PEUGEOT・・・な、なんだってー!

ちらっとみたネットのニュースの見出し。「仏プジョー8000人削減 国内工場リストラ」。これは日経の記事ですが、レスポンスにも同様の記事が。そして、いずれの記事でも欧州経済危機の影響をプジョーシトロエンがまともに受けていることを指摘していました。なんでも、プジョーシトロエンの主戦場はヨーロッパで、中国をはじめとしたいわゆる第三世界でのシェアはほとんど無いんだとか。

そんなプジョーですが、私、実は一時307Breakというワゴンに乗ってました。ソレまでは国産しか乗ったことが無く(しかもメーカーはほぼHONDAオンリー!)、プジョーに乗って初めて知ったのがプジョーに乗っている人の集まり、つまりