第6回 復興支援の旅2 茨城県→福島県→新潟県

夜が明けはじめました。
旅先なのでこういう時間に目がさめるわけですが(笑)、いよいよ復興支援の旅、2日目のスタートです。今日は丸一日かけて福島県を横断するのですが・・・。

ものすごいどんより具合。ってゆーか、結構雨降ってる・・・orz
しかも、肌寒い・・・を通り越して、寒っ!!そりゃー僕はもともと寒がり(そして結構な低血圧だったりもします)ですが、それにしても今日の気温は昨日とは打って変わって、まるで一足先に冬が来たかのようです。
とりあえず朝風呂に入って体と心を温めて、それから今日のことを改めて考えることにしましょう・・・。温まれば、何かいいアイディアが浮かぶかもしれませんし?

朝風呂はまたまたラッキーなことに貸切風呂だったので、これまたのーんびり昨日と同じりんご風呂に浸かりながら今日のこの後について思案します。
考えにふけりながらふとお湯の面を見ると、小さい蜘蛛が湯船で溺れていました。とりあえず手ですくって水のないところに救出しましたが、これが縁となって、もしかしたら雲間から蜘蛛の糸が垂れるかのように日の光が差してきてくれるかも・・・という下心があったのは公然の秘密です(笑)

さして名案が浮かぶこともなく、かといって何らかのアイディアが浮かぶまで温泉に浸かっていたらのぼせてしまいます。
仕方がないので「えいやっ」と温泉から上がってお部屋に戻りましたが、朝食の時間まではまだ少しあります。部屋に備えられているお茶を淹れながら、テレビの天気予報を視聴していると、なんでも西からお天気は回復しつつあり、北関東もお昼前には雨が上がる予想。
出発をチェックアウトギリギリまで遅らせれば、もしかしたら雨が上がるかも・・・という微かな期待が芽生え始めます。

不安と期待の入り混じった気持ちのまま朝食時刻がやってきましたので、昨晩と同じレストランへ。

「やっぱり朝は牛乳だよねー」なんて言いながら朝食をとりつつ、今日のルートを再計算です。もっとも、当初の予定でも出発はチェックアウトの10:00AMで考えていたので、実際のところルート変更などを考える必要はなかったりします。というか、立ち寄りたい場所は厳選されているので、そもそも削るのは難しいのです(笑)
ただ、大抵予定通りには進むことはないので、チェックアウト時の出発で計画を立てつつも、実際にはその前に出発するであろうことを想定して計画を立てている面もあったりします・・・(^ ^;;
計画通りの出発なのですから時間的に無理はない(と思う)ものの、この少し前倒しで出発するというゆとりがないため、「迷子になる」などの余計な時間を捻出することが難しくなっています。
今一度地図をよーく確認して、立ち寄り予定地の到着時刻、出発時刻などをきちんと把握しておきましょう!

さて、大子町産のコシヒカリのご飯をお代わりまでして、がっつりと炭水化物とタンパク質を体に取り込み、最後にコーヒーまで飲んでとにかく体を温めることに注力した朝食を済ませたらお部屋に戻り、パッキングを済ませます。
さぁこれで後はチェックアウトするだけ、というところまで準備を整えたら、またまたテレビの天気予報とにらめっこ。そして外に目を向けて雲の流れをチェックします。
少し雲が薄くなってきたな・・・お、薄日が差してきた?

時刻は9:30AM。この感じなら、少し前倒しでいけるかも?
慎重を期して今しばらく様子見をし、今なら行けると判断したタイミングでいよいよチェックアウトの手続きを行います。
決済自体はオンラインで済ませていますが、昨晩の食事で生ビールを(2杯も!)飲んでいるので、これの清算は済ませなければなりません。
ホテルには9:30AMすぎはフロントが混み合うのでその前にチェックアウト(清算)だけでも済ませることが可能です、みたいなことが書かれていましたが、そのラッシュ時のど真ん中に手続きしに行ったけれど、フロントにはチェックアウト待ちなどは発生しておらず、スムースにチェックアウト完了。
受付の人に、バイクを玄関脇の屋根のあるところに移して荷物の搭載作業をする許可をもらい、早速積み込み開始です。

今は雨が上がっていますが、ホンの先程までしっかりと降っていたわけで、我がRVFは完全に濡れています。でもPSコートのおかげでかなーりきれいに水を弾いてくれてます。
むしろ濡れたことによってつややかになった感じ(笑)

おっと、それから忘れてましたがこちらが今回お世話になったホテル、大子温泉 やみぞ さんです。昨日到着した時にはもう真っ暗でしたし、チェックイン時間の問題もあって撮影できませんでしたから、明けて翌日の撮影です(笑)

近隣にはゴルフ場やテニスコートなどのリゾート設備が整っているとのことで、ハイシーズンにはきっと多くのプレイヤーが集うのでしょうね。ツインのお部屋はゆったりでしたし、大浴場も広かったですからね〜。それをほとんどすべて独り占めできたというのは、ある意味ものすごい幸運なのかも!?

パッキングが終了したら、いよいよ出発の時。

最初に向かうのは「滝」です。と言っても、昨日スルーした袋田の滝ではなく、もっと間近で見ることのできる滝(袋田の滝がどの程度の距離で眺められるのかは知りませんが)。なんでも滝の裏側に回ることができるそうで、何気に楽しみです。
どんよりとしたお天気でいつ雨が降り出してもおかしくなさそうですが、滝の撮影でやってみたかったことを実践してみるにはむしろ好都合かも。
そんなことを考えながら、降雨に備えるという意味よりもむしろ防寒(というか、防風)のためにレインウェアを着込み、いざ出発です。

目指すは「月待の滝」!

