そろそろSSDの価格も落ちてきていますし、CentOS6.xでSylpheedも動かせたし(Xineはダメだけど)、ということで、システムディスクを現在のHDDからSSDに移行させようか考え中。
で、このとき問題になるのが、SSDの書き込み回数制限。HDDと違って、回数を重ねるごとに劣化が進み、ある時ぷつっとそのセルが死んでしまうんだとか。そんなわけで、頻繁に書き換えを行う用途にはまだまだ不安があるらしいのですが、システムディスクとして使う分には最初のインストールと後はチョコチョコ行うアップグレードくらいですから、さして問題にならないでしょう。
そう、テンポラリファイルが作成される領域以外は。
で、このテンポラリが作成される領域、つまり/tmpはSSD以外の場所に作成した方がよさそうとなるわけです。もちろん外付けHDDにマウントさせるという手もあるでしょうが、せっかく大量のメインメモリを積んでいるので、ここではメインメモリ上にテンポラリ用の領域を確保することに。
それがtmpfs。いわゆるRAMディスクですね(厳密には違うらしいけど)。
使い方はきわめてかんたん。fstabに、tmpfsで/tmpをマウントするように書き込むだけ。
tmpfs /tmp tmpfs size=1000m 0 0
これでOK!
念のため
# mount /tmp
してマウントしたことを確認し(ちなみにfstabに書き込んだ後に umount /tmpしようとしたら、マウントされてないと怒られた。なんでだ?)、
# cd /tmp
# df -k .
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
tmpfs 1024000 0 1024000 0% /tmp
と確認できました。
これでHDDへの頻繁なアクセスは無くなるはず。ってゆーか、今までもそんなにがりがりアクセスしていた雰囲気はないんだけどね・・・。