キッチンのガスコンロが・・・!

ガスコンロのスイッチを押して回しても、火花が飛んで一時的に着火するのですが、すぐに火が消えてしまうという状況が昨日から発生しています。
お弁当男子おっさんの僕としては、調理もままならずちょっと困ってしまっていたり(不幸中の幸いだったのは、昨日も今日も公休だったということです)。
とりあえずカセットコンロで急場はしのいでいるものの、さすがにあれですべてをまかなうのは・・・。

というわけで、さしあたって疑うべきは火花を飛ばすための乾電池。
でも、乾電池も交換したのそんなに前だったかなぁ???
そんなわけでテスターを使って調べて見たところ、2個直列でつないでいる乾電池の”一個ずつの”電圧はいずれも1.45V程度。電池の規定電圧が1.5Vですから、まぁ少しは落ちているものの不都合な物でもないのではないかと。
となると、コンロ自体のトラブルか・・・?
まぁここに越してきて、すぐにキッチンまわりをリフォームしたときにつけたコンロなので、かれこれ6~8年。
ちょっと早い気もするけど、コンロ本体に不具合が起こってもおかしくはない・・・か?

というわけで、メーカーサポートに電話をかけて状況を説明、折り返し工事担当者から(本日中に)連絡をさせるとの提案だったのでそのまま電話を切り連絡を待っていたら・・・。

「今日いけます」

という連絡が!早っ!(笑)
幸い今日も公休だったのでずっと家にいます。これ幸いと修理をお願いしました。
修理の有無に関わらず出張確認で5,000円くらいかかってしまうそうですが、背を腹にはかえられませんし、状況からみてコンロ本体の問題のはずでしょうし。

ってなわけで電話連絡をもらってから30分もしないうちに工事の人が見えました。
実際に火をつけてもらったところ、どうもセンサーがダメなのではないかとのことで、センサーの取り替えと相成りました。
センサー及びその取り外し・取り付け工賃込みで大体7,500円くらいとのこと。
何を直したって今時分は10,000円はかかりますから、金額的には想定内ですね。二つ返事で修理をお願いしました。

そして工事の人は手際よくコンロを分解していきます。その途中、コンロをみると・・・。

IMG_2150げっ!
サビだらけっ!!
なんじゃこりゃ~~~~~っ!!!!!

IMG_2154まるで廃墟のキッチンのようだ・・・。
結局、僕の家は一人暮らし用の1DKなので、キッチンもとても手狭。コンロ(もちろん一口コンロですよ)のすぐ脇がシンクなのでどうしてもコンロのゴムパッキン部分に水がかかったりたまったりしちゃうんですよね~。
しかしゴムパッキンの内側がこんな状況とは・・・orz

IMG_2155そのうち腐食が原因で爆発するんじゃないかと・・・。

「こんなに中が錆びてて大丈夫なものですか?」

と尋ねたら、「いや、これもう限界です。これ以上はヤバいです」と真顔で言われました。
まぢっすか!?

さてさて、こんな風にパカパカ分解されていき、無事にセンサー(の回路)の交換が終了しました。
「これでたぶん大丈夫ですよ」と言いながら工事の人がスイッチを回すと・・・ジジジジっ・・・ボッ・・・。
お、火がついた。
・・・と思ったら消えた・・・。
残念ながら状況は変わりません。
もしかしてこのサビサビがまずいんじゃ・・・なんて思っていたら。

おもむろに工事の人はコンロにつけてあった乾電池を取り出し電圧を測定し始めました。いや、それはさっき僕がやったので・・・と言おうとしたら、「これ、電池がダメですね」。

あれ?

僕は乾電池は一個ずつ電圧を計り、それぞれが約1.45V程度だったので問題無しと判断したのですが、工事の人は直列にして測っていました。その結果、3Vに程遠い数値しか出なかったようです。
しかも、「電池はできればアルカリにしてください。マンガンはだめです」だって。
ネットで調べて、コンロの電源用にはアルカリよりもマンガンの方が適しているってあったからわざわざマンガンにしたのに・・・orz

というわけで乾電池をアルカリのそれに新調したら、なんてことはない、あっさり着火しました。そして安定して燃焼しているじゃありませんか・・・(^_^;;
なに、結局は電池を交換するだけでよかったってこと・・・?

というわけで。
いちおうセンサー回路も交換はしてもらいましたが(それはどうやら不必要だったらしい)、事実上乾電池の交換作業だけで約8,000円となりました。

乾電池の電圧不足でも火花は飛ぶんですね(そして非常に短時間ですが火はつくんですね)。ただ、工事の人の説明によると、温度センサーなどでも電池の電力を利用するため、電圧不足になって火が消えてしまっていたのではないかと。
またマンガンは少しずつ出力が弱くなってしまうという特性からどうしても電圧不足に気がつきにくいので、アルカリにしてくださいとのことでした。
アルカリなら高出力をキープしますし、ダメになると途端に全く使いものにならなくなるからすぐに分かるんだそうで。

というわけでものすごく高い電池交換(それも乾電池・・・)となったわけですが、コンロの中身を確認することもできたし(ちょっとコンロ本体の取り替えも検討したほうがいいのかも・・・)、修理を依頼するときは自分で交換できる物はすべて新品に交換した上で依頼しなければダメだということを改めて理解した、その勉強代ということで(腑に落ちないけど)納得することにしましょう・・・。

でも、ちょっとブルー・・・orz

4件のコメント

  1. 高い電池交換になりましたねぇ…

    久々にマンガン電池なんて聞きましたよ^_^;

    因みに我が家ではこの手の類いは全て私の仕事になってますので(嫁さん強い(笑))

    何か不具合でも出ようものなら、
    アレ?父さん、壊れたょ~…

    この一言で全て解決です(笑)

    1. Black angelさん
      いやー、ホントにものすごく高くつきました。これを本当に勉強代と前向きにとらえることができるかどうか自信がありません・・・orz
      ネットで調べてマンガンの方がいいってあったから、価格差なんかほとんど無いに等しいのにわざわざマンガン電池を選んだのに、それが裏目に出るとは。
      やっぱりネットに載っている情報を鵜呑みにしちゃーいけませんね・・・(^_^;;

      きっとお子さんたちはお父さんの手を「何でも直す魔法の手」だと思ってますよ!がんばって!(笑)

  2. bootaさん
    コンロの件、あるあるですよね
    以前、我が家のコンロも同様の症状で、多少機械に明るい者の感覚では、一度は点火してるので、まさか電池とは思わなかった事があります
    どうしたものかと考えていたら、嫁があっさり電池じゃね?って
    なんでもママ友経験談だったそうで一発解消
    何の世界でもネットワーク恐るべしと思った瞬間でした

    1. エアNC30さん
      ちょっと大切な用事があってコメントが遅くなってしまいました。
      いやー、コンロはまさか電池だとは・・・なまじ電圧を測定したのがいけなかったのかもしれませんね。
      高くつきましたが、まぁ勉強代と割り切って、この経験を次ぎにいかそうと思います。

      ・・・なんかガス関係の資格を取得してみるか・・・(~_~;;

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