月待の滝は「やみぞ」のすぐそばで、その目の前の道(県道28号線)をほぼ一直線に走れば着くはずだったのですが、なぜかここでも少し道に迷い・・・なぜだ・・・orz
そんなわけで、出発時に想定していた到着時刻よりも15分近く遅れての到着となってしまいました。なんか幸先悪いな〜・・・と思っていたら。
RVFを止めて、さぁ滝見物の準備だといそいそと道具を取り出し始めたところで雨がパラパラと降り始め・・・(~_~;;
・・・あの15分がなければ・・・っ!

ま、今回もビニ傘持参で来てますし、こうした曇天の方が撮影時の露出を抑えられて、むしろ好都合。
・・・と思い込むことにします・・・(^ ^;;
実際のところNDフィルターは持っていないので、スローシャッターを使うにはこうした薄曇りの方が都合がいいというのは本当です。

滝を撮る時には、水の流れを止めて雄大さを強調する方法と、あえて流れを作らせて動きを表現する方法がありますが、前者では光量と明るいレンズが、後者ではその真逆が必要になるわけです。
機材にそんなにお金をかけられるわけではないので必然的にレンズのf値は大きめになりますので、あとは入ってくる光量が少なければ後者の撮影には有利ということですね(前者の対してはISOを上げるなどして対応します)。

この月待の滝は別名を裏見の滝ともいい、滝の裏側に行くことができます。ぐるっと一周できるらしいのですが(するとご利益があるらしい)、今また降り始めた雨のおかげもあって滝の水量は凄まじく、裏側に入ってはみたものの、入っただけで断念です(笑)

荒業をする苦行者とかなら、きっとこの滝に打たれたりするんだろうな〜。でも、ちょっと身の危険を感じるな・・・。直接水に当たっているわけではないのに、なんとなく水圧というか、ものすごい力が働いているという圧力がビシビシと伝わってきます。
なんか、怖い・・・。

滝の前後から、恒例(?)の自撮りショット!
雨がぱらつく中、片手に傘を持ち、もう片手に三脚を持ち、リモートシャッターを使って滝を撮影しつつ、自撮りも行う。
実は僕の他にもう一組観光客(と思われるカップル)がいたのですが、不思議そうにこちらを見ていました。
その方もデジタル一眼を持っていたのだから、こんな天気だからこそ狙えるショットを狙えばいいのに。だから旅は一人で来ないとダ 略)

滝から流れ落ちる水の量が圧倒的で、当然その水は飛沫となって付近に大量に降り注ぐわけですが、そんなわけで僕の愛機D80も、防滴防塵でもなんでもないのにすでに全体がしっとりと水滴をまとっています。
都度手持ちのタオルで拭いたのですが(特にレンズ前面はこまめに拭き取らないと撮影ができない!)、こりゃー東京に戻ってからきちんと手入れし直さないとだめかな・・・。
でもこの飛沫のおかげで周りの緑は光り輝いて見えます。ちょっと幻想的?(笑)

以前この滝を訪れたという同僚の話では、水量もチョボチョボで、楽にぐるっと一周回って滝くぐりを楽しめたらしいのですが、まぁ滝は水量がないよりも瀑布となって落下するくらいの方が見応えがありますよね!
それでは僕が身の危険すら感じた滝の雰囲気を、味わってみてください!

けっこう激しいでしょ?(笑)

実際に訪れるまで知らなかったのですが、この滝を眺めながらお茶できるようになっているんですね。看板に「月見の滝 もみじ苑」とあって、この「もみじ苑」ってなんなんだろう?って疑問に思ってたんです。
行ってみてわかりましたが、それは滝壺すぐ脇にあるお蕎麦やさん(&コーヒーショップ)。朝ごはんをがっつり食べて、この後お昼ご飯を予定しているため、そこで何かを食べたりはしませんでしたが、天気が良くて時間に追われていなければ(今日宿泊するのは自分の持ち部屋なのでチェックインなどはないものの、道中まだ立ち寄る予定のところが複数あり、ちょっと時間に制約が付いています)そこでコーヒーをいただきながら滝を眺めるのもいいのかも。

ですがぱらつく雨と、やたらと低い気温。
これらに追い立てられるように月待の滝を後にして、RVFのところに戻ってきました。急いで戻ってきたからといって暖かくなるわけではないのですが(笑)
RVFを離れる時は雨はまだ降り始めといった感じでしたが、離れてからしばらくすると雨脚が強くなってきてました。
小降りだからと横着せずに、フィールドシートバッグにレインカバーをかけていってよかった〜(笑)

そしてRVFのところに帰ってきた頃には結構激しい雨に変わってきていましたし、どのみち寒さを防ぐのに必要なので再びレインスーツを着用し(月影の滝まで少しですが歩くため、レインスーツの上着は脱いでいった)、次の目的地へ。
いよいよ福島県に入ります!県境を越えてしばらく先にある白河が次なる目的地です。そこで同僚オススメのランチをいただくのです!
白河へは月待の滝から国道118号線に戻り北上、それから国道289号線に折れて一直線。おそらく道に迷うことはないと思いますが、この雨脚では都度路側で停車して地図を確認・・・とはいきません。

途中、コンビニとかに立ち寄ればいいかとも考えたのですが、コンビニの駐車場って基本的に露天ですよね。なので国道118号線を走っていてちょうど見つけた道の駅に立ち寄ることにしました。
立ち寄ったのは道の駅はなわ。道の駅のバイク置き場ならきっと屋根があるだろうと考えて立ち寄ったのですが、実際には屋根はありませんでした。がっかり!(笑)
そのまま先に進んじゃおうかな?とも考えたのですが、ここはもう福島県に入っていて、福島県に入ってから国道289号線に折れるところは(地図上では)比較的すぐっぽかったんですよね〜。
やっぱり地図は確認しておかないと危険かも。
というわけで、本当はバイクを置く場所ではなかったのですが、屋根付き通路のどん詰まりのところに止めさせてもらいました。

