第3回 復興支援の旅3 青森県→秋田県

宿泊した『ホテルグランメール山海荘』はじゃらんで予約したのですが、同サイトでの取り扱いは(比較的)安価な山側のお部屋だけでした。
まぁお部屋からの眺望を気にすることもないのでそのまま予約をしたのですが、翌日カーテンを開けてみたら・・・。

あら、オーーーシャーーーーンビューーーーー!
お部屋に空きがあったからなのか、海側の(比較的)お高いお部屋に変更してくださったようです。ありがたや。

では山側のお部屋からの眺望はなんだったんだろう・・・?

津軽富士か〜っ!
それはそれでアリだったなぁ(笑)どちらのお部屋も甲乙つけ難いと思うのですが、やっぱり海が見えた方が喜ぶ人が多いんですかね?

念願のオーシャンビューを臨みながら露天風呂にガッツリと浸かり、今日1日の英気を養います!オーシャンビューの露天風呂はなんと言っても解放感が段違いですよね〜。気持ちい〜〜(^ ^)
そして温泉を出たらダイニングで朝食をいただきます。僕としたことが珍しいことに朝食の写真を全く撮っていませんでした。何があったんだろう・・・?

そのダイニングを出る時に出入り口にいたお姉さんに、「さっきから聞こえてくる電車の音は五能線ですか?」と尋ねたところ「そうですよ」と教えていただきました。確かこの後しばらく五能線に沿って走るはず。よし、撮り鉄になろう(笑)
ただ、本数が少ないのであまり出会えないかもしれませんね、というご助言もいただいていたので、ホテルフロントで五能線の時刻表をチェックしてみたところ・・・本当に無ぇ!なんというダイヤの薄さだっ!
まぁ出会えれば儲け物、くらいのつもりでぼちぼち出発することにしましょう!

チェックアウトを済ませ、荷物をRVFに積み込んだところで最後に撮影しておかないと!

これが今回お世話になった『ホテルグランメール山海荘』。
調子に乗って撮影していたので、玄関先でまさかお見送りしてくれているとは思わず・・・。「お撮りしましょうか?」とお声がけいただいたのですが、持ち前のコミュ障を発揮してついお断りしてしまいました・・・重ね重ね申し訳ないです・・・orz

ちなみにここまでの走行距離は961km。もうじき1,000kmか〜。ほとんど耐久レースですね(笑)
さて、気持ちを入れ替えて出発しましょう!
ホテルを出発してからしばらく国道101号線を走るのですが、この道は五能線と並行するように走っています。もしかしたら・・・なんて期待をしつつがっかりしないように半分諦めていたら、ほどなく五能線とすれ違いました。

え・・・?あれ・・・?

しかしこちらも走行中ですから当然撮影などできるはずもなく、まぁそれはそれとしてひとまず最初の立ち寄り地点を目指すことにします。最初に訪れる絶景ポイントは、『千畳敷』。後で知ったのですが、五能線の千畳敷駅があるんですね。
ならここで五能線の撮影を粘ってみても良かったのかも(笑)

千畳敷はホテルを出てから比較的すぐ(ホテルを9:00AMに出発して、千畳敷到着が9:30AMくらい)。あっという間に到着です。朝早いというわけではありませんが、午前中なので空気もしゃっきりした感じの海岸線でしばし散策を楽しむことにしましょう。

無料の駐車スペースに一人ポツンと佇むRVF。周りの大きさ、広さが伝わってきますね!(笑)
振り向けば岩場がゴツゴツとはるか先まで続くこの広大な空間に、一人(+1台)。貸切だ〜。

海岸までのっぺりと畳敷のように広がっていく場所もあれば、なんだあれ?という奇岩やお地蔵様(?)も。
ゴツゴツした岩場が日本海に面しているという情景から、やっぱりそれ目的の人が来たりしている(していた)のでしょうか。

