先だって、実家のPCをWindows XPからCentOSに置き換えたのですが、置き換えた途端(?)、実家で使っていたワープロ専用機が壊れ始めてしまい、PCでワープロをしなくてはならないと言い出しました。
ですがなんと言ってもLinuxですから、PCでワープロ環境を整えるにもWindowsのようには行きません。
まずはプリンタドライバを探し(Canonのインクジェット複合機PIXUS MG5130を使用しているのですが、ちゃんとドライバが提供されていた。しかも、RPM!)、インストールをし、プリンタを物理的につないでいるCentOS 6.xをプリントサーバとして利用するためにCUPSの設定を行い、実家のどのPCからも(CentOSがこの他に1台、Windows 7が1台)ネットワーク経由で印刷できるようにしました。
印刷環境が整ったら次は文書作成環境です。
幸いCentOS 6.xにはデフォルトでLibreOfficeが、CentOS 5.xにはOpenOffice.orgがインストールされますので、ワープロ専用機を代替する仕組み自体は整いました。
しかし、ハードウェアの仕組みが整っても、それを使う人間、要するにソフトの面ですね、これが整わないとどうしようもありません。
そこで会社帰りにヨドバシアキバへLibreOfficeの『できる!』シリーズみたいな奴が無いかどうかを探しに行きました。
ルートは、通勤途中の有楽町駅で下車し、秋葉原(ヨドバシアキバ)まで徒歩、買い物を済ませたら秋葉原(ヨドバシアキバ)からこれまた通勤経路上にある飯田橋まで徒歩、というちょっとしたウォーキングルートです。
これは道中、東京駅での一枚。
うっすらと月が浮かんでいるの、わかります?
駅正面から皇居方面にまっすぐ伸びる道路から差し込む夕日をまっすぐに浴びる東京駅は格好の被写体なのか、多くの人がその真正面から東京駅を撮影していました。
・・・でも僕はなぜかそこから外れたこの角度・・・(^-^;;
17:30頃有楽町からスタートしたので、大分日も傾いてきてしまっています。
これじゃヨドバシアキバでぶらぶらする時間はないかなぁ・・・(帰宅してから夕食の準備をしなくてはならないのだ!)。
というわけで、ヨドバシアキバでは目的の書籍のみを購入してスパっと帰路についちゃったわけですが、肝心の書籍はというと・・・。
これを購入しました。
『すぐわかるLibreOffice』。
LibreOffice関連の書籍はいくつかあったのですが、全体をパラパラとめくってみて、フルカラーで初心者向けのものというイメージに一番近かったのがこれでした(他のはフルカラーじゃなかったり、用途が限定されていたり)。
本当はLibreOfficeのではなく、Writerのが欲しかったのですが(MS-OFFICEだって『できる!OFFICE』じゃなくて、『できる!WORD』とかですものね)、残念ながらそういったものは見当たりませんでした。
まぁ、全くのずぶの素人がWriterで文書作成を行うわけですから、むしろこれくらいのほうがいいのかもしれませんね。
しかし問題は、この書籍が「Windows 8.1/7/Vista/XP対応」と謳っていることからわかるように、そもそもLinux版は想定されていないことです。
ある程度リテラシーがあれば、多少の違いは読み手が吸収してくれますが、初心者が読むとなるとそうは行きません。
書籍にキャプチャされた画像と同じ画面が出なければ、そこでつまずく可能性も・・・(例えばツールバーの絵が違う、とか、ツールバーにツールがない、とか・・・)。
そうした苦労は”無償”で使えることへの対価だと考えられるようだと助かるんですけどね〜。。。