ちょっとだけですが迷惑をかけているかもなので、地図を確認するだけでは申し訳ありません。中に入って、何か名物のあったかいものとかないかな?とちょっと探索。あったらそれを購入して、一息いれることにしましょう。
有名なのは・・・・ダリアのソフトクリーム!?
ダリアって花のダリアか!あれって、食べられるんだ!?
と驚いたものの、さすがに今日のこの寒さではソフトクリームを食べようという気には全くなりません。それほど今日は寒いのです。まだ9月なのに(もう最終週ですけどね)。
なので併設のセブンイレブンでホットコーヒーを買い、道の駅のイートインみたいなコーナーでコーヒーをすすりながら地図とにらめっこです。
うん、このペースならお昼過ぎくらいには目的のお店につけそう(やや計画に遅れがみられるものの、まだ想定内ですね!)。

空模様を見ても、まだしばらくは雨はやまなさそうな感じ。早く復調しないかな〜。
と祈るような気持ちを抱えつつ、コーヒーで一応暖も取れたので、気合を入れて白河方面へ走り出しましょう!

国道289号線に入ってから白河方面へ進むこと20kmほど。
見落とさないように注意しながら走り続け、ようやくたどり着いた、同僚オススメのお店。
その名は、「手打ち中華 すずき」。
ここの中華そば(ラーメンではない!)が絶品なんだそうです。冷え切った体ですから、暖かい麺類はとても楽しみ!

どんぴしゃりのお昼時間は外して行ったものの(時刻は予定より約1時間遅れの13:00過ぎ)、道路を挟んで反対側の駐車場にも車が止まっていますし、店舗前のスペースにも車がたくさん。しかも、回転が早い!どうやら噂に違わぬ人気店のようです。
入口階段脇にちょっと隙間があったので、RVFはそこに止めさせてもらい店内を覗くと、順番待ちの行列が。
オーダーシートに名前と人数を記入してしばらく待ちます。

ところでこの写真を見てもわかるように、なんと幸運にも雨は上がりました!
実は国道289号線に入ったあたりからもう雨は止んでいて、路面もほぼほぼドライになりつつあったんです。

そしてすずきの前でしばらく順番待ちをしている間に、なんと日も差してきました!これは期待できるか!?
そんな風に空模様にかすかな回復傾向を認めつつ待っていると、名前を呼ばれて店内に案内されました。
お一人様なのでカウンター席でしたが、狭い店内に並べられているテーブルや座敷は、グループでなければ相席で埋まっていました。もう一般的なお昼休みの時間は終わっているはずなのに、まだまだお客さんはたくさんいて、僕の後にも続々と待機しています。たいしたもんだ!(笑)

そしてオーダーしたのはもちろん手打ち中華そばです。
あっさり系のスープは僕の口にぴったりで、それが手打ちのちぢれ麺と絡んで美味しかった〜。
チャーシューが、なんというかとても懐かしい味がしました。昔、僕がまだ子供だった頃に近所の中華料理屋(今でいうラーメン屋ですね)に食べに行っていた、あの頃のことを強く思い出させる味でした。
ベリー満足!

お会計を済ませ外に出ると。

お天気の回復具合は進んでいるようで、進行方向には青空も覗いています!これなら普段の格好でいけるかも・・・と言いたいところなのですが、雨は上がったものの風は相変わらず強烈に吹き付けています。しかもその風の冷たいのなんの。
結局、ここにたどり着くまでの道中と同様、雨は上がっていますがレインウェアは防風の意味合いも兼ねて着たままで出発。シートバッグのレインカバーも、外すとそれだけ荷物が増えてしまうので、そのまま装着させておくことにしました。
結論から言うと、この判断は正しかったようで・・・。

「すずき」を出発して走り出すと、新白河駅をかすめるようにして国道289号線が伸びていますが、その少し先で国道4号線と交差します。これを右折、そしてその先の国道294号線を左折して、今度は会津若松方面に向かいます。
時間がやや遅れ気味なので、途中に見かけた道の駅などには寄らず、地図の確認等は途中寄ることにしているGSで行うことに。
この辺りは幹線道路ではないからでしょう、GSはセルフではなく、個人商店が経営しているようなスタンドなんですよね。でも逆に言えば、地元の人に道を聞けたりするので、むしろその方がありがたいかも(笑)

さて、予定していた給油ポイント(だと思われるスタンド)で給油を行い、対応してくれた店員のおばさんに「背あぶり高原というところに行きたいのですが、まだ先ですか?」と尋ねたところ、もう少し先であることを教えてくれました。
今の所は道に間違いはなかったようです。よかった〜(笑)
では給油も済んだので、再び国道294号線に戻ります。

おばさんの話によれば、もう少し先に背あぶり高原への曲がり道があるそうなので、そこで背あぶり山方面に進み、その高原を突っ切って会津若松に向かう計画です。
本来的には会津若松にはそのまま国道294号線を直進し、国道49号線を左折することで向かうのが一番確かなルートなのでしょうが、背あぶり高原を突っ切るとこれを結構ショートカットできるのです。少なくとも地図上では。

背あぶり高原はその名の通り高原ですし、その頂上付近には背炙山公園(こちらは漢字表記なんですね)という施設も整備されているようなので、僕は絶対に国道294号線を走っていればその案内が出るものだと思っていました。
一箇所、それっぽい道があったのですが、特に背あぶり高原のような表記もなかったのでスルーしてしまいましたが、これが大失敗。
本当はその「怪しいな?これかな?」と思った時に止めて地図を確認すればよかったのですが、運の悪いことにこの辺りを走っている時に再び雨が降り始め、寒さもますます厳しくなってきてしまい、さらに周りは田畑だらけで雨粒をしのげるようなところもなく。要するに、立ち止まろうという気持ちをことごとく起こさせない要素に満ち溢れていたわけですよ。
それに、絶対「背あぶり高原こちら」みたいな案内があるものだと信じていたので、思い切ってそのまま先に進んでしまったのでした。
後になって地図を確認したところ、結果的にその「怪しいな?これかな?」と思ったその道が背あぶり高原に向かう道だったようでした。無念。

