城ヶ島最後のチェックポイント、北原白秋の石碑を見る前に食事も済ませ、お土産まで買ってしまいました。
首からデジ一とスマホをぶら下げ、肩にはカメラバッグ(交換レンズが入っている)を下げ、右手にお土産、左手に三脚を抱えて歩くライディングジャケットのオッサン一人。
いつ通報されてもおかしくありません。まずい、まずいぞ!
ところでこの北原白秋、なんで最後に残しておいたかというと、この石碑があるのが城ヶ崎大橋の袂だったからです。つまり、RVFを止めた駐車場に最後必ず戻ってくるのだから、そのときにここに立ち寄ればいいやという風に(当初は)考えていたんですね。
でも、こうやって食事やお土産を購入することをきちんと意識していれば、お土産が最後になるようにルートを決めておくべきだったのですよ。
なにげに失敗でした。
が、そんなこんなで北原白秋の石碑並びに北原白秋記念館にたどり着きました。
えー、正直な感想としては、「え?これ?」
ここまで城ヶ島を一周、それも足場の悪い岩場や砂場をたくさん歩き、実は結構汗もかき、まぐろてんこ盛り丼を堪能し、サービスのおつまみに思わずノンアルコールとはいえビールまで飲み、そこからこの場所に戻ってくるまでにお土産を買ってそれも抱えてきています。
気分的には、もう帰路についてますよね(笑)
というわけで、すみません。
北原白秋関連は、スマホで写真を撮り忘れました(デジ一ではちゃんと撮りました)。
しかし、北原白秋といって思いつくものが「まちぼうけ」しか無いって言うのは、どうなの?>自分
こうして城ヶ島の名所を一通り巡ったら、再びRVFがまつ駐車場へ戻ります。よかった、ちゃんととまってた(笑)
公衆トイレによって用を足したら、カメラ、三脚、お土産(!)などをうまい具合に収めなければなりません。
さてどうやって積もうか・・・と考えながら、ここまでの旅が無事に済んでいることに感謝して、RVFを肴にコーヒーブレークです。
天気も回復しているし、ひとまず雨に降られる心配がないのはせめてもの救いか?
それにしても、この大量の荷物。一体どうやってRVFの狭いタンデムシート上に搭載すればいいんだ??
そんなこんなで色々と四苦八苦しながらああでもない、こうでもないと荷物と格闘していると、RVFに並べるようにXJRが駐車場に止まりました。
こちらは残念ながらそんなことを気にしている余裕はありません。
なんとかうまい具合に荷物を積まないことには始まらないんですから。
と、そのXJRのライダー(お兄さん)から、「すみません」と声をかけられました。
今、バイク談義に花を咲かせているゆとりはないんだけどな〜・・・と思いつつ、応答すると、「灯台は何処にありますか?」と質問されちゃいました。
現在の時刻、15:30頃。これから見学するの!?
それはそうと、一口に灯台といっても西と東にそれぞれ灯台がありますから、「どっちの灯台?」と聞き返しました。
ところがその彼、どうも城ヶ島に灯台が二つあることを知らなかったらしく、困っています。
仕方がないので「城ヶ崎灯台でいいなら、この道をずっとまっすぐ行けばたどり着きますよ」と教えてあげたところ、御礼を言いながら去っていきました。
日が落ちる前にたどり着けるといいけれど・・・。
そんなやりとりをしつつ、荷物を積んだり下ろしたりを繰り返して・・・。
積んだぜ、コンチクショーっ!
シートバッグの上にお土産を積み重ね、それをヒモで固定です。ちなみにこのヒモ、お土産屋さんで事前に分けてもらったものです。多分積みきれないだろうなー、と予想して、ゴムひもみたいのありませんか?ってお願いしてもらった(普通の)ヒモなんです。
しかして、その読みはバッチリ的中!このヒモがなかったら、絶対積めなかったって!
やっぱりゴムひもくらいはシート下の収納スペースに入れておくことにしよう・・・。
ゴムひもではなく普通のヒモなので、残念ながら振動を受け続けているうちに少しずつゆるんできてしまいました。
途中、高速に乗る前の一般道で一回、高速に乗ってから(横浜横須賀道路)ちょうど工事渋滞でびっちり詰まっていたので、路側帯に寄せて一回、それぞれヒモを縛りなおしました。
ちなみに帰りは計画通り、三脚をバイクに対して横方向に積んでみたのですが、幅に関してはさほど気になるようなことはありませんでした。
ただ、三脚は当然石突き側よりも雲台側のほうが重いです。なので、どうしても少しずつ雲台側が下がってきてしまい・・・。
三脚もシートバッグのベルト部分で止めてあるので、多分抜け落ちるようなことはないと思いますが、やっぱり背中に当たる感触や、映し出される影を見ると、都度手を当てて雲台側を引っ張り上げてみたり。
このあたり、もう少しうまい積み方を考えなくてはいけないようです。
高速道路は横浜横須賀道路でその工事渋滞がありましたが、それ以外はすべて順調、あっという間?に玉川ICに到着。
むしろそこから走った環八の方が渋滞していて時間がかかったくらいです。
最も、途中からサクッと裏道に入ってしまいましたが、ね。
こうして日が落ちきる前の18:00少し前、無事に実家に到着してお土産を渡すことができました。
なお、お土産で購入した「まぐろパイ」ですが、普通においしかったです。別にまぐろの味がしたり生臭かったりすることもありませんでしたし、言われなければ普通のリーフパイやウナギパイとして食べてしまうことでしょう(笑)