、どうしようかな〜。追々考えていかないとな・・・(T_T)