おかしいな、なかなか背あぶり高原が出ないなと思いながらひたすら直進していたら、結局国道49号線とぶつかってしまいました。そう、なんて事はない、会津若松へのルートは結局国道49号線にでる大回りルートとなってしまい、その分また余計な時間をかけることになってしまったのでした。
それでも49号線はさすが国道だけあって道幅は広く、案内表示もきちんと出ていますね(笑)

ところで、福島県を突っ切って(そして白河を経由して)新潟県に抜けるには、別に会津若松を経由する必要はありません。なのに今回わざわざ会津若松経由にしたのはなぜかというと・・・。

会津若松は福島県。福島県といえば、銘菓「柏屋 薄皮饅頭」!!
当然、コレでしょう!!!
これを購入するためだけに、会津若松をルートに組み込んだのです!(笑)
14:00位には到着して、お土産買って中で軽くつまんで14:30には出発して・・・なんて計画でしたが、到着した時刻がすでに15:30近く。
「すずき」に到着した時点ですでに1時間ほどの遅れはあったものの、やっぱり大きいのは背あぶり高原のショートカットが使えなかったことと、途中で天候が悪化したことですかね〜。前者で走行距離が伸び、後者でペースが落ち・・・。
なお、会津若松に入る頃には雨はまたまたすっかり上がりました(相変わらず寒いですが)。

猪苗代湖の脇にある直売店は何度か訪れていますが、会津若松のここは初めて。でも、お店の作りや全体的なイメージは統一されているですね。

店内に入り、実家用のお土産と道中自分がつまみ食いする用の小パックを購入しました。なお、柏屋では商品を購入すると、できたての薄皮饅頭を一つ貰えます。
そして店内にあるコーヒーポットから自由にコーヒーを注ぐことができ、もらったお饅頭をいただくことができるのです。これも密かな楽しみだったりします(笑)

あー、疲れたから体にアンコの優しい甘さが沁み渡る〜〜。出来立ての薄皮饅頭はほんのりあったかくて、そのほんわか具合がますますアンコの甘さを優しいものにしています。
コーヒーも、あったか〜〜い♪

さて、食べるものを食べたら出発しますか!
最初の計画ではここで30分ばかしゆっくりするはずだったのに。試食の各種お饅頭も食べちゃったりしようと思っていたのに(笑)
少し慌しくはなってしまいましたが、それでも目的は無事果たせました。ここから後、まくって行こう!

柏屋を出たら、柏屋の前の道と並走する国道118号線に回り、会津若松駅を(バイクの上から)見学していきましょう。ちなみに国道118号線は、昨晩一泊した「やみぞ」の目の前を走る国道。そう、あの国道を真っ直ぐ進めばそれだけで会津若松に来られるんです(笑)
そのルートだったら、きっと迷子にならなかったことでしょう。

国道118号線へ折れて直ぐに見えてくる会津若松駅。その駅前をバイクに跨って見物しながら進みます。
へ〜、あそこが会津若松駅か〜と思った瞬間!!

あ、SLが走ってる!!

たぶんSLばんえつ物語の車両なのでしょう。お客さんを乗せているのかどうかまでは確認できませんでしたが、白煙を上げながら走るSLを間近で見たの、初めて!
たった一つ残念だったのは、そのSLとすれ違う形で出会ってしまったこと。同一方向に進行していたなら、先回りして撮影できたのに〜!

会津若松駅前を通過したらそのまま国道118号線を南下し、国道401号線との交差点を目指します。ほどなくすれば見えてくる国道401号線との交差点・・・ですが、その前に。

見つけちゃったよ・・・(^ ^;;
福島銘菓といえば薄皮饅頭と双璧をなすこちら、「ままどおる」も忘れることはできませんよね。「ままどおる」も美味しいですもんね〜。
というわけで、立ち寄る予定も購入する予定もなかった「ままどおる」も買っていくことに。こうしてますます時間がなくなっていくのです・・・(笑)
もっとも、「ままどおる」のお店は駐車場がなく、RVFをできるだけ歩道に寄せて路上駐車なので店内でそんなにのんびりはしていられません。
お土産用にままどおるをさっと買って、パッと戻り、再出発です。

この「ままどおる」の少し先に国道401号線との交差点があるのですが、そこにたどり着いてびっくり!まさかあんなに小さな交差点だとは思いませんでした。危うく見落としてしまうところでしたョ・・・(^ ^;;
国道401号線は非常に小さい(狭い)道で、途中、本当にこれが国道?と思われるような生活道路っぽい道になったり、分かれ道なのにどっちが国道なのか案内表示がなかったり。
それでもなんとか勘を頼りに進み、無事に国道401号線を走り続けることができました(笑)

国道401号線を通って新潟方面に進むわけですが、道中立ち寄り場所として今目指しているのは、檜枝岐村。そしてそこは、初めて訪れる場所。
ところで会津若松から檜枝岐村までは、一気に走り抜けるにはちょっと距離がありますし、国道401号線は途中国道289号線と一緒になったり、微妙に曲がりくねって分岐していたりと、そのまま走り抜けるには危険な香り。
そこで途中にある道の駅に立ち寄ってのプチ休憩をはさんでおきました。道の駅なら、仮に雨が降っていても屋根がある場所があることを見込めますからね〜(それがバイク置き場ではないとしても 笑)。

そして予定に組み込んでおいて予定通りに立ち寄ったのは、道の駅 からむし織の里しょうわ

会津若松を出たあたりからはもう再び雨に降られることはなく、この道の駅に着く頃には天候もさらに回復基調を強めていました。薄っすらと青空が覗いているのは、心強い!
それでは早速道の駅でお手洗いを済ませ、店内を物色しましょう!
ちょっと小腹も空いたし、何か温かいものを口に入れたいんですよね。雨は上がったものの、気温は相変わらずものすごく低いので!

