5k iMacにnfsでマウントしているCentOSのディレクトリには基本的に映像関係の・・・ってゆーか、要するにかつてリッピングした映画のmp4データなどが入っています。
nfsで5k iMacにマウントさせて、vlcでこれらファイルを視聴する、という使い方なので、これらを5k iMac上からとやかくすることはまずないのですが、まれにファイル名を変更したり、連番を揃えたり・・・といったことを行いたくなることも。
ところが現状、それができませんでした。
その原因は、uid。
現在、サーバ上に作成してある一般ユーザのuidは500。
そしてnfsはマウントする際に、このuidを利用してマウントするため、マウント先、つまりこの場合では5k iMacですが、こちらの一般ユーザとuidが揃っていないとマウントディレクトリ内のファイル・フォルダへの変更が行えません。
そして5k iMacのユーザのuidが500だったら問題なかったのですが・・・。
$ dscl . -list /Users uid
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・(中略)
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boota 501
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・(中略)
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macでuidを調べるコマンドを叩いてみたところ(↑)、なんと一般ユーザのuidは501・・・orz
というわけで、方法は3つ。
- 5k iMacのユーザのuidを変更する
- CentOSのユーザのuidを変更する
- CentOSに新しいユーザを作成する
実際のところどれでもよかったのですが、1は正直まだ使い慣れないmacなので極力余計なシステム変更は避けたいこと、そして3は不必要なユーザを作ると後々面倒になること(NFSマウントのためだけにユーザを作るのはばかばかしい)ことから、2の方法に決定。
LinuxではユーザIDを変更するのは簡単で、
# usermod -u 501 boota
するだけです。
uidが501に揃ったら、
$ sudo mount_nfs -P xxx.xxx.xxx.xxx:/mountdir /mountpoint
してあげればOK!
ちゃんと自分自身にアクセス権としてr/wがついたことが確認できました!
作成日など幾つか変な感じの部分がありますが、これで5k iMacからこのフォルダに各種変更を施すことができるようになります。ファイル名やフォルダ名の変更だけであったとしても、です!(笑)
※フォルダやファイルの変更は、それぞれのフォルダやファイルの所有者が該当のuidのユーザになっている必要があります!