波と風に削り取られているのであろう荒々しい岩場は、生き物の気配を感じさせません・・・みたいなことを思っていたら、足元にバッチリ生き物が。当時、海の厄介者としてメディアに散々取り上げられていたエチゼンクラゲですよね、これ。
けっこうでかい!そしてなんか艶かしいというかみずみずしいというか、ぷよぷよというか・・・。
見てるとちょっとゾワッとします(笑)

こんな具合に千畳敷を満喫したので、ボチボチ南下を再開します。
今日はここから五能線の(五所川原側ではない)発着駅、能代に向かい、そこで何かランチをいただく予定を立てているのです。
国道101号線に出たら、もう能代までずっと海岸線を五能線と並走し続けます。となれば、きっと五能線の撮影のチャンスもあるさ!

と思いながら国道101号線を走っていたら・・・。
国道と並走する線路の少し先で踏切の警報音が!踏切が鳴るということは電車が来るということ!慌ててRVFを路肩に停めてとにかく写真を!D80をシートバッグから出していたら逃してしまうかも・・・という焦りから、スマホで構えて五能線を待つことに。
電車の走行音がだんだんと大きくなり・・・。

ちょうどこんな感じで駐車スペース(待避スペース?)があったのでここにRVFを乗り入れて待つこと数分。
きた〜!人生初の五能線です!

当時のスマホのカメラだと撮影素子からのデータの処理が間に合わないのか、電車(ディーゼル機関のようなので電車ではないのですが)が斜めになってしまいました。そしてあっという間に通過していきました。
これに乗ると、日本海に沈むダイナミックな夕日を見ながら旅ができるのか〜。ロマンチックだなぁ。

無事に五能線と遭遇できたのでプチ満足(笑)
では再び国道101号線を南下していきましょう!

右手に日本海を見ながら五能線に沿ってどんどんと進み、大きな川を越えると案内板が見えてきます。その先の交差点を左に曲がると能代駅とのこと。もちろん左折して能代駅に向かいます。
そして11:00AMを少し回ったくらいで無事に能代駅前に到着!

ここが五能線の発着駅ですから、うまくいけばまた五能線が見られるかも?と考え、駅の中で時刻表をチェック。すると12:10に電車が来るらしいことがわかりました。ちなみにこの時点で時刻は大体11:30AM。ちょうどお昼時ですし、せっかくですから何か能代の名物をランチでいただくことにします!
お腹すいた〜。

しかし、能代の情報は残念ながら持ち合わせていません。そもそも名物は何か、どこにいけば食べられるか全くわからないのです。
さてどうしたものかと駅前を見渡すと・・・。

立派な山車(?)が展示されていました。コレに使うものなのかな?(あるいは使ったものなのかな?)
そしてそのまま目線を動かしていったら、ナイスなことに観光案内所が。これを活用しない手はありません。早速中へ入って事情を話し、能代の名物を伺ったところ、返ってきた答えはなんと「ラーメン」。

??

もっとこう、何か海鮮っぽいものとかないのかな・・・と思いつつ、手作り感満載のグルメマップを頂戴して観光案内所を後にします。
期待してグルメマップを広げると・・・あ〜、やっぱりラーメンなのか(笑)
観光案内所の人にお願いしてRVFを脇に止めさせてもらい、グルメマップで紹介されているお店の中で駅から一番近いお店を訪れてみることにしました。

訪れたのは『かねだ食堂』さんで、いただいたのはそのお店の一押し「しょっつるラーメン」。しょっつるって確か魚醤(いわゆるニョクマム)のことだったよな・・・?
ランチタイムでしたが、平日だったから?なのか、お客さんは僕一人。なので、おそらくお店の奥さんと思われる方と結構話し込んじゃいました。
まさかお嬢さんとのお見合いを勧められるとは思いませんでしたが(笑)

