LinuxでGyaO!を見れるようにする(ブラウザ編)

LinuxのfirefoxでGyaO!を見ようとすると、こういうエラーが表示されてしまうことは以前にもお伝えしたとおりです。

gyao_00

そしてこれを回避するために、Firefoxにandroidを偽装させてアクセスしましたが、これだと画面が前画面表示固定となってしまい、解像度の粗さ(ジャギー)が目立つきれいじゃない絵で再生されてしまうことも先に報告したとおりです。

その後当該投稿にコメントをいただきましたが、その情報によるとLinuxでもOperaでアクセスすれば大半の映像は視聴できるという事でした。
僕自身もかつてはOperaを使用していたこともあるので、いっそこのままメインブラウザをOperaに変更してしまおうかとも思ったのですが、やっぱりFirefoxに愛着もあり、なんとかFirefoxで頑張ってみることに。

さて、Operaでアクセスすれば視聴できるという事は、FirefoxがOperaを詐称すれば視聴できるということなのではないかと考え、User-Agent Switcherに早速Opera用のUser-Agentを作成してみました。

各種ブラウザのUser-Agentがどのようなものかは少し検索すればわかりますが、今回僕が利用させてもらったのはこちらです。
それによると、OperaのUser-Agentは(バージョンや対応OSによって色々とありますが)基本的に次のようになるみたいです。

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; en) Opera 9.00

Opera/9.51 (Windows NT 5.1; U; ja)

表記としてはだいたいこの2パターンなのですが、ここで一つ問題が。
それは、僕のBLOGはMSIE6.0からのアクセスはアクセス拒否しているという事。まぁ、Operaを詐称させるのはGyaO!にアクセスするときだけなので実害はありませんが、やっぱりなんとなく気分的によろしくありません。
そこで下段の表記を利用してFirefoxにOperaを詐称させてみることにしました。

結果は・・・ダメでした。
Operaを詐称させているので、ブラウザ自体はOperaで認識されているはずなのですが、エラーが表示されてしまいます(ただし、OSではじかれることはなくなったみたい?)。

gyao_browser_01

・・・お使いの「OS」ではなく、「ブラウザ」ではじかれたかー・・・(´ε`;)ウーン…

というわけで、残念ながらFirefoxでOperaを詐称させてGyaO!を利用するのはダメでした。

・・・と、いつもならここで終わるのですが(笑)、今日の僕はひと味違います(ホントか?)。

Operaの弾いている理由が「ブラウザ」なんです。ということは、はじかれないブラウザだったら大丈夫なのでは?
と考えて、それなら現在最も普及している(のかもしれない)無料ブラウザ、Googleが布教活動に熱心なGoogle Chromeならどうだろう・・・?

そこで早速実験してみました。
先ほどのUser-Agent一覧からGoogle Chromeを見ると、だいたいこんなふうになるようですね。

Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/28.0.1500.52 Safari/537.36

Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/28.0.1500.63 Safari/537.36

OS指定部分をLinuxにしてしまうとまたOSではじかれる可能性が高いので、ここはおとなしく下段の表記を使用してUser-Agentを作成します。
そしてFirefoxにChromeを詐称させてGyaO!にアクセスすると。

gyao_browser_02

はい、このとおり!
ちゃんと再生されます!音も出てます(これは当たり前か・・・)。
さらに。

gyao_browser_03

大きな画面表示にも対応!

これで、何か他の作業をしながら映像を流し続けることができるようになりました!
ただ、GyaO!はアクセスコントロールを頻繁にかえるそうなので、この方法がいつまで有効なのかはわかりませんね・・・。

boota

いろんなモノに、いろんな意味で、ヲタ。なのかも?

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