これくらいは許されるよね、auさん。

さて、またまたauバッシング(?)ネタで申し訳ありません。
が、今日のはちょっと毛色が違いますのでご安心を(笑)

現在使用中のauのiphone5sの格安SIMキャリア変更を検討しているわけですが、近頃はau傘下のUQ MOBILEが(ある意味非公式ながら)iphone5sへの対応を認めており(iOS 7.1.2に限る)、僕の手持ちのiphone5sはばっちり対象に含まれていることもあって、一気に乗り換え熱が盛り上がってきました。
しかし、となると今度問題となるのは、いつ切り替えをすればお得に切り替えられるか、ということ。

ちょっと調べてみた限りでは、例えばLTEのフラットプランなど月額固定の使い放題オプションは月の途中で解約しても日割計算してもらえないとか。
いろいろあって面倒くさいな・・・と思い始めた矢先、ちょっと気になる情報が目にとまりました。

それは・・・。

auでお得に機種変更する方法!157に電話するだけで最大30,000ポイントがもらえる『MNP引き止めポイント』

という記事。
ざっくりその手順を見たのですが、気になってもう少し深く検索してみると・・・。

他にも、「au、MNP引き止めポイント(1万円分)の貰い方」とか、「MNPに待った!auの157に問い合わせれば最大30,000ポイントもらえるかも!【MNP引き止めポイント・クーポン】」とか、類似の情報がいくつも。

それぞれを読み比べて見ると、どうやらこういうことのようです。
まず157に電話をかけます。
すると自動音声ガイダンスにつながるので、ガイダンスにしたがい「3」→「2」とプッシュして、NMPによる他社への転出でオペレータに電話をつなぎます。
後はオペレータに「本当は転出したくないんだけど・・・」ということを匂わせながら転出手続きの相談をすると、(その基準は不明確ながら)ある基準を満たすユーザはauに引き止めるための特別なポイントがもらえることもある、ということでした。

重要なのは、ポイントが「もらえる」ではなく、「もらえることもある」というところ。
実際の所、どういう条件だともらえるのかがわからないみたいです。契約年数が長いともらえるようなのですが、他方で契約したての人でももらえたり、反対に長期契約なのにまったくポイントの話がでなかったり・・・とその対応はまちまち。
なので大抵どのサイト、BLOGでも「ダメモトで」という但し書きがついていました。

僕は実はかなりの長期契約ですが、果たしてポイントがもらえるかどうかは分かりません。それでもひとまず「ダメモト」で挑戦してみることにしました(どのみち機種変更などする予定もありませんでしたから)。

結論から言うと僕もポイントを付与されて引き止め工作をされたのですが、僕の場合は大体次のような条件及び話の進め方で、トータル45,000ポイントをいただくことができました(始めは50,000ポイントだったのですが、その後先方からTELがあり、トータルでつけられるポイントの最大値は45,000ポイントでした、と訂正があった)。
あくまで僕の場合、ということですが、大体こんな手順でポイント獲得にいたったという流れを(後進のために?)残しておくことにします。

まず僕の契約状況を簡単に説明しておきましょう。
僕は家族と合わせてauをトータル3回線契約しています。
僕がスマホ1回線とガラケー1回線(これは父に端末を渡してある)、母がその名義でガラケー1回線です。
僕のスマホ(というか、メインで使ってきた)回線は既に16年目を過ぎ、母のそれは13年、もう一つの僕の回線も5年を過ぎてなお契約中という状況です。
おわかりですね。
つまり、どの回線をとっても、長期に渡ってauユーザであるということです。

しかし自分から「長期で使っているんだから」みたいな話をするとなんだか偉そうですし、もしかしたらオペレータの気持ち一つでポイントの話が出たり出なかったりという可能性もあるので、最初は普通にNMPの手続きでわからないことがあるから・・・みたいな話を切り出してから交渉をスタートさせました(この時点で「交渉」という感覚を持っているのは僕だけですが、ポイント付与の「交渉」をしようとしているのではなく、あくまでNMPの「相談」をしようとしている、という態度でスタートします。

その上で、

  1. 長期で使いつづけるよりもNMPで転出した方が料金的にも優遇され、ずっとauを使いつづけるメリットが無い
  2. 具体的にソフトバンクの営業さんからはNMPによる3回線の乗り換えで●●という(具体的な)メリットがあり、乗り換えを検討している(例えば僕は3回線乗り換えで、iphone6 64GBが実質無料、3年間は3回線で6,000円程度、というような条件を提示されました)
  3. しかし、両親は年で、今からケータイを変えたりするといやがるし、なによりキャリアのメルアドが変わってしまうのが困る
  4. このところauサポートに不満を持つことも多いし、そうした点でも転出を視野に入れている
  5. 初めに転出ありき、ではない(できれば転出したくはないけど、しかたなく転出を検討している)

というような話をしました。
とにかく転出!みたいな話をすると、引き止めてもらえずにあっさりNMPの予約番号が発行されてしまうこともあるようです。

これらに対して、最初オペレータは転出手続きの費用やメリット、デメリットなどを説明しつつ、転出用の予約番号をお取りしましょうか、みたいに提案してきました。
もちろん、実際にはポイントの獲得が目的なので、予約番号を取得してしまうことのデメリットを確認し(いくつかある)、どうしようかな~と迷うふりをしつつ、概算でいいのでで見積りを依頼しました。
なんで見積りを依頼したかというと、これによって僕の契約状況を相手が理解できるからです。
(具体的かつ直接的にどの回線も契約期間が長い、つまり僕や母が優良顧客であることを分かってもらうわけですね)

