バックプロテクター SK-681(KOMINE)

さて、今月下旬に筑波サーキット(走行会)デビューを果たすわけですが、こうやって走行会に参加するようになると、今自分が参加している走行会とは違う走行会の情報もついつい集めてしまうもの。

で、色々な情報をあさっていると、走行会によっては「バックプロテクター」なるものが必須とされるところもあるようです。
言われてみれば、確かにライディングジャケットだって背中(脊髄)を保護するための(ウレタンのですが)緩衝材が入っていますし、ツナギの構成を考えれば、擦れには強くても衝撃をツナギ単体で保護するのは難しいのかも。

というわけで、少し前からバックプロテクターの購入を考えていました。
私が知っているこの手のライディングギアメーカーは限られていますから、実質的にRS-TAICHIのそれにするか、KOMINEのそれにするか位しか選択肢はなく、それぞれを調べてみたところ、どうやら「ヨーロッパ CE規格 Level2」というスタンダードがあるようで、コレを満たしていたのがRS-TAICHIの「NXV306 CEフレックス バックプロテクター」という製品でした。
しかし、これが驚くほど高価!
さすがにこの金額をぽんっと出せるほどの余裕はありません。
というわけで、この「ヨーロッパ CE規格 Level2」なる規格を満たしていないけれどもバックプロテクターとして販売されている種類から選択せざるを得ません。
そうすると、ツナギもちょうどKOMINEだし、プロテクターもKOMINEにしておけば、プロテクターを着けたらツナギが着られない!という変な事態を防げるかも・・・という安易な考えて、KOMINEに的を絞って購入を考え出しました。

・・・考え出したのはヨカッタのですが、このところちょっと忙しさにかまけてプロテクターの購入を先延ばしにしてしまってました。
しかし、時は無情に過ぎてゆくモノ。そうこうしているうちに走行会の日程が迫ってきてしまいました(ダジャレじゃないよ!)。さりとて「にりんかん」さんに品を見に行く時間も取れず、そもそも取れたとしてもモノが「にりんかん」さんにあるとは限らず。

となれば、結局頼りになるのはネット通販ということに。

で、私はYahoo!プレミアムの会員でもあるので、必然的にオンラインショップはYahoo!ショッピングをひいきにしてしまうわけですが、同ショッピングモールをうろついていたら、なんと!
これまでKOMINEには「SK-456 ショルダーバックプロテクター2」という製品か若しくは「SK-478 ショルダーバックプロテクター」という製品のいずれかの選択肢のみでした。どちらも先に触れた「ヨーロッパ CE規格 Level2」の要件を満たしていないようで、特にその規格に適合したという記述はなし。
製品の型番の数字が小さい方が「プロテクター2」となっているので、一体どちらが新製品なのかは分からないのですが(笑)、まぁこのいずれか、というか率直に言ってお安い方を購入しておこうと考えていたんです。
初心者ですし。

で、「なんと!」の続きですが、上に書いたようにしばらくバックプロテクターの購入を放置していたところ、KOMINEから「ヨーロッパ CE規格 Level2」に適合した新製品のバックプロテクター、「SK-681 エクストリームバックガード CEレベル2」が発売されたんですョ!

待てば海路の日和あり。

新製品だけあって、レビューに相当するモノは一切無しという不安はありつつも、フリーサイズと言うことで試着の必要もなさそうですし、日程的にゆとりもありませんし、ちょうどYahoo!ポイントもそこそこたまっていたし、新製品だし、規格準拠だし・・・とゴニョゴニョ考えること数分。
ポチッとクリックしてスパッと購入してました(笑)

で!

DSC_0002先日、届きましたー(^-^)

へー、思ったより軽いんだー。早速ビニールから取り出して・・・。

DSC_0004背中に当たる面。メッシュ状になっていて、放熱性に優れている・・・のかな。肩口からウェストにかけてベルトを通して固定し、さらにウェスト部分にマジックがあって補助的に固定できるようになっています。

DSC_0005背面。
折りたたみ構造になっているんですね。これって、しまうときは折りたたんでいいということなのでしょうか・・・?