温かいラーメンを食べて元気も出たので、少し能代駅を散策しましょう。だって、五能線が入ってくるはずですからね〜。

駅前も必ずしも活気があるとは言い難い感じでしたが、駅の看板もなんとなく郷愁を誘う・・・というか、哀愁漂うというか・・・。

改札を通ってホームへ入ることはできませんので、改札ギリギリのところでスタンバイ。列車の来る時刻は昼食前に調べておいたので、しばらく待っていると時刻表通りに列車がやってきました!
上下線ともやってきたのですが、どちらもいわゆる観光列車のようですね〜。大きく開かれた窓が開放的で楽しそうです。
たまには列車で旅をしたいな・・・なんていう気分にさせてくれます。
問題は、これらの列車も五能線という列車なのかどうか・・・ですよね(笑)

さて、能代駅も五能線(の路線)も満喫できたのでそろそろ出発します。
ここまでずっと海沿いを走ってきたので、ここからは内陸に入り込んで山沿いを進みます!
道中で給油を済ませて、次に目指すは角館です!たまには(?)観光らしいこともしないと!?

国道7号線で内陸に切り込んで行き、そこから国道105号線で秋田県のほぼ中心線に沿って南下、そのまま道なりに進むと国道341号線に乗り入れて角館にたどり着きます。
途中いきなり(結構強い)雨が降ってきて、スノーシェッドで雨を避けつつレインウェアを着込んだり、そうかと思えばその雨もあっという間に止んで日差しが出てきたりと、少しお天気に翻弄されながらも無事に角館に到着しました。
山の天気は変わりやすいのでこういうハプニングはままあること。こんなことでいちいちイライラしたり凹んだりしてはいけません。

むしろちょっと不安定な気分にさせられたのは、角館に入ってからだったり・・・。というのも。

武家屋敷、すぐそこ。

角館といえば武家屋敷ですから、もちろん僕が目指していたのもその武家屋敷。なのですが、中尊寺の時と同様、ここでもこの看板が現れてから後に案内らしい案内がなくなってしまい、まぁ迷う迷う・・・。
ですが。

無事到着しました!
桜の季節でもなんでもない時期ですが、チラホラと観光客の姿も見受けられます。

東京ではすっかり見かけなくなった、懐かしい形のポストの前で撮影。赤いポストが、黒い塀に映えますね〜。

中に入って見学できる武家屋敷もありました。
毎度毎度ですが今回もあまり時間がありません。が、せっかくなのでそのうちの一つに入ってちょっと散策。

紅葉にはまだ少し早いのかな?
だからあまり観光客の姿もなかったのかしら。紅葉シーズンになったらごった返すのかも?
しかしそろそろ空も薄暗い感じになってきました。
ぼちぼち角館を出発しなくちゃですね!

角館を出発したら国道105号線で南下を再開し、国道13号線にぶつかるまで進みます。
ひとまず目指すは焼きそばでお馴染みの横手市。お昼ご飯がランチタイムに能代で食べたラーメンだけだったので、時刻も16:00になろうかというこの頃にはそれなりに小腹も空いてきます。が、今日の宿泊は同じ横手市の外れ(始め、その場所は湯沢市なんだと思ってました)。なのでこの場所でこの時刻に何かを食べてしまうと宿での夕食に響く恐れも。
夕暮れが迫って気分的にもなんとなく追い立てられる感じがしますし、何より現在地あたりから今日のお宿までの距離がわからないのでどの程度立ち寄り時間が取れるかもわかりません。
残念ですが、ここは泣く泣く横手やきそばを諦めます。
そしてそのまま国道13号線を進むと、曲がる予定の交差点側に『道の駅 十文字』を発見。
道の駅なら長居することもないでしょうし、ここでサクッと地図の確認を行いつつ、プチ休憩タイムをとることにします。

改めて地図を確認したところ、『道の駅 十文字』から今日宿泊予定のホテルまでは距離にして大体20kmほど。なんだ、それならあっという間じゃん(焼きそば、食べればよかったかな?)。
宿の到着時刻の目処がたつと俄然安心します。安心すると、薄れていた空腹が蘇ります(笑)

