昨日のヨドバシAkibaで約２時間、迷って迷って迷いぬいて、ようやっと購入の決心をしたもの。
それは、2,500円程度のUSBキーボード！
なんでたかが2,500円程度のキーボード購入でそんなに躊躇ったかというと…。
実は今使っているキーボードが、ものすごーーーーーーく気に入っているからなんです。
ずっと使い続けているので（十年くらい使ってるんじゃないかな…）かなり汚れていて、キートップは所々剥げてしまっています。
キーボードに角度をつけるための脚は、片方が折れ、同じ程度の高さになる修正テープに載せて使っているくらい。
手前の方、脚が無いでしょ？
このキーボード、私がはじめて単体で購入したキーボードで、パソコンショップのキーボードコーナーで、ひたすらすべての見本を目を閉じてタッチタイプして選び抜いた一台なんです。
Filcoブランドのメカニカルキーボード。FKB-109J（キーボード裏にはこの製品名が添付されているが、WEBで調べてみるとFKB-107Jという記述もあった）。今となっては珍しい、というか、全くといっていいほど見かけなくなってしまったPS/2接続！
メカニカルスイッチの強力な反発力、キーを押下したときの物理的なクリック感、ガチャガチャとした動作音。
こうしたすべての要素が、キーを叩く私の感覚にマッチングして、とても気持ちよくキーを叩けていたんです。
しかし、もうずいぶんと酷使してきたため、所々反応しない、或いは反応が鈍くなっているキーがあり、時折それが原因で作業が滞ることも。
そんなわけもあって、キーボードを新調すべきかどうか迷っていたんです。
最近では茶軸とか黒軸、青軸なんてキーボードもあるようですが、どれもこのキーボードのメカニカルタッチには遠く及びませんでした。
そもそもメカニカルスイッチのキーボード自体をあまり見かけません。タイピングはPCの基本必須動作ですから、ここはあまり妥協したくはありません。
しかし、そこにこだわり続けると、選択の幅は一気に狭められてしまいます。
そこで、ヨドバシAkibaに展示されているすべてのキーボードをタッチタイプ。
…したのですが、あまりしっくりきません。
一部で強烈な支持者のいるハッピーハッキングキーボードもあったので期待したのですが、なんかちょっと違う…。
