走行中にクランク(やボトムブラケット)周辺からコンコンコン・・・という異音がする(ことがある)現象ですが、フィキシングボルトの増し締め(M10ボルトの一般的な規定トルクで締め付け)してみたものの、あまり改善したようにも見えず、この機会にクランクとボトムブラケットの交換を計画しました。
20年以上購入時のまま乗り続けてきたので、クランクの方はもうスプロケットの歯が欠けている部分もあります。となれば当然ボトムブラケットだって相当に傷んでいるはずですから。
というわけで、まずはクランクとボトムブラケットを外して目視で確認してみることにしましょう。
で、そのためには自転車を自立させなければなりません。それも、直立で。
なので。
まずはメンテナンススタンドを購入しました。もっと早く購入して、磨くときにも使えばよかったのでしょうが・・・。
購入したのはFFR-CFS バイシクルスタンドCFという製品。ヨドバシで取り扱いがあったので、他のものと合わせて発送してもらいました。
足の前後を入れ替えることで高さが変わるようです。うちの26インチでは、内側の足を後ろにするときちんとリアタイヤが浮きました。
試しにペダルを回してみると、リアタイヤがスムースに回り始めます。それにしても、ものすごい振れ具合です。これも調整しないといけませんね。
そしてもう一つ。本日のメイン工具、コッタレスリムーバーです。Yahoo!ショッピングで送料無料で販売されていたものです。特にメーカー等の記載はなくノーブランドです。コッタレスだけでなく、BBリムーバーもセットでしたし、送料込みでかなり安価だったのでついポチッ。
届いた商品には詳細はおろか、取説すら入っていませんでした(笑)
そう頻繁に使うものでもないので、今回を含めて数回持ってくれればいいかな・・・くらいの軽い気持ちで購入しています。
フィキシングボルトを抜いたら、コッタレスリムーバーの固定具の方(黒い方)をクランクのネジ穴にねじ込みます。きっちりねじ込んだら続いてねじ込んでいく稼働具の方(銀の方)をこれまた回らなくなるところまで手で締め込んでいきます。
そうしたら六角面に工具あてがってさらに締め込んでいくのですが・・・。
16mmかよ・・・そのサイズ、ないよ・・・(手持ちは17mm)。というわけで、ここはモンキーレンチで代用します。締め込んでいけばある段階でポロッと取れるらしいので大丈夫でしょう!
クランクを抑えつつぐりぐりとモンキーレンチを締め込んでいき・・・。
気がつけば、クランクが抜けるどころか、クランクのネジ穴が完全にツルッツルになるまで潰れてしまっていました・・・orz
しかも、凝ったレスリムーバーの稼働部の頭はフィキシングボルトのボルト穴に削られたようで少し丸まっています。
・・・詰んだ。
安物買いの銭失いって、ほんとですね・・・(T_T)
さて、今後の方針を考えないとな〜(まだ諦めたわけではないので)。