昨晩越後湯沢(の麓から山頂付近)に上がってきて、一晩車をそこに止めたところ。
うちの車はこうなってました。ひえー。
かろうじてシルエットからそれがフリードであることがわかるような気がしないでもありません・・・って気弱な発言になってしまいます。
しかし。
そうなることを見越して(天気予報でも新潟は大雪警報だったのだから)、昨晩コメリでこれを購入しておいたのだ!
そう、車の雪取り棒!
ブラシ部分でボディーの雪を、ゴムの部分でガラス面を、そしてプラスチックの面でこびりついた氷をやっつけるのだ!
徐々に左側面が現れてきて、この動作をひたすら繰り返すこと数十分。
ゲートは開いたっ!
よし、ひとまずここに荷物を放り込んでしまおう!それにしても車内は真っ暗です。
だって、まだテール回りと左側面(の上半分くらい)しかクリアできていないのですから。
でも、後ろ側がクリアになれば、とりあえず車を移動させるという荒技で車両周囲へのアクセスを確保することが出来そう。
なのでゲートを閉めたら、運転席にアクセス出来るように軽く雪をかいて道を作り、車に乗り込みます。
とにもかくにもエンジンをかけてしまい、エアコンを全開にして車内温度を強制的にあげます。
車内が暖まるまでの間、今一度周囲の邪魔になりそうな雪の塊などをどけておき、ある程度のクリアランスが確保できたところで・・・。
だーっと一気にバック!!!
わかりますか、この回りの雪の量!
これ、僕が金属スコップで手作業でかきだした雪ですよ!
これでようやく車の全方位にアクセス可能になりましたので、残りの雪もすべて取り払ってしまいます。
全部どければ後は走り出すだけ・・・だったのですが、ここに一つ落とし穴が。
この辺の道は、消雪パイプという穴の開いた水道管のような管が道路の真ん中を通っていて、雪のシーズンはそこから絶えず水を流しています。
この水の流れで路面の雪を溶かし、通路を確保する仕組みなのですが、消雪パイプだってもう何十年も前に埋設されたもので、それなりに傷みもありますし、場所によって水が出たり出なかったり。
それに加えて今回のこの危険レベルとまで言われた大雪ですから、路面の雪を全て溶融させて押し流すことはできず(通常の雪でも基本的に全てを押し流すことは出来ないんですけどね)、そこここに溶かしきれずに固まってしまった雪だまり(というか、シャーベットだまり)ができてしまい、まるで海に浮かぶ氷山のように深い水たまりの中にこのシャーベットだまりを浮かべてしまっていたのです。
わかりますよね・・・(^-^;;
そう、ばっちりスタックしました・・・orz
ここから抜け出すのにさらに小一時間かけて雪かきならぬシャーベットかき・・・。水を含んだ雪なので、そりゃーもう重いのなんのって・・・。
外気温マイナス3度なのに、体中から湯気を吹き出すほどにコスモ燃焼。ようやく車を動かせたときには(まだ午前中なのに)もうヘロヘロです。
でも、まぁこれで無事東京に向けて帰れるので、吉としましょう・・・。
さぁ、一路東京だ!