歴史のある土地柄なんですね。
となると、何か名物っぽいものが期待出来るかな?
そして店内に入ってみたところ、残念ながら有名なのは織物のようで、食べたり飲んだりするようなお土産物はほとんど置いてありませんでした。ちょっとがっかりです。
幸い、会津若松で自分用に購入した薄皮饅頭があるので、とりあえずそれを口に含んで軽く腹ごしらえをしておきました。
ホットコーヒーくらい欲しかったな〜・・・。

ここを訪れた時からRVFをなかなかよい撮影ポイントになりそうな場所に止めていたのですが、こんなに広く空いている駐車場なのに、なぜかわざわざそのRVFの隣に車を止める変人がいて・・・(~_~;;
広い場所なんだからもっと広く使えばいいのに・・・。
で、仕方がないのでRVFを道の駅の真正面に移動してプチ撮影会(笑)
ふと遠目を見ると、青空がさらに広がってる・・・かな?天候が回復したらもうちょっとペースも上がるかもと期待しつつ、この気温じゃライダーとタイヤに熱が入らないな〜なんて思ったりも。

しかし間違いなく空模様は快方に向かっています!それが実感出来る今のうちに、少しでも檜枝岐村に近づいておきましょう。
改めて地図を確認し、すぐ手前に見えるあの細い道が国道401号線に違いないと当たりをつけたら出発します。青空が見えるだけで、気分も少し晴れやかです。
このまま行きたいところですね〜。不安があるとしたら、国道401号線だとあたりをつけたその道が、本当に国道401号線なのかどうか確認ができないことくらいでしょうか(笑)

おっと、出発するその前に、スペースのあるこの場所で今のうちにヘルメットのシールドをライトスモークからクリアに変更しておきましょう。この先、暗くなっていくことはあっても、明るくなっていくことはないはずなので・・・。

シールドがクリアに変わり、目に飛び込んでくる景色が鮮やかになったところで当たりをつけたその細道に飛び込みます。
本当にこの道であっているのかな・・・と早速不安になりかけましたが、程なくして最初立ち寄ろうかと思っていた「天狗の冷泉」の案内板(手作りのものすごく小さいやつです 笑)が見えました!
あぁ、この道で正解だ!(笑)
だって、最初はここに立ち寄って、名水でコーヒーを淹れ、用意している薄皮饅頭で一息いれるという計画を立てていたから。
ですが、今回のツーリングは日帰りツーリングではありません。また、荷物はできるだけ減らしておきたいということもありますし、結局のところガスボンベやプリムスを持参するのはやめたのでした。
ただ、計画初期の段階でコーヒーを淹れるのは諦めましたが、きっとこの時期はまだまだ暑いだろうから、ここで水分補給だな〜、なんて考えてはいました。
しかし実際にはこの気温ですから、いかに名水とはいえ、冷たいお水を飲む気にもなれず。そしてもちろん、立ち寄ってここでコーヒーと薄皮饅頭、なんて気分は全く起こりませんでしたから、コーヒーセットは持参しなくて正解だったと言えるでしょう。
使わない装備を持って歩くほど無駄なことはありませんものね・・・(^ ^;;

天狗の冷泉、条件が許せば是非立ち寄りたかったけれど、今回は残念ながらスルーします。
道が間違っていないことを確認できただけでもありがたい・・・ということにしましょう!

道が間違っていないことがわかるとまたそれだけで少し気が楽になるので、心が軽くなった分ペースが上がるだろうなんて軽く考えてましたが、僕はすっかり見落としていました。秋の日はつるべ落としなんだということを。そして、山あいでは平地よりも早く日が沈んでしまうということを・・・。

燃えるような夕焼け雲が見えるということは、お天気は随分とよくなったことの証である一方で、もう夕闇がそこまで迫ってきているという証でもあり・・・。こんなところで闇に包まれたらちょっと怖いぞ!とにかく人気のあるところまで頑張って急ごう!

ちなみに、今回立ち寄る予定の檜枝岐村の日帰り温泉施設の営業時間は21:00まで。なので、少なくともこれに間に合わないということはありません。その意味ではあまり焦る必要はないはずなのですが、暗くなるとついつい気が急いてしまうのはいつどんな時も一緒ですよね。
しかし、どんなに気が急いていても、檜枝岐村に着く前に一度給油をしておかなければなりません。そして給油ポイントは事前にチェックしてあり、そこまでの走行には全く問題はないのですが(ガス欠してしまうようなことはない)、不安なのはそのスタンドが日暮れても営業しているかどうかということ。
場合によっては日が落ちて営業終了・・・なんてことだって、こうした集落のスタンドでは考えられないわけではありません。そのポイントがダメだと、ちょっとまずいことになりそうなんですよね〜。

幸い予定していた給油ポイントのGSは営業していて、ガソリンを入れることができました。これで檜枝岐村を経由して、新潟県の小出までは問題なく走り抜けることができます。
よかった〜、とホッと一息ですが、もうあたりは完全に闇です。夕闇、ではなく、闇です。
そして檜枝岐村まであと25kmほど。

暗く細い国道401号線はいつの間にか暗く細い国道352号線にその番号を変えていましたが、そんなことを気にする余裕もなく、ひたすら走り続けます。都内の25kmとは違い、この辺りの25kmなんてほとんどあっという間と言ってもいいくらいの距離なのですが、走ったことのない道を、それも真っ暗な中走っているので、時間感覚も距離感覚も随分と変わってきます。
正味30分も走っていないはずなのに、ものすごく長い時間走り続けたような気持ちになり、疲労感も倍増。そんな中、とうとう入りました檜枝岐村!!