でも何かをしっかり食べるわけにはいかないので、併設されていたファミリーマートでソフトクリームを購入。疲れた体に甘いものが染み渡る〜〜。

さて、そうしたら最後の一走りに行きますか!
今日泊まる『上畑温泉 さわらび』さんまでは『道の駅 十文字』前の国道13号線から少し先を国道342号線へ左折し、しばらく進んで県道274号線を右折すれば辿り着けます。調べた限りでは距離も20kmくらいですから、ちょっとのんびり進んでも大丈夫ですよね。

国道13号線から逸れた先はさらに内陸部。周りはこんな具合です。

日がだいぶ傾いていて、日に照らされているところも少しずつ色味に赤が強くなってきています。
それでも『さわらび』まではもう後ちょっととわかっているので少し落ち着いて目の前のパノラマに広がる稲穂を眺めることができますね。

いや〜、米どころですね〜(だから僕は始め『さわらび』は湯沢市にあるのだと思った)。本当にそうかどうかはさておき、日本の原風景って感じがしますよね。

広がる平地は一面の稲穂。それが実るほどに美しく首を垂れています。こうしてたわわに実り、収穫されて我々の食卓に届くのですね〜。あ〜、なんかものすごく白米が食べたくなってきました(笑)

日差しを受けるとまだまだ暑く感じますが、季節は着実に秋に進んでいます。その証拠に、稲穂の先っちょにトンボが!
田んぼにトンボ。これまたイメージにある日本の原風景ですよね〜。

そうして収穫の秋を身近に感じながら進み、たどり着きました。

山の中の一軒宿『上畑温泉 さわらび』さん。思ったより車が止まっていますね。でもその駐車場のすぐ目の前は・・・山!(笑)
地図で見ても、この先の道は無くどん詰まり。つまり本当に奥地の奥地にある一軒宿なわけですね。いわゆる秘湯ってやつですかね?
ちなみにここまでトータルで1,273km。トリップメーターはすでに1周してしまいました。ちなみに、999→1,000のタイミングは・・・わかりませんでした(笑)

この『上畑温泉 さわらび』は名作釣り漫画「釣りキチ三平」の舞台になっているんだそうです。作品自体は知っていますが、その詳細までは知らないので「へ〜」とひとまずびっくり(笑)

さぁ、それではチェックインしてお宿に入ることにしましょう!

これで一人部屋!?とびっくりするくらいの大きなお部屋に案内され、荷物を置いたら食事です。しかし、たぶん強烈に疲れていたのでしょう。お部屋の写真を撮るの、すっかり忘れてました。畳の広〜〜いお部屋だったのは覚えているのですが・・・。

そして夕食も確か食事処での晩ごはんだったはず・・・。
お好みのタイミングで釜飯に火を入れてくれます。このほかお魚料理などが次々と出てきて、もちろんそれらのお供に生ビール。たまりませんね!

そうして満腹になったら、野生味あふれる温泉へGO!
露天風呂は22:00までとのことだったので、それに間に合うようにお風呂へ向かいます。
近くに清流が流れ(だから釣りキチ三平の舞台なんでしょうね)、あれだけ田んぼが広がっていれば当然この辺りは虫さんのパラダイス。
なので露天風呂は全体が蚊帳で覆われていました。虫を気にせず入れるのはいいのですが、ちょっと風情に欠ける・・・?
でもゆったりと浸かれる、いい温泉でした(^ ^)

お風呂上がりにお部屋にぷらぷら歩いて戻っていたら、なるほど大自然を痛感!

窓にカエルさんがへばりついてました(笑)
体に比して、手(というか、指)が大きい!

1,200km走ってきて、満腹な上にアルコールまで入れて、温泉であったまってゆったりしたらもうあとは寝るだけですよね。
お部屋に敷かれているお布団に潜ったら、あっという間に眠りに落ちます。
明日はいよいよ最終日か〜。さみしいなぁ。

最終日に続く