iptables-restoreコマンド

ぶっ飛ばしてしまったHDDのデータって言うのが、困ったことに/home以下のマウントだった全ユーザデータ領域のHDDでした。
さすがに慌てましたが、辛うじて約3ヶ月前にフルバックアップをとっていたこともあり、一気に全てのデータを失うという最悪の自体は防げました。
この間行ったツインリンクもてぎの写真も、ありがたいことにカメラのSDカード内に残ったままだったので、ツーリングレポートの作成も(遅々として進んでませんが)続けられそうで、ちょっとほっとしています。
もっとも、そうこうしている間にもう間もなく復興支援の旅パート3が始まってしまうんですけどね・・・(^-^;;

ところでそんな関係もあって、この際だからということでシステム側のHDDを暫定的に使っていたUltra-DMAからSerial ATAのものに変更し、新たにシステムアップを図りました。

BLOGに様々な手順を残しておいたので、それに基づいてほぼ元通りの環境を復元(後は仮想環境のWindowsインストールぐらいかな)できたのですが、iptablesがらみで少しトラブル発生。

スマホ及び仮想環境のWindowsとやりとりできるようにメインマシン上でsambaを稼働させたのですが、iptablesで弾かれてしまいます。もちろんここでその設定の話もしているので、その通りにやったのですが・・・。

まず第一に、なぜかこの記述を/etc/sysconfig/iptablesに記述し、iptablesを再起動させたところ、/etc/sysconfig/iptablesは空白のファイルになってしまいました・・・orz

なぜだ・・・?

幸い/etc/init.d/iptables saveコマンドを叩いていたので、記述すべき内容は/etc/sysconfig/iptables.saveに残っている事はわかったのですが、これのリストア方法が分からず、google先生にお願いすることに・・・。

で、忘れないように手順を記録しておきます。

# iptables-restore < /etc/sysconfig/iptables.save

でいけます。
この時、リストア元のファイルはフルパスで指定しなければならないかも。カレントディレクトリだからと思ってパスを省いたら、リストアできませんでしたので。もちろん、./iptables.saveとかでいけたのかもしれませんが。

これで元通り・・・と思ったら。

# iptables -vL

で確認しようとしても、エラーが吐かれてしまいます。どうも記述方法に問題があるようで、Line 34 bad argumentみたいな文字列が。そこで確認するわけですが、BLOG上の記述をそのままコピー&ペーストしているので、そんなはずはないんですけどねぇ・・・。
と思っていたら!!

オプション指定で、ハイフンを二回続ける箇所があるのですが、BLOG上に投稿された記事を見ると、このハイフン二つが長いハイフン(長音?)に変換されてしまっているようで、二つの文字のはずが一つの文字になっていたのです!

つまり、「- -」(あえて間にスペースをいれてあります)が「–」(スペース入れてません)となってしまっていたというわけですね。

この問題に気づいたところで、適宜修正。無事にiptablesを稼働させ、またsambaにアクセスすることができるようになりました(まだスマホからだけですが・・・)。

・・・しかし、今回ほどバックアップの大切さを思い知ったことはなかったなー。この教訓、ちゃんと覚えておかなくちゃ・・・。

boota

いろんなモノに、いろんな意味で、ヲタ。なのかも?

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