しかしこの疲労感が、温泉に立ち寄るかどうかを迷わせます。ここで立ち寄らなければ1時間は早く苗場の部屋にたどり着けるよな〜、とか、この寒さだし、風呂に入ってからバイクに乗ったら風邪ひくんじゃね?とか、いろいろと時間を短縮する言い訳が頭をよぎります。

しかし。

ここで風呂に入ろうと決めていたのです。男が一度決めたことは、実行しなくてはいけません。それこそヲタクオトコと云ふものぞ!(笑)

檜枝岐村の中でまたほんの少し迷いながら(笑)、無事にたどりついた共同浴場。その名も、尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯(ひうちのゆ)
すでにあたりは真っ暗です。そして、吐く息が普通に真っ白になる程寒い・・・。
一時しのぎにしかならないかもしれませんが、ここはやっぱりゆっくりと温泉に浸かって、体の内側から熱を発生させるようにしないとこの先とても持ちそうもありません。
やっぱり寄ることにして正解!(笑)

リンク先の写真を見るととても綺麗な外観の温泉なのでそれを撮影したかったのですが、すでに真っ暗で何も映らず・・・。なのでとりあえず格子戸の向こうに見える受付だけでも撮影です(笑)
ちなみに温泉は少しぬるめで僕好み。しかも、ほんのりと硫黄の香りがする、いかにも温泉といった感じでベリーグッド!
この温泉に入るためだけに、(春先になったら)もう一度ツーリングを計画してもいいと思っています。今年はもう雪の心配が出てきますし、何より寒すぎるのでちょっと無理っぽい・・・?

さて、檜枝岐村の温泉を上がったら、体が冷めきらないうちに着られるものを着込んで可能な限り体内に熱を閉じ込め、出発します。

道はすでに国道352号線となっており、この先は奥只見湖の脇をかすめるようにして走る、樹海ラインという名の峠道に続いています。
この樹海ライン、走るのをものすごく楽しみにしていました。美しい緑、晴れ渡る青空、小鳥のさえずり・・・。ですがそうしたものはあくまで好天の、それも日のあるうちに走ることを前提にした話です。

今僕が置かれている状況は、対向車、なし。街灯、なし。あるのはただ漆黒の闇だけ。おまけに強烈な寒さ。そして今いる檜枝岐村から銀山平の観光施設周辺に至るまでの間に、民家もなし。
RVFの暗いライトが照らし出す範囲だけが状況の識別を許してくれるという見通しの悪さ、それに加えてハーフウェットからフルウェットに近い路面コンディション。おまけにそこかしこに積み重なっている濡れ落ち葉・・・。
正直、とても楽しんで走るような環境下にはありません・・・orz

後付けの話題になりますが、この後辿り着いた最終目的地の苗場付近(標高900〜1000m)の少し手前の気温が、道路の電光掲示で6度。奥只見のあたりは標高が1300〜1400mですから、単純に4度〜5度ほど気温が低いとして、現在の外気温はだいたい1度〜2度。降雨はないものの、強風は続いているわけで、体感温度は間違いなくマイナスですよね、これ・・・。

立ち止まって振り返ったら、もう二度と生きて出られないのではないかという恐怖すら覚える暗闇と冷気に囲まれて、本能的な恐怖が呼び起こされます。

そんな恐怖と戦いながら、iPhone5Sで現在地を撮影してみたのが、こちら。
何も映っていませんね。そりゃそうです。まったく明かりがないんですから・・・(RVFのエンジンもカットしての撮影)。
これでRVFのエンジンがかからなかったら・・・泣きます。マジで。

目の前に現れるカーブを、転倒しないように細心の注意を払いながら一つずつひたすらにクリアしていくだけで、正直、樹海ラインのどの辺りを走っているのか全く見当もつきません。言えるのは、上り坂だからどんどん標高が上がっていくんだな〜ということくらい。
途中、闇夜に紛れて活動を開始する昆虫たちがヘルメットのシールドにバツンバツンぶつかります。その衝撃を頭で感じながら、悪いなと思いつつの走行です。雨が上がったから、虫たちの活動が活発になっているのかも。
それにしても、虫、特に蛾が異常にデカイ!
そして時折RVFのヘッドライトに反射する夜行性動物(哺乳類)の目。狐なのか狸なのかそれともテンなのかオコジョなのか、何かはわかりませんがそうした小動物が時折道の脇に姿を現します。
・・・クマじゃなくて本当に良かった・・・。

それでも天候の回復に伴って、雲の晴れ間から月明かりがたまに差し込むようになると、周りの景色が少し見えるようになります。月明かりって、こんなに心強いんだ・・・。
そんな中、漆黒の国道352号線に、明らかに人工のものである一点の明かりが。
のちに地図で確認したところ、そこはどうやら「尾瀬ブナの森ミュージアム」という施設だった模様。
この施設への交差点のあたりは少し広くなっていて、RVFを道路脇に止めても平気そう。平気、というのは、万が一何らかの車両と出くわしても、RVFに接触する危険性が低いという意味です。もっとも、ここにたどり着くまでの間にただの1台の車両ともすれ違ったり出会ったりしてませんけどね(笑)

そこでRVFを脇に止め、ちょっと体を伸ばそうとふと空を見上げたら。
雲の切れ間からこんな素晴らしい景色が。

それは、本当に降るような満天の星空!こんな星空、東京じゃ絶対に見られません!!周りを漆黒が取り巻いているからこその絶景です。
この星空を眺め、そして撮影している間は、このままここで果ててもいいと本気で思ってしまうくらい感動してました。本当に。

