そのままではyumでインストールできません。
バイナリパッケージをダウンロードしてインストールするか、yumでインストールできるようにatrpms-repoを追加するかになるのですが、ここでは後者を選んでみました。
atrpms-repoのインストールについては、こちらを参考に。
その手順にしたがうと、まずリポジトリを手作業で追加します。
# vi /etc/yum.repos.d/atrpms.repo
[atrpms]
name=Redhat Enterprise Linux $releasever – $basearch – ATrpms
baseurl=https://dl.atrpms.net/el$releasever-$basearch/atrpms/stable
enabled=0
gpgcheck=1
gpgkey=https://atrpms.net/RPM-GPG-KEY.atrpms
ち なみにenable=0は、デフォルトでこのリポジトリを有効にしない、ということです。rpmforgeの時に、baseリポジトリのパッケージが上書 きされないようにbaseリポジトリにpriority=1を設定しましたが、同様に上書きを避けるために、atrpmsリポジトリを有効にするにはオプ ションをつけてyumで明示的に指定しなければならないようになっています。
atrpms.repoを保存したら、ATrpmsのGPGキーを追加します。
# rpm –import https://atrpms.net/RPM-GPG-KEY.atrpms
とくにメッセージは返って来ません。
あとはyumするときに、–enablerepo=atrpmsオプションをつけてinstallを行えばOK。
# yum –enablerepo=atrpms install xmms*
ところがどうやらインストールするにはlibvpx.so.1()(64bit)というファイルが必要なようで、途中で止まってしまいました。
# yum install libvpx*
したのですが、libvpxパッケージはインストール済み。このファイルを必要としているのはlibavcodecというパッケージであるらしいことはわかりましたので、とりあえずlibavcodecを除外してインストールしてみることに。
しかし、これを除外しようとすると今度はlibavformatパッケージが依存性のエラーを吐いてしまいます。
そこでさらにlibav*で除外したところ、今度はvlcパッケージの依存性欠如を吐き出しました。
しかし、よく考えればvlcはbaseもしくはrpmforgeリポジトリでインストール済み。なので・・・。
# yum –enablerepo=atrpms –exclude=libav*,vlc install *xmms*
で強引にインストールしてみたところ。
うまくいきました♪
ためしにmp3を再生してみたところ、きちんと再生されることを確認。
これでmp3ジュークボックスが可能になりました(笑)
そういえば、昔はxmmsの他に、mp3を鳴らすためにはxmms-mp3パッケージが必要だったけど、今は必要無いのかな?(xmms-mp3パッケージはインストールリストに含まれなかったし、mp3はちゃんと再生できている)