情報セキュリティスペシャリスト合格への軌跡(奇蹟?) その2:受験手続きについて(了)

この投稿を書いている時点で、直近の試験日(2013/04/21)までまだ約3ヶ月ありますから、もう少し大局的なお話をしようと思います。もちろん、これも私自身に当てはまるやり方の話であって、すべての人にふさわしいわけではないのですが・・・。

まず始めにお話ししておくことは、やはり試験までの間に意識しなければならないこと。

当たり前ですが、受験手続きは早めに取りましょう。何でかというと、(たぶん)早めに手続きを取れば、それだけ若い受験番号が割り当てられるからです。若い受験番号が割り当てられると言うことは、その分だけ事務処理なども先に行われることになると思うんです。
それの何がいいのかと言えば、つまりは試験会場なども早いうちに割り振られる(はずだ)から、自宅から近い場所(通常は中学校や高校、大学などの教育機関)が試験会場として指定される可能性が高い、ということです。
家の近くを試験会場として指定されれば、試験当日に比較的ゆとりを持って会場に行けますよね?
これが結構大事で、試験本番で焦りや緊張がある中、乗り慣れない電車に乗って全く知らない駅で降りて、行ったことのない試験会場に行くのはそれだけで心理的な負担になるんです。
しかも、試験は(途中で投げ出さずにとにかく最後まで受けるならば)午前と午後にまたがって行われるので、試験開始前に昼食を用意しておかなければなりません。大学などが試験会場でも、当日は日曜日ですから食堂や売店は基本的にやってません。道中コンビニでもあればいいのですが、大量の受験者が同じ試験会場を目指すわけですから、出遅れたら最悪お昼抜きで午後の試験に臨むことになってしまいます。

私がかつて「基本情報技術者」を受験したときの話ですが、(不合格だった)一回目の受験は、締め切り間際に願書を提出したため、埼玉寄りの東京都に家があるのに、試験会場として指定されたのは東京ビッグサイトでした。
23区縦断ですよ。ありえねー・・・orz
しかも、ビッグサイトなんて行ったこと無かったし。インターネットで事前にある程度の情報を入手してから試験会場に出向きましたが、乗り換えはもちろん試験会場の中でもまごつきました(ビッグサイトは大きすぎですよ・・・)。
別にそのせいだけではありませんが、案の定不合格になり、二回目はその教訓を生かして願書受付とほぼ同時に受験手続きを済ませました。そうしたら、このときは試験会場が自宅の最寄り駅がある路線の沿線の駅(3〜4つ都心寄りの駅)にある学校が指定されました。

このたった一回の事例だけで判断するのはあまりにムリがあるのかも知れませんが、どのみち受験する以外に選択肢はないのですから(だって受験するために勉強するわけですし)、手続きはさっさと済ませてしまった方が正解です。

この体験があったので、私は情報セキュリティスペシャリストを受験する際、願書を早い段階で提出し、さっさと手続きを取りました。
そのおかげか、(不合格になってしまった)一回目は立教大学が、(合格した)二回目は城北高校が会場として割り当てられました。どちらの学校も私の今住んでいる場所の最寄り駅がある路線から一本、20〜30分で会場までたどり着ける場所です(会場最寄り駅からの徒歩時間を含む)。しかも、比較的よく乗り降りする駅でしたから、試験前に見る風景は見慣れたもので、コンビニの位置、数などもばっちり把握できています。
そんなわけで、いずれの試験も開始まで比較的落ち着いていられました(だから一回目は結果的に不合格でしたが共通試験は突破できたのでしょう)。

なお、必ずしもそうではないようですが、共通試験を突破して一次試験を免除された受験者は、一次試験免除者専用に会場が指定されるようですね。私が二回目に受験した会場には、一次試験から受けている人は見あたりませんでした。ま、会場内をくまなく歩き回って確かめたわけではないので、少なくとも私の受験番号に指定された教室の周囲にはいませんでした、というのが正確なところですが。
ちなみに、無事合格を勝ち取った城北高校は、私がかつて「基本情報技術者」の合格を勝ち取った会場でもあり、なんか運命めいたものを感じてみたり。そういう意味でも少し心強かったりしました(笑)。

とにかく、受験すると決めたら願書の提出は行わなければならないのですから、試験会場へのアクセスの面から考えても、腹が決まるという心理的な面から考えても、受付が始まると同時にさっさと手続きを済ませてしまった方が正解だと思うのです。

なお、共通試験で合格点を取ると(そして試験には不合格だと)、次の受験の受付が始まる前に、午前I通過者番号通知書というはがきが届きます。

試験には不合格でしたが、これを手にしただけでも結構うれしいものです。試験範囲が狭くなるという点でもそうですが、朝が遅くて済むという点でも・・・(^-^;;
中を開くと、そこに一次試験免除に必要な情報が記載されているので、氏名や生年月日に間違いがないことを必ず確認します。

次の試験で午前Iを免除してもらうにはこの情報が絶対に必要ですから、内容を確認し、次の受験手続きまで決してなくさないように注意しましょう。

午前I免除で正しく受験手続きが行えると、その後送付されてくる受験票に「午前I試験免除」と記載されます。

「特定事項」の欄に燦然と(?)輝く「午前I試験免除」の文字列!がぜんやる気が芽生えてくるってもんですョ!(笑)
なお、この受験票には会場までのアクセスマップ、その会場での注意事項が記されています。

ここに書いてある注意事項は遵守しましょう。
私が受けた城北高校では、前回受けた立教大学の時には必要なかった上履き(スリッパ)が必須になっていました。もちろん私はきちんとスリッパを用意していきましたが、周りを見てみると結構上履きを持参していない受験生も多くいました。
そう言うと、なんだいらないんじゃん?と思うかも知れません。でも、ご自身の中学や高校での授業風景をよく思い出してください。
板張りの床でしたよね?スチールの足を持った机でしたよね?
こんな所に、素足もしくは薄手の靴下一枚でいたら、足下が寒くてたまらないでしょう?(秋期試験は試験日が10月ですからね!)
落ち着いて試験を受けるためにも、頭寒足熱!足下は暖かいにこしたことはありません。上履き持参といわれているのでしたら、必ず持参しましょう。
試験中もさることながら、上履きがないとトイレが困ります。中学・高校時代、トイレに行くのに上履きからトイレ用のスリッパなどに履き替えてましたか?そんなことないですよね。
つまり、上履きがないとトイレも素足や靴下で行くことに・・・。
中にはトイレ内だけ土足を履いている受験生もいましたが、それはルール違反でもありまたマナー違反でもあります。
(だから、寒さ対策の必要がない春期試験であったとしても、上履きが指定されているならば必ず持参しましょう)

受験票が届いてから試験日まではかなり日があります。届いた受験票をきちんと確認し、必要な物はあらかじめそろえておきましょう。
そうすれば、試験日が迫ってきても、試験内容だけに注力できますから。

boota

いろんなモノに、いろんな意味で、ヲタ。なのかも?

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