DSC_0003おー、ちゃんとCE規格準拠のマークが入ってますねー。もっとも、CE規格のなんたるかはよく分かっていないのですが。ヨーロッパのJISみたいなもんと思えばいいんでしょうか?

せっかく購入したのだから、という思いはある一方で、当たり前ですができるだけコレのお世話にはなりたくないわけで、ちょっと複雑な心境です。
あぁ、任意保険の感覚に近いですね(笑)

ところで早速試着してみたのですが、ここで一つ問題が。
いや、別にウェストが入らないとかではないですョ?
フリーサイズですから、サイズ的には問題なし。問題は、取扱説明書に該当するモノがないこと。

そりゃ、確かに背負ってつけるだけなんですが、ちょっと分からないことも。
それは、バックプロテクターの装着の仕方。背負うだけなんだから疑問の余地はないハズなんですが・・・。

DSC_0001とりあえず今は、製品紹介写真から類推して、肩口からのベルトはこのように通してます。つまり、ランドセルのように背負う形式にしています。
しかし、これが正解なのかどうか・・・。これってもしかして、胸の前でクロスさせて装着するモノなのかしら・・・?
という疑問が一つ。
なんでそんな疑問が出てきたかというと、この肩口からくるベルトのウェスト側のバックル部分のせいなんです。というのも。

DSC_0002今はランドセル状に装着することにしているので、ウェストのマジックベルトの付け根部分(つまりバックプロテクター本体直近)のバックルに引っかける形で固定してあります。
ランドセル状に背負うならこれで全く問題ないんです。そして、もし引っかけるバックルがココにしかなければ、迷うことはなかったんです。でも・・・。

DSC_0003わかりますかね?
上から伸びてきているのが肩口からのベルト。隠れてしまっていますが、このベルトの下側は先ほどのバックルにとまっています。
でも、横に伸びているウェストのマジックベルトを見てください。
ここにもベルトを固定するためのバックルが!そしてこれは、ウェストのマジックベルトを巻き付けた状態だと、大体お腹側斜め前(肋骨の頂点あたり、といえばいい?)に来るんです。
で、製品は最初このバックルに肩口からのベルトを固定していました。
しかしこの位置にバックルがあると、ランドセル状の背負い方だとなんか不安定なんです。
むしろ胸の前でクロスさせて装着したほうがスッキリするカンジ。
でも、長さ調整用のアジャスターが胸の前でクロスすることになり(だって左右で大体同じ長さにするためにはアジャスターの位置だって大体同じあたりに来るに決まっている)、これはこれでちょっと苦しいカンジもします。

ってなわけで、とりあえず製品紹介写真を参考にしてランドセル状に背負う形にしたわけですが、そうするとこのウェストのマジックベルトにあるバックルはいったい何のために・・・?

まだ出たばかりの製品で、装着レビューとか使い方の説明とかないんですよねー。ま、最終的に万が一の事態でずれてプロテクターが役に立たなかった、ということがなければどのような付け方でもいいのかも知れませんが、KOMINEさん、やっぱり取扱説明書は必要なんじゃないかと思います・・・orz

まだ私服で装着してみただけなので、近日中に(少なくとも走行会に参加する前には)装着した状態でツナギを着てみる予定です。
バックプロテクターの厚みは思っていたよりも薄く、たぶんコレを装着しても普通にツナギを着ることはできるでしょう。・・・たぶん・・・(^-^;;

あー、走行会、楽しみだなー。当日、晴れるといいなー。o(^-^)o

2件のコメント

  1. こんにちは、フリーサイズのようですが、身長176cmでも、問題なく使用できますか?

    1. イシタニタカオ 様

      コメントありがとうございます。
      私の身長が大体175cmですので、背丈のみを考えるのであればご使用に問題はないかと思います。

      亀の甲羅のように背負い込むタイプですので、その上に着るものによっても着用の適否は異なります。
      私はKOMINEの革ツナギの下に着用していましたが、甲羅の分だけ首まわりが後ろに引っ張られる感じがしました。
      ご参考になれば幸いです。

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