当初の予定では樹海ラインは日のあるうちに駆け抜け、これと同じような景色を、六日町から塩沢までを結ぶ魚沼スカイラインにて撮影しようと計画していたのですが、撮影場所はともかく、ツーリング開始当初からの悪天候予報があったので、撮影そのものを諦めていたんです。
それが、まさかここで撮影できるなんて。
樹海ラインを取り巻く木々の素晴らしい景色は全く見ることができず、感じ取ることができるのは恐怖心だけでしたが、開けた先にこんな景色が待っていてくれたなんて。
これは本当に想定外の、嬉しいハプニングでした。
こういう予測不能なハプニングがあるからこそ、一人旅はやめられない!

しかしこのあたりは檜枝岐村よりもはるかに標高が高く、それだけ寒さも厳しくなっています(地形図によればここらあたりが一番標高が高いようです)。
美しい眼前の星空で鳥肌が立っているのか、あまりの寒さに鳥肌が立っているのかもう自分でもわかりません(笑)

このまま雲が切れてくれたら、この星空に慰められながら恐ろしささえ感じる漆黒の樹海ラインを走りきることができそうです。

見上げれば星空が広がっているということを心の支えにして樹海ラインを走り続け、ようやく見えてきた福島県と新潟県の県境。新潟県に入れば、なんとなくホッと一息といった心境になれます。これでもうじき街明かりが見えてくるはずだと・・・。
ま、実際のところ、ここからが奥只見湖の脇を走る道のはじまり、つまり本当の意味での樹海ラインがスタートするわけですが・・・(^ ^;;

檜枝岐村から小出までの樹海ラインは距離にしてだいたい60km程度。だからここを駆け抜けるのに、所要時間はせいぜい1時間程度と見越していたのですが、その後ようやく人の気配を感じることができる(小出よりまだ結構手前の)銀山平周辺にたどり着くまでで、ゆうに2時間はかかってしまいました。
これはひとえに、闇とウェット路面、そして強烈な寒さが進行を妨げてくれたから。この寒さでは、エンジンの排熱がライダーを直撃して灼熱地獄を味あわせてくれるRVFを持ってしても、ちっとも暖が取れませんでした。凍える体をかろうじて残った温泉の熱が支えてくれます。

そして少しずつ人の気配が感じ取れる雰囲気となっていき、たどり着きました銀山平!!2時間近く、あの闇の恐怖と戦いながら、とうとうここまでやってきました。
もちろん夜の銀山平ですから観光客などがいるわけがありません。人の出歩いている様子も全くありません。
それでも、ここまで降りてくると時折、本当に稀にですが自分以外に車が走ってくることが。対向車や同一方向に走る自分以外の車を見たときのありがたさといったら、もう・・・。

そして今いる場所は奥只見シルバーラインの入り口。ちなみにここから先は二輪車は通行止めで入ることはできません。もっとも、この闇夜の中、その先に進みたいなんて気分は全く起こりません(笑)
この辺りまで降りてくると、山の中を貫く樹海ラインから景色は随分と変わって、川べりとなり視界が開けます。その奥只見シルバーラインのまさに入り口に一本だけ街灯がポツンと立っていたので、そこで休憩というわけではありませんが(自動販売機すらない場所なので)、体を伸ばそうと脇に寄せてバイクを降りたら・・・。

鳥肌、パート2!
この辺りで標高はもう800mくらい(苗場より低いくらい)ですが、それでもこの星空!!
人間って、本当に感動すると全く言葉を失うんですね。かろうじて出た言葉が、「すげー・・・」でしたから・・・。
街灯の足元に止めたRVFが、静かに佇んでいます。しかしその後ろに広がるのは暗黒の世界。
この中を、薄暗くて有名なRVFのヘッドライトだけで走り抜けてきたのですから、たいしたものです。自分で自分を褒めてあげたいです(笑)

奥只見シルバーラインまでくれば、もう小出すなわち国道17号線は目と鼻の先!三国街道に出たら、とりあえずレストランに入って食事をしよう・・・もう少しだ・・・と思っていたのに、実はその先にも折立峠というハードな峠が待っているのでした。
さらに厳しいことに、今いるこの場所はまだ樹海ラインのほぼほぼ真ん中だったり・・・orz
そりゃ、峠道をたくさん走ろうと思ってルートを策定しはしましたが、それが全く裏目に出てます・・・(^ ^;;

ただ、折立峠に入ると、遠目にボヤーッと光のもやが見えるようになってきました。そう、小出の町あかりが夜の闇を侵食しているのです。あの明かりのある場所まで行けばいいんだ、と自分に言い聞かせて最後のひとがんばり!
とにかく国道17号線まで出てしまえば、そこには人の気配が溢れているはずです。
もうちょっとだ、頑張れ自分!!

