宿泊まで。

国道293号線に出るとそれなりに交通量もあり、人里に帰ってきたという印象が強くなります。別に人恋しいわけではありませんが、人の姿が多数見えるようになるとなんとなく安心するモノ。
そして、安心したら急にお腹が空いてきました。やっぱりトウモロコシ、食べておけばよかったな・・・。

293号線沿いには、ベイシアという(地方ならではの?)巨大スーパーがあり、そこでは併設されているガソリンスタンドの割引クーポンを入手できます。どのみちそろそろガソリンも補給しておきたかったので、ベイシアによって調理パンを購入、お腹をそれなりに満たし、またRVFにガソリンを入れてこちらもお腹を満たしたらいよいよ最後の峠、三国峠に向かいます。

本当はベイシアで今日の夜いっぱいやるためのビールとつまみをそろえたかったのですが、すでにシートバッグはパンパン。一度宿泊場所に寄って不要な荷物を下ろしてからでないと買い物することもままなりません。ちょっと二度手間なカンジで残念です。もうちょっと大きいシートバッグを購入した方がいいかな〜〜。

国道293号線から国道17号線に出たら、赤谷湖を左手に眺めながらその周りを回り込み、猿ヶ京温泉を抜けたらいよいよ三国峠。通いなれた峠ですから、峠の頂上の三国トンネルまで結構なハイペースで進むことができます。上りの峠になりますから、途中所々に登坂車線があってトラックなどは道を譲ってくれますからますますハイペースに。
ふとミラーを見ると、後ろからネイキッド(カワサキだったかな。緑色だったし)がくっついてきてました。つかず離れずだったので、同じようなペースで走ってるみたいでしたね。或いは、道に詳しくなくて後ろについてきたのでしょうか?

三国トンネルを抜けるとそこはもう新潟県。湯沢町三国の宿泊場所に一度立ち寄り、しばし休憩をします。時刻はだいたい18:30を少し回ったくらい。ちょっとビミョーな時間。というのも、ここから越後湯沢駅方面に下りて、晩ご飯(晩酌)の調達と天然温泉の二つをしてくる予定なのですが、温泉の方が手前にあり、また温泉の方がスーパーよりも早く閉まります。
普通に考えれば温泉→買い物となるのですが、風呂に入ったらとにかく早く帰ってビールを飲みたいですよねー。風呂上がりにバイクに跨ってさらに下山して買い物をし、それから再び峠を登っていく(攻めるかどうかは別ですよ!)のは、正直億劫。しかし、温泉の営業時間を調べてみると21:00で、最終受付は20:30。苗場から越後湯沢まで下りるのに30分はかからないとしても、バイクに乗る準備をしたりナンダリすればやっぱり30分は見ておきたいもの。
すると麓に下りるのは19:30前後。買い物を済ませて温泉まであがれば、20:00につけるかどうかというところ。ゆっくり買い物・・・というワケにはいかなさそうですねー。
でも、まぁそれなりにゆっくり温泉に浸かるだけの時間はとれる・・・かも。

ぐだぐだしてても仕方がありません。買い物→温泉と決めた以上、スパッと行動開始!
時間的に交通量も少なく、また道路工事をした形跡が見受けられましたがこちらも夜は行わないようで、ほとんどノンストップで麓まで一気に駆け下りることができました。
買い物も、時間的な問題なのか日曜日という曜日の問題なのか、あまり選択肢が無く、さほど迷うことなく買い物を済ませることができました。もともと買い物に時間を掛ける方ではないので、結局10分もしないでスーパーを後にすることに。おかげで20:00前には温泉に着くことができ、ゆっくりと体を癒すことができました(^-^)

一日中バイクで移動し、その途中で3時間ほどの散策も入っていますから、体中が悲鳴を上げるくらい疲れ切ってます。ゆっくりゆっくり体がふやけるまで湯船に浸かり、温泉成分を体内に取り込みます(←取り込めるのかな?)。湯冷めしないように髪も体もしっかり乾かし、仕上げに風呂上がりの牛乳を(紙パックですが)一杯飲んで、もう一がんばり!

これまたノンストップで宿泊場所に戻りました。

ところで余談ですが、新潟県湯沢町は結構山の中にあります。ですので、この時期はかなーり虫がたくさん飛んでまして、メットに時折「ガツン!」と音がするわけですが(音がしない小さい虫は無数に・・・)。
しかし、麓の方は人も多く交通量もあるので、必然的に街灯がたくさんあります。だからなのか、麓から上に上がるに従ってRVFのヘッドライトに照らし出される虫の量が跳ね上がっていくようです。
麓ではおそらく街灯の明かりに引き寄せられる虫の量がかなりあるんでしょうねー。それが中腹を越えた辺りから街灯がまったく無くなるので、そうすると特に引き寄せられるモノがない虫たちは縦横無尽に道路を横断します。だからRVFのライトに大小入り乱れて照らし出されるんでしょうねー。

半ば申し訳ないキモチも持ち合わせますが、RVFのフロント周り、それからメットとジャケットの肩口にたくさんの残骸がついてしまうのはちょっと・・・ねぇ・・・(^_^;;

そんなこんなで無事に宿泊場所にたどり着き、初日を終えることができました。
疲れた体に温泉の癒し、そしてビールとくればあっという間にユメのセカイ。ホントはその日のうちにこのブログだけでも上げておきたかったのですがねー・・・。

こうして、明日は雨かー、とちょっとだけブルーになりながら今日一日の楽しい思い出とともに眠りにつくのでした。

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