微妙にずれているリアディレイラーを、時間が取れる公休日に再調整しました。仕組みを理解すれば難しくないのですが、その仕組みを理解するまでが大変で・・・(笑)
色々Google先生に聞いて回ったのですが、主に参考にさせていただいたのはこちら。
その他のページの情報などと照らし合わせて考えた結果、どうやら
- トップギア(一番小さいギア)とガイドプーリー(ディレイラー側の歯車)の位置を揃える
- ローギア(一番大きいギア)とガイドプーリーの位置を揃える
- それぞれのギアの移動量を調整する
という段取りでOKのもよう。
で、まずトップギアから。
トップギアの歯車の一番外側と、ガイドプーリーの歯車の中心線がまっすぐになるようにディレイラーを調整します(つまりガイドプーリーが若干外に飛び出る感じ。写真左)。
これはシフトワイヤーがガイドプーリーをローギア側に引っ張る関係で、どうしても内寄りになるからだ・・・とどこかで説明されていた気がします・・・(^ ^;;
そしてそのローギア側では、ギアの歯車とガイドプーリーの歯車それぞれの中心線がまっすぐになるように調整します(写真右)。
問題はこのガイドプーリーの調整をどうやってきっちりと追い込んでいくかなわけですが、それにはアジャストボルト(というか、ネジ?)を回すことで調整していきます。ボルトは二つあり、片方がトップギア側の、もう片方がローギア側の調整用なのですが、どっちがどっちなのかぱっと見わからず・・・。
で、よくよく見ればアジャストボルト側面(車輪側)にHとL(つまりハイとロー)の刻印がちゃんとありました(笑)
あとはそれぞれの位置にガイドプーリーを移動させて、このボルトを回して先程の位置に揃うように調整してあげればOK。
これでリア側のギアの最大〜最小の稼働範囲を決め打ちすることができました。
回しながらガイドプーリーの動きをじっくりみていると、どっちに回せばどっちに動くのかわかるので、みながら調整するのが一番確実なんじゃないかなと思いました。
あとは実際にペダルを回して車輪を動かし、リアシフターを操作して目的のギアにきちんと入るかどうかを確認していきます。
まだガイドプーリーの最大〜最小の稼働範囲を決めただけですので、その途中もきちんとシフトチェンジが行えるかどうかチェックするわけですね。
案の定中間ギアで入りが悪いところや入らないところがあったので、ワイヤーのテンションでこの調整を行います。
シフト操作をして、シフトダウン(ワイヤー引っ張り方向)がうまくいかない場合はワイヤーの張りを強めてディレイラーの移動量を多くし、逆にシフトアップ(ワイヤーリリース方向)がうまくいかないようならワイヤーの張りを緩めてシフトダウン方向へのワイヤーの引っ張りを弱めてあげればいいわけですね。
僕はこの調整を車輪をぐるぐる回しながら行なったのでかなり大変でしたが、どうやら真ん中のギアに合わせて、ディレイラーの歯車がセンターで揃うところで調整すればいいらしいことを後日知りました・・・orz
まぁ何にしてもこれでリア7段のギアは、シフターの表記とぴったり一致してアップ、ダウンを行うことができるようになりました(^ ^)
実際に全ての段を使うかと言われればそんなことはないのですが、それでもラピッドファイヤーの操作に合わせてギアが小気味良くカチッカチッと切り替わっていくのは、その音を聞いているだけでも十分に気持ちの良いもの。
こんなに気持ちよくシフトチェンジができるようになったので、もう少し涼しくなったら、少し遠出のサイクリングに行ってもいいかもしれないな〜なんて思い始めてます(笑)