そして金精峠から沼田方面へ。

国道120号線に出て、一瞬迷いました。

いや、道に迷ったわけじゃなくて、このまま群馬方面に進むべきか、それとも東京方面へ引き返すべきか。
というのも、空模様。明日はどのみち雨が降るという予報でしたからそれはいいのですが、今日は雨は降らない予報でした。だから今日観光してきたわけですが、標高が高いからなのか、どうしてどうして天気予報どおりには行きません。小雨とも霧雨とも霧そのものともつかない湿気が充満してます。
このままぬれながらあと二つ峠を越すのは結構きついな~~~。。。

空を見あげても、少なくともお天気が回復するような雰囲気は見られません。ですが、一泊二日の予定で出てきているわけですし、あと二つ峠を越せば温泉が待っていますので、ここはあえて予定通り群馬方面に進むことに。

金精峠から群馬県沼田市方面へは、RVFの一番最初のツーリングで通ったルートそのまま。なので特に立ち止まることもなくズババババッとすすんでしまいました。
そのとき立ち寄った丸沼高原の足湯は、ロープウェイが運転しているらしくお客さんもたくさんいることを確認しました。去年は平日だったから誰もいなかったのかしら。それとももっと時間が遅かった・・・かな??

金精峠を走り続け、沼田に近づくとこの道はいつの間にかロマンティック街道というおしゃれな(?)名前で呼ばれるようになります。これを突き進むと吹割の滝という観光名所があるため、渋滞が予想されます。なので去年は途中から奥利根ゆけむりロード(だったかな?)という裏道のようなショートカットに入っていったのですが、その時のつたない記憶を呼び起こすと、確かその案内表示があったはず・・・。
というわけでろくに地図を確認しないで一気にロマンティック街道をすすんでいたら・・・。

いつの間にかそのショートカットの入り口は通り過ぎていて、吹割の滝にたどり着いちゃいました・・・orz

そうそう、このロマンティック街道は別名とうもろこし街道ともいい(これは去年にも触れましたね)、道中ところどころで焼きとうもろこしを売っています。野菜の直売所みたいなところで焼きとうもろこしを作って販売しているのですが、去年は暗くなりかけていたこともあって素通りしました。

今年はそれよりも少し時間が早いこと、だいたいここからなら位置関係がつかめるため時間を逆算できること、そして何より、お昼に山菜そばを食べ、光徳牧場でホットミルクを飲んだだけで後は何も口にしておらず、お腹も空いてきていることから、焼きとうもろこしでも食べようかなーー・・・などと考えながら走り、ちらちらとお店を品定め・・・しているうちに、お店がなくなってしまいました・・・orz

やっぱりどこでもいいからさっさとよってしまえばよかった・・・。お腹すいたーー。。。

吹割の滝を通過して、このまま沼田まで出てしまうと、三角形の底辺以外の二辺を通るようなルートになってしまい、遠回りな上に、交通量の多い道路に出てしまうので渋滞が発生している可能性もあります。
はまるようなら途中でコンビにでもよって何か口に入れておくか・・・と思い始めたころ、ゆけむりロードから入り込むはずだった奥利根望郷ラインの入り口を発見!これを使えば国道293号線を経由して、月夜野ICの先(新潟県より)で国道17号線に戻れます。

こんな立派な道が必要なのだろうかと思うくらいよく整備された道(事実上、広域農道ですよね、これ)を快調に飛ばします。

人、なし。車、なし。対向車、ほとんどなし。これこそ一人旅の醍醐味・・・なのかなぁ。

ここを抜ければ、三国峠はもう少し。三国峠に入ってしまえば、その出口(新潟県と群馬県との県境)が、宿泊地の新潟県湯沢町三国。要するに、苗場ですね。

ずいぶんと疲労も溜まってきましたが、もうひとふんばり!
気力を振り絞ってRVFにまたがり、V4サウンドを響かせて一路国道293号線を目指します!

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