現在、CentOSはxen仮装環境と物理マシンの二つの環境下で利用していますが、グラフィックドライバの関係もあって、メインのテスト環境は物理マシンのCentOSになっています。
そんなこともあって、少しずつテスト環境のCentOSでも何らかのデータを作成したりしているのですが、先日作成した約3.5GBのデータを、通常環境のCentOS(こちらは5.xです)に移さなければならないことに。
というのも、前に同じ作業を通常環境で行った時は上手く処理できなかったからです。
物は試しと実験環境で処理してみたら、何とうまい具合に処理が完了したんですよね。
それなら、その完成したデータを通常環境に移したくなるでしょ?
ところがひとつ問題が。
通常環境と実験環境(物理マシン)は、同じプラットフォームの独立したHDDで、ブートディスクを切り替えて起動させているんです。
つまり、実験環境が稼働している間、通常環境は稼働できず、逆もまたしかり。
通常環境でマウントしているUSB接続のHDDをマウントさせることも考えたのですが、こちらは何といっても実験環境。
できれば通常環境で利用しているドライブは繋ぎたくありません。
サーバマシンにもアクセスできるようにしていないので、家庭内のネットワーク越しにデータを移動するのは無理そう。
さてどうしたものかと考えていたら、yahoo!boxを思い出しました。私はプレミアムに会員登録しているし、そうだと何と50GBまでディスクスペースを無料で利用できるんです。
それならこれを使わない手はない!
と早速自分のアカウント用のスペースにアクセスし、3.5GBをアップロードしようとすると…。
大容量データを一括でアップロードするには、別途有料の会員登録が必要でした。
もちろんこの一回こっきりの作業のために有料の会員登録なんかしません。
データサイズが大きくてダメなら、細切れにしてアップロードすればいいんですから!
というわけで、調査開始!
すると、どうやらsplitというコマンドでファイルを分割できるようです。
オプションで -b 分割サイズ 指定すると、細切れ具合を指定できるようです。
ひとまず
$ split -b 100m hoge.file
で100MBずつ、35個ほどに分割して、yahoo!boxにアップロードしました。
ちなみに、分割されたファイルには、.aa, .ab, .ac,…という風に自動的に割り振られていきました。
分割されたファイルをアップロードしたら、今度はダウンロードしてファイルの結合です。
が、スマホでアップするには長すぎるので、まずはここまで!