見積りで止めておくのには別の理由もあって、実はその予約ナンバーを発行されてしまうと発行手数料がかかってしまうということと、予約ナンバー(有効期間が大体2週間くらいらしい)が生きている期間は、住所変更などの一切の手続きができなくなるということです。
なので僕はオペレータと話しているときには常に「まだ迷っている」ということをアピールし、「とりあえず金額的なことが知りたいので概算見積りを出してもらえませんか?」と言う形で話を進めました。
ポイントは、NMP予約番号を出せ!ではなく、出してもらうとしてどれくらい金額がかかるのかしりたい、という一歩手前の状態をキープすることです。
これをしないと、会話は録音されているため、後々NMPがらみでauの対応を批判する時にも、「お客様がNMP予約番号をお求めになりましたよね?」なんて言われることを防げなくなってしまいますから。

そして実際、僕の契約年数が非常に長いことを知ったオペレータは当然「長くご愛顧いただいて・・・」といった具合に、少し対応の温度が変わってきました(これまではどちらかというと「転出するならどうぞ」というような態度だった)。
そこですかさず、「僕はかつてcdmaOneが始まったときからのauユーザで、それなりに愛着もあるし~、両親のさっきの話のこともあるし~、かと言ってこのところのauのサポートはちょっといかがなものかという憤りもあるし~・・・」みたいに、「本当は転出したいわけじゃないんだけど、心情的にauから離れざるをえないな」みたいな雰囲気をそれとなく伝えます。

そうしたら。

「長くご愛顧いただいているのに、そのようにお感じになるようなサービスになってしまい、申し訳ございません。ですが、せっかくこんなに長期間に渡ってご愛顧いただいているのですから、私どもとしましても、できる限りのことはさせていただこうと思います。つきましては、もし機種変更でお乗り換えをご検討されているならば(NMPの話をしているので、機種変更が前提になっている)、機種変更にお使いいただけるポイントを最大限つけさせていただきまして、引き続きauをご愛顧いただければと思います」

といったような提案がオペレータから出てきました。
(ここでニヤリ、としてはいけない! 笑)

そして3回線とも契約が長く、特に僕のスマホ回線は圧倒的な長さなので、
僕のスマホ回線・・・20,000ポイント
僕のガラケー回線・・15,000ポイント
母のガラケー回線・・15,000ポイントの合計50,000ポイントを、共有できるauポイントとしてお付けします、という内容でした(walletポイントとしてつくのではない)。

ただし、これは機種変更にしか使うことはできず、ポイントの有効期限も来月一杯となってしまいますが、どうかこれで引き続きのご愛顧をご検討いただけないか、という提案でした。

本当は何にでも使えるポイントが付与されるのかと思っていたのですが、さすがにそれは虫がよすぎますよね(笑)

この提案を勝ち取ることが今回の交渉の目的(それもポイント数は上限目一杯までついた)だったわけですが、「じゃ、それで」と即答して電話を切ったのではポイント欲しさの問い合わせが見え見えになってしまいます(本当はそうであったとしても)。
これまであった一連のどうしようもない最低のユーザサポートの情報を向こうが分かっていないということは、多分ここで記録される会話ややりとりもおそらく共有されたりひもづけされたりすることはまずないのでしょうけれども(あまりにひどいクレーマーのようなことをしてればそうした共有はありえますが、何百万人といるユーザの個々の問い合わせの情報なんか多分管理してないんでしょうね)、後々また何かあったときに気持ちよく対応してもらえる(かもしれない)素地を作っておくためにも(それがいかされるかどうかは別問題)、ここはあえて「オペレータの●●さんがそこまでおっしゃって引き止めてくださるなら、ではポイントをお付けいただいて、家族とも少し検討してみたいと思います」なんて気を持たせるような返事をして、無事にポイントをつけてもらうことに。

(その後、付与できるポイントの上限が45,000ポイントだったと言う訂正の連絡があったが、ここで「さっき50,000ポイントと言ったじゃないか!」みたいにごねるとポイント目当てがバレバレ。ダメモトで連絡しているのですから、45,000ポイントでも充分だと自分を納得させること!)

翌日までには反映させておきます、ということでしたが、ほどなくして。

hikitome_pointナイス!(笑)

一つだけ問題があるとしたら、このポイントが(オペレータの説明が正しいとすれば)機種変更にしか利用できない、ということ。ポイントを使ってオプションを購入したりはできないということらしいですね。
ま、それは上にも書いたように虫がよすぎますし、図々しすぎますもんね。

これで当初予定していたポイントを無事にいただいたわけですが、さて、機種変更にしか使えないとなるとこのポイントをどうやって有効活用しよう?
僕は(私生活にいろいろあった時期に購入した)iphone5sに深い思い入れがあるので(手放す気にはなれない)、実際のところiphone6に変更するつもりはありません(それに僕は手が小さいので・・・)。
かと言って、両親だって(年齢が年齢なので)新しい機種にしてしまうことにやっぱり抵抗があるみたい(形が変わると操作の方法とか分からなくなってしまうらしい)。

せっかくつけてもらったのに、みすみす無駄にしてしまう・・・?
ま、つけてもらったという満足感を得られたのだから、それはそれでいいかという納得の仕方もある一方で、やっぱりせっかくもらったのだから有効に活用したいなという気持ちがあるのも正直な所。

というわけで、現在このポイントをフルに活用する方法を模索中・・・ってゆーか、ちょっと思いつきました。

何をするかは・・・それがうまく行ったときにまた改めて、ということで・・・(^_^;;

boota

いろんなモノに、いろんな意味で、ヲタ。なのかも?

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