以前にclasspnp.sys関連の不具合を解決した、家族使用のパソコンSony Vaio Jシリーズ(VPCJ1)をお下がりでもらうことになったので(家族は最新のPCを新たに購入したのです!増税前に!(笑))、これを今のサーバマシンとリプレースしたいなと考えています。
で、せっかくなので快適環境を構築するためHDDをSSDに換装してから、現在のサーバOSと同じCentOS6.10を新規にインストールしました。
というわけで現在、サーバ用の環境構築を始めたわけですが、作業するに当たってやっぱり快適なX環境が必要です(だっていろいろネットで調べないといけないこともありますし)。
ところが同OSをインストールしただけでは、GNOMEが1024×768という手狭な解像度まででしか起動せずちょっと使い辛いのです(サーバになった暁にはこれはさほど問題になりませんが)。
調べたところGPUはnVIDIAのGeForceだった(NVIDIA GeForce 310M GPU)ので、サクッとnVIDIAドライバをインストールすることに。
もちろんデフォルトのままサクッと・・・と言うわけにはいかず、簡単に備忘録しておきます。
- nVIDIAのドライバをインストールに先立って、cc環境とkernel-sourceが必要になるため、
# yum install gcc
#yum install kernel*
などしてそれぞれをインストールしておく。 - NVIDIA GeForce 310M GPUは最新版のLinux用nVIDIAドライバ(投稿時点で390)ではサポートされていなかったので、サポートされている(古い)バージョンのドライバをダウンロードする。
(サポートしているのはNVIDIA-Linux-x86_64-340.107.runというバージョンのドライバでした) - /etc/initttabの最終行を
id:3:initdefault:
に書き換えておく(GUIで起動しないようにしておく)。 - Xをシャットダウンしてコンソールからダウンロードしたドライバをインストールする。
# sh NVIDIA-Linux-x86_64-340.107.run
インストーラの指示にしたがっていけばインストールは完了する・・・はず・・・。 - 再起動(リブート)
- startxした後に一瞬nVIDIAのロゴが表示されればOK!
- 高解像度のXでクライアント環境を満喫!(笑)
(デフォルトで1920×1080になりました)
サーバとして稼働するようになれば基本的にXは不要になるのですが、ほとんど人の来ない趣味のBLOGサーバですから、クライアント環境と併用でもいいかな~・・・みたいな?
いずれにしても、快適なデスクトップ環境で今この投稿を行ってます(^ ^)
動作もスピーディだし、いい感じです♪