設定、というか、無効化の方法ですね。
CentOS 5.xのころまでは、インストール時にSELINUXを有効にするかどうか選択できたのですが、CentOS 6.xからは有効がデフォルトになっていて、インストール時に選択できなくなっています。
なので、明示的に無効にしないとだめなようですね。
で、その方法ですが、/etc/sysconfig/selinuxを書き換えて対応します。
# vi /etc/sysconfig/selinux
# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing – SELinux security policy is enforced.
# permissive – SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled – No SELinux policy is loaded.
SELINUX=disable
# SELINUXTYPE= can take one of these two values:
# targeted – Targeted processes are protected,
# mls – Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted
ボールドにした部分をenforced(強制的に有効)からdisable(無効)に書き換えます。
これで次回起動時からはSELINUXが無効になります。
なお、このままでは再起動するまでSELINUXが有効のままですから、再起動するまでの間もSELINUXを無効にするために、次のコマンドをタイプします。
# setenforce 0
(ちなみに現在のSELINUXの状態を確認するには、getenforceとタイプします)
これで現在のシステムではSELINUXを一時的に無効にし、次回起動時からはSELINUXがデフォルトで無効になります。