どのみちマシンのリプレースを考え中なので、その前にせっかくだからlinuxでblu-rayディスクの映画を見ることができるかどうかチェックしてみることにしました。
(せっかくblu-ray対応のドライブを購入したことですし)
まずは素のままでトライします。(ubuntuでのレポートですが)こちらのblogを参照しながら進めていきます。
- キーデータベースであるKEYDB.cfgを取得、これを「~/.config/aacs」以下にコピーします(ディレクトリはこの時作成します)。
- vlcがインストールされているディレクトリにAACS dynamic library(libaacs.so.0)をコピーする。
確認したところ、「/usr/lib64/」以下にvlcディレクトリがあり、また、「/usr/lib/」以下にはvlcファイルが、そして「/lusr/bin/」以下にも同様にvlcの(実行?)ファイルが。
なので該当ディレクトリ内に上記ライブラリをコピー。
ちなみにこのファイルは、本家によれば「put that file in VLC folder (or in LD_LIBRARY_PATH, usually /usr/lib64/) このファイル(libaacs.so.0のこと)はVLCフォルダ(または共有ライブラリ内、普通は/usr/lib64/だろう)に放り込んでください」とのことなので、多分ここだけにコピーすればいいものと推測されます。 - ディスクセット。
- vlc起動、「ディスクを開く」タブを開くも、blurayディスクのラジオボタンなし→ディスクを指定できず断念。
というわけで、まずはblu-rayが選択できるようにするにはどうしたらいいか探します。
ってゆーか、普通に答えがありました。だって、本家のサイトにちゃんと「Wonder how to get your VLC 2.0 to play encrypted blu-ray discs? Here’s how.(暗号化されたブルーレイディスクを視聴するために、どうやってVLC2.0を入手すればいいかって?これがそのやり方さ」って書いてありましたから(笑)
しかしここで問題が。
上記VLC2.0のリンクをたどってVLC本家に行き、vlcのダウンロードボタンを使ってダウンロードサイトに入ると、様々なディストリビューション用のパッケージへのリンクが貼ってあるのですが、RHELを見るとなんと5までしか無い上に、vlcのバージョンは(僕が今使っているものよりも古い)0.8.xなどしか置いてないのです。
ってゆーか、うちは今CentOS 6.xだし!
ということで念のためFedoraを確認すると、こちらにはダウンロードできるバージョンの表記は無く、その代わりどうやらrpmfusionというところからダウンロード出きるようになっているみたいでした。
ということで。
- rpmfusionをインストール(yumでここのリポジトリが使えるようになる)。ちなみにrpm形式で、僕がダウンロードしたのはrpmfusion-free-release-stable.noarch.rpmというバージョンでした。
- 上記リポジトリを使い、vlc(2.0.x)、libaacs、libbluray、libbluray-develをインストール。
これはyumを使ってインストールできます。 - これにより、libaacsのバージョンが0.4.0に変更され、「/usr/lib64」以下に置いたlibaacs.so.0は新しいバージョン0.4.0にシンボリックリンクが張られていました(このことからも同ライブラリを置くのは子のディレクトリだけで良かったと思われます)。
念のため、手動でコピーしたすべてのlibaacs.so.0の場所に0.4.0を平行して入れておくことにしました。
で、起動してみると・・・。
お、ディスクメニューの中に「ブルーレイ」が入ってる!!
これを選び、「ディスクメニューなし」にチェックをいれ(入れないと落ちるメディアが多いらしい)、(理由はわかりませんが)「参照」ボタンから当該ブルーレイを選択したら・・・。
「再生」を押下、これでブルーレイが再生されるはずだったのですが・・・。
入力を開くことができません:
VLCはMRL ‘bluray:///dev/scd0’を開けません。詳細はログを確認してください。
だそうでした・・・orz
うーん、これは何が原因なんだ~?
とりあえずドライブにセットしたディスクは見えているので、そこからあと、つまりコーデックやVLCの設定の問題なのかなぁ・・・?