前々回に投稿した東京タワーの写真、実は浜松町〜桜田門までぶらり途中下車散歩した時のもの。
浜松町〜桜田門というルートは、浜松町から見ていた東京タワーをかすめて通勤経路とかぶらせるお散歩ルートということで考えたのですが、浜松町〜桜田門がおよそ3〜4km程度なので、まさにぷらっとお散歩するには最適でした♪
浜松町の駅を出れば、すぐに目につく東京タワー。まずはあれを目指して歩き出します。
・・・って、目指すも何も、一直線ですからねぇ(笑)
浜松町は都営地下鉄大江戸線の大門駅に隣接していて、東京タワーに向かって歩いていけばそこはすぐに大門に。
大門って名前は、もしかしてお寺さんの(大きな)門があるから・・・なのかしら?
ここから東京タワーを臨めば、浜松町から見たそれよりも随分と大きくなったことがわかります。
奥にお堂が見えます。せっかく来たのですから、お参りをしていく事にしましょう。
たしか二礼二拝・・・なんて考えながら門をくぐったのですが、よくよく思い返してみれば、それは神社でのお参りですよね(当たり前ですが増上寺はお寺さんです)。
増上寺と東京タワー。なかなか美しいレイアウトですね。こうやって見ると、増上寺の本山とはまるで東京タワーのようです(笑)
東京タワーへのはやる心を抑えつつ、まずはお参りを済ませます。
ご本尊。
法要の時は撮影禁止、とありました。つまり、法要中でなければ撮影してもいい・・・という理解で間違ってませんよね?
で、無事にお参りを済ませ(何をお祈りしたかはナ・イ・ショ)、いよいよ本丸の東京タワーです。
土日祝に重なっていれば、階段で上まで登るところなのですが、この日はあいにくの平日。エレベーターで展望台に上がってもありがたみがありませんし、BLOGのネタにもなりません。
というわけでこの日は足元からの撮影だけで東京タワーを離れます。
ここから後は桜田通りに出て、ひたすら直進、霞が関で役人どもをひやかしながら(?)桜田門を目指します。
途中見かけたビル。壁面が緑だっ!
ちなみに一階の店舗はお花屋さんでした。
僕は海外に行ったことがありませんが、ニュースなどで見かけるニューヨークやパリの街並みって、近代的に整っていますがあまり街路樹などの緑がないように思います。
それに比べて、東京はごちゃごちゃごみごみしていますが、至るところに緑があります。鳥瞰図や衛星写真などでも緑の広場が結構ありますよね。
それでも東京人は緑が少ないと考えて、こうやって何か緑を取り入れることが出来れば積極的に取り入れる。
もちろん森や草原に比べれば圧倒的に緑は少ないわけですが、それでも近代的な年の中では比較的緑化に努められている街だと思います。
それでもなお緑が不足していると感じるのは(実際不足はしているのでしょうけれど)、なんかある種の強迫観念が働いているようにも・・・(ダイエットが過ぎて拒食症になってしまうイメージに重なってしまいます)。
それはそうと、道中には教会もありました。そして驚いたことに、教会の隣には何があったかというと・・・。
別の教会でした(笑)
なぜわざわざ隣り合わせに作ったんでしょう。これって要するに、マックとモスが隣り合わせにあるのとおんなじですよね(違う?)
そういえばセブンイレブンとファミリーマートが隣り合わせなんてことがありますね。コンビニを考えればさほど珍しくない現象なのかもしれませんが、それにしてもなぜ教会で・・・(~_~;;
・・・怪しい・・・。ちなみにお店はいわゆる刀剣・鎧などを扱っているお店でした。
進む再開発。環状二号線ってあったような気がする。
この大規模工事に交差する桜田通りは結構な大通りですが、一本路地裏に入れば随分と印象が異なりそう。
道の反対側などにもちょっと興味を引くお店がありましたし、しばらくこのお散歩コース、愛用しちゃうかも?
最近の郵便局は、銀河にも配達をしてくれるのでしょうか?
(星の一つ一つが電球になっていたっぽいので、夜は光るんでしょうねー。天球儀は回るのかな?)
霞が関に入れば、こんなに立派な建物が必要なのかと思うような省庁の建物がいっぱい!
でも、その足元では。
脱原発ねぇ。
別にこのBLOGで政治的な発言をするつもりなんてありませんが、例えば原発停止を声高に叫ぶ人の想定する将来世代、未来の日本、これからの子供たちというそのスキームに、僕のような四十路非正規独身男はそもそも入れておらず。
放射能から守るべき子供は持っていませんし(ここで注意しなければならないのは、彼らは一見すると不特定人称の、言い換えるならば概念としての特定の人格を持たない集合体としての「子供」、すなわち「全子供たち」が対象であるかのように叫びながら、その実守るべき対象にしているは「自分の血を引く子供」だけであることです)、雇用の面を見てもさしあたって何か希望があるわけでもありません(切羽詰まっているわけでもありませんが。お給料的にも男一匹がそこそこの趣味を持ちながら生活していけるだけのものをもらっていますし)。年齢的にもこれから何か(大きなことを)していこうというようなこともありません。
ものすごーく平たく言えば、僕のような人間が考えなければならないのは「僕」だけということ。
将来的に放射能汚染の危険性が云々・・・ということよりも、明日の我が身がどうなっているかを心配しなければならないような立場に近いわけです(刹那主義とは違います)。
要するに、脱原発して将来世代の安心だの安全だのをどうこう言うよりも、今電気料金が安くて「僕が」安楽的に暮らせる方がいいなぁ・・・みたいな。
今度の都知事選も、なんか知らないけど脱原発を主張の中心に据える候補が多いみたいで、そんなことからも僕のような人間はそもそもソーシャルスキームからはじかれているっぽいなぁと被害妄想的に感じ取ってみたり。
ま、僕と同じような立場にいるからと言ってみんながみんな僕と同じように考えているということにはなりません。
僕の考えが無責任であるという人もきっといるでしょう。でも、もし僕の考えが無責任であるというならば、あえて問いましょう。それは「誰に対しての」責任が欠如しているという事なのか、と。そしてあなたはその「誰」に対して責任を負っているのか、と。
閑話休題。
なーんてことを考えながら、霞が関をすぎればそこはもう桜田門。
はー、ここまで来ればこのお散歩コースは一応の終了だー。
桜田門駅の前後(有楽町と永田町)はそれぞれが距離的に近いので、なんだったらいずれかの駅までもう少しお散歩の距離を伸ばしてもいいのかも。
しかし、先程も述べましたが、道中面白そうなお店があったり、裏道は表通りとは全く異なる顔を持っていそうだったりとまだまだ探索しがいがありそうです。
東京タワーへの階段登頂もチャレンジしなければならないですし、うまく時間が合えばこのお散歩コース、しばらく通ってみたいと思っています!
なにか面白いものがあることを願って!