SSDに切り替えるにあたって、頻繁に書き換えが行われるファイルやディレクトリに関しては可能な限りtmpfsに、つまりRAMディスクにマウントさせることでSSDへの書き込み回数を減らそうと考えています。
現在はまだHDDで稼働中ですが、/tmp以下をtmpfsでマウントさせています。しかしこれだとなかなかRAMディスクの恩恵にあずかれているのかどうかわかりません。
そこで、例えば映像ファイルなどをtmpfsで一時的にRAMディスクにマウントさせ(RAMディスクにマウントしたマウントポイントにコピーして)再生してみたらどうだろう?と考えてみました。
そこで。
tmpfs /tmp tmpfs size=1000m 0 0
tmpfs /test2 tmpfs size=5000m 0 0
こんなふうに、二つのディレクトリをtmpfsにマウントさせて実験してみることに。
ちなみに、上は現状で使っている/tmpディレクトリ。下が新たにマウントさせて実験してみることにした新しいディレクトリ(test2)です。
この/test2に映画のファイルをコピーして、dfしてみると。
# df -k .
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
tmpfs 5120000 975472 4144528 20% /test2
おぉ、ちゃんと消費されているじゃないの!(ちなみに5GB程度で確保したディレクトリに1GB程度のファイルをコピーしたので、使用率はちゃんと20%になっています)
そして実際にムービーファイルを再生してみると。
もちろん再生がスピーディに・・・なんてことはなく、通常通りの再生なのですが、ふと操作していて気づいたことが。
それは、ランダムに再生ポイントを変更してもまったくディレイすること無く映像も音声も追従してくること。
もしかしてこれがRAMディスクの恩恵なのかも!?
というわけで、今日の収穫としてはRAMディスク(tmpfs)には複数ディレクトリをそのままマウントさせることができる、ということでした(笑)