そして辿り着いた国道17号線。
このあたりは比較的よく通るのでもう見慣れた景色です。国道を疾走する夜間配送の大型トラックの群れが、このときほど素敵に見えたことはありません(笑)
国道17号線に入ったら、あとは東京方面に向かって走るだけです。浦佐の田中角栄像を右手に見やりながら駆け抜け、このところよく訪れていた六日町を通過。
ただ、ここに来るまでの間に結構な距離を走ったのに、実はレストラン(いわゆるファミレスですね)は見当たりませんでした。
営業していたお店は牛丼屋かラーメン屋のような、夜泣きで食べる料理ばかり。もちろんそれでもよかったのかもしれませんが、どうせ食べるなら座ってゆっくり食べたい(そして暖も取りたい)じゃないですか。

そしてもう六日町まで来てしまっています。
それならもう越後湯沢のいつも立ち寄るスーパーNOGUCHIに立ち寄って(NOGUCHIは23時まで営業していて、それまでには間違いなくたどり着ける)食材を購入し、苗場の部屋でゆっくりと暖まりながら晩酌を楽しんだ方がよさそうです。
ノンアルコールじゃない、ちゃんとした(?)ビールも飲めるしね!(笑)

時に、六日町近辺に辿り着いたのが21:30くらい。さすがにこの時間から魚沼スカイラインを回っていくのはやめておきました。それをしてしまうと時間的にNOGUCHIに間に合いませんし、何より樹海ラインにて満天の星空に感動するという目的は果たしているからです(そして何と言っても寒すぎる!)。
もちろん、六日町周辺も満天の星空、それも雲ひとつない星空でしたから、ゆとりがあったならば魚沼スカイラインには行きたかったのですが・・・。

六日町から越後湯沢まではもう本当に第二のホームコースと言っていい道です(・・・第一はどこだ? 笑)。低速車のパッシングポイントなどもすべてインプット済みですし、軽快なペースで(寒さで体は思いっきり硬くなっていますが)塩沢を駆け抜け、ガーラ湯沢を通り過ぎ、22:10頃には無事にNOGUCHIに到着!
う〜〜、まずはトイレトイレ!(笑)

到着時刻が閉店間際だったため、残念ながらお惣菜の類は選べるほど豊富にはありませんでした。ま、どのみちこの寒さですからさほど大量のビールを消費するようなことはないはず。飲んでもせいぜい軽く1杯か2杯だけでしょうから、それはそれで丁度良かったのかも。
むしろ、晩御飯に考えていたお弁当の類がなかったことのほうが痛いな〜。カップ麺とかじゃちょっと侘しいなぁ。
というわけで、夕食用にはレトルトご飯とレトルトカレーを購入しました。
さらに明日の朝ごはん用に調理パンやサラダなどもあわせて購入。

それらの食料を、すでにパツンパツンのフィールドシートバッグにくくりつけます。軽く揺すって落っこちないことを確認したら、最後の峠道となる苗場までの上り坂を駆け上がり、23:00ごろに無事に苗場の小部屋に到着しました。
NOGUCHIでの買い物は、時間をかけられるほど選択肢がなかったからでしょう、思ったよりも早く切り上げていたようですね(笑)
最後の峠道をどんなスピードで走り抜けたんだ、ということは気にしてはいけません(笑)ここは通い慣れた道なので・・・(^ ^;;

さて、辿り着いた苗場の小部屋は、ひと月ほど前に所有権移転の手続きをして自分のものになったばかり。それから初めて訪れるので、場所は全く変わらないものの、心情的にはちょっと特別なものがあったりします(まだ贈与税を収めていませんが)。

敷地の駐車場にRVFを止めて、伸びをしながら上を見たら・・・。

苗場もまた、雲ひとつない満天の星空でした。めずらしいんですよね、ここがこんなに晴れ渡っているなんて!
ひとしきり気の済むまで撮影を楽しんだら、いよいよ部屋に入ります。
まずは部屋の中をストーブで暖めましょう。それくらい寒いんです。苗場の手前、二居のあたりで外気温6度ですから、このあたりは3度〜4度くらいでしょう。ほとんど真冬ですよね・・・。
そしてこたつ!こたつ!!
熱源を増やして部屋を暖めている間に、ふと思いつきました。そうだ、せっかくだから星が流れるあの撮影をやってみよう、と。

ベランダに三脚でD80を固定し、インターバル撮影開始です。そうしたら、僕は部屋で無事位辿り着いたことへの感謝を込めて、祝杯をあげることに。あの星空の感動を肴に(?)、美味しくビール。結局2本空けちゃいました(笑)

晩酌と夕食が済んだら、さぁ就寝です。
おっとその前にカメラを撤収・・・だったのですが、なんと。
撤収するときにはD80はなんとバッテリーアウト!インターバル撮影の途中で電源が失われてしまっていたのでした。
デジタル一眼のバッテリーはスマホのそれと違って結構大容量ですし、これまで色々と撮影に持って歩いていってバッテリーがなくなって困った、という経験がなかったのでバッテリー残量のことなど気にしたことがなかったのですが、40〜50分のインターバル撮影(86枚)で力尽きてしまいました。
もちろん昨日は大洗で、そして今日は月待の滝で散々撮影はしていますし、バッテリーの大敵である寒さにもずっとさらされてきましたからこれはこれで仕方がないかも。なにより、購入してからもう10年近く経っていますし・・・。

それでも撮影できたその86枚をコンポジットしたのが、二枚目の写真です。
これ、本当にずっとやってみたかったんですよね〜(^ ^)
今度はこの撮影のためだけに出掛けて、北極星を中心にしてぐるっと回る撮影をしてみたいな、なんて思いました(笑)
やるなら、予備バッテリーが必要かもしれませんが。

ところでコンポジットは後日譚ですから、実際にはD80のバッテリーが尽きて明日以降はまったく撮影不可能となってしまったわけです。
さてこうなると明日の撮影はすべてiPhone5Sで行わなければなりません。明日はものすごくお天気がよろしいらしいのに。その上、訪れる予定の場所はとても素敵な場所なのに。
だから是非とも腰を据えてじっくりとD80で撮影を行いたかったのですが、これはどうしようもありません。D80での撮影は諦めるしかないですから・・・。

ま、iPhone5Sは充電器で充電できますし、なんとかなるっしょ!
明日の撮影はまた明日考えることにして、今日はもうゆっくり休むことにしましょう!
羽毛布団に毛布をかけてくるまったら(布団が冷たい!)、電気を消してあっという間に夢の中です・・・。

最終日につづく

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