コミネ CEバックインナープロテクターDX SK-802

どの走行会にも、MFJ公認の革ツナギを着用して参加しています(コミネのS-43)。この革ツナギ、着用には全く問題なく現在ももちろん愛用中なのですが、一点不安な箇所が。それは脊髄保護部分がウレタンフォームということ。

そこで、より安全性を高めるため、革ツナギとは別にバックプロテクターを着用しています。
もちろん、僕の走行スピードでそんなに大怪我をするようなことはないとは思うのですが、単独事故ならいざ知らず、他車が絡むような場合は、どのように転がるかわかりませんし、可能な限り安全を確保しておくに越したことはないと思うからです。

で、この前まではこのバックプロテクターとして、同じくコミネの「SK-681 エクストリームバックガード CEレベル2」という製品を使っていました。亀の甲羅みたいに背中に背負うタイプのやつで、これを背負ってから革ツナギを着ていたわけです。
安全性の指針であるCE規格の、それもLEVEL2をクリアしているので安心していたのですが、一つだけ困ったことが。
それは、これを背負って革ツナギを着ると、背中側に革ツナギが引っ張られる形になること(甲羅の分だけ背中が大きくなるから)。
そして胸周りが背中側に引っ張られるため、必然的に首まわりも後ろに引っ張られてしまうのです。そのため心なし息苦しくなってしまうのですが、それ以上に困ってしまうのが、この結果として首の後ろにできる襟足の隙間が、前傾姿勢を取った際にヘルメットに干渉し、ヘルメットを後方下側から押しあげてしまうこと。
ヘルメットがこのように押し上げられると、それにつられてシールド部分が鼻先〜口元の方にずれてしまいます。イメージとしては帽子を目深にかぶったような具合になります。
すると当然、コース上のラインに上目遣いで視線を送るのが完全に遮られてしまいます。なのでその都度手でヘルメットの位置を押し戻しながらライディングしなければなりませんでした(だからこの時は塾長がガムテープで襟足を押し込んでくれたのです)。

もっとも、ヘルメットを購入した時も革ツナギを購入した時も実は今より15kg近くデブっていたので、今の体型と合っていないという理由もあるのでしょうけれど(さらに革ツナギは在庫処分の吊るしモデルでした!)、革ツナギだけの着用であれば少なくとも首の後ろに襟足の隙間が(あまり)生まれないことは確認していたので、何か対策をとればまだまだこの革ツナギでいけるんじゃないかと・・・(^ ^;;

で、考えたのがウレタンフォームのインナープロテクターを、CE規格に準拠したバックプロテクターに交換するという方法。この方法における唯一の問題は、革ツナギのモデルがあまりに古いモデルであるということ。これに対応している製品があるかどうか、正直微妙な感じなんです。

そこで早速美女木2りんかんで自分の革ツナギに適合する、コミネのCE規格準拠のバックインナープロテクターを調べてもらいました。その場では解決しなかったので後日連絡を貰うようにし、いただいた連絡によればタイトルにあるSK-802という製品なら僕の古い革ツナギに対応していて、ついでに現在メーカーに在庫があるそうです。
なのでそのまま2りんかんで同製品を取り寄せを依頼。

そして待つこと4〜5日。
2りんかんから入荷の連絡があり、早速受け取り&交換をしてみたのでした(笑)

これが受け取ってきたSK-802。なるほど、このサイズなら確かにそのまま革ツナギのインナーに装着できそうです(ってゆーか、できるはずですよね)。

開けてみました。なんか、背面側だけみると、三葉虫みたいですね(笑)
ちゃんとCE規格に準拠しています。LEVEL2でないのが残念です(この点はグレードダウンということですからね)。

ちなみにバックプロテクターを両方並べてみるとこんな感じ。
SK-681の方が、上下方向に少し長めです。装着すると腰の後ろあたりまで覆ってくれますからね〜(革ツナギのインナーはそこまでのサイズになっていない)。
しかし一番の期待は、この厚みの違いです。SK-681はこの厚みゆえ、その分だけ革ツナギが背中側に引っ張られることとなり、結果的に首まわりも後ろに引っ張り、襟首が立ち上がってしまうことになっていたわけです。
これにくらべたら、インナーバックプロテクターであるSK-802はかなり薄い!
・・・ま、薄くなればその分衝撃には弱くなるということなのかもですが・・・。

それでは早速現在のウレタンフォームのインナーを取り出し、SK-802と交換することにしましょう。

取り出したウレタンフォームのインナーと、SK-802の比較。心なしかSK-802の方が細長い感じがします。
2りんかんで革ツナギのサイズを伝えているので、SK-802のサイズ(大きさが二種類ある)が間違っている可能性は低いですが、これ、ちゃんと革ツナギに入るのかな?

ちょっと苦労したけど、ちゃんと入りました(笑)

試しに着用してみたところ、少し背中周りの自由度がなくなりましたが(硬いプロテクターが装着されているのですからこれは仕方がない)、特に違和感はありません。前傾姿勢を取ってみても、首まわりが全く引っ張られる感じがありません。これはいい!

あとは実際に走ってみなければわかりませんが、十分に納得出来る買い物だったと思います。
SK-681は・・・ツーリング用になるのかな?
でも、ツーリング時に背中に甲羅を背負っているのって、旅先での自由度が減りそうでちょっとな〜とも思うんですよね〜。

ま、ぼちぼち考えることにしましょう。

ところで。
取り寄せ品が入荷しましたという連絡を2りんかんから受け取り、早速取りに行ったところ、なんのキャンペーンなのかはわかりませんでしたが、なんかの割引キャンペーン対象らしく、少しお値段がお安くなりました。

ラッキ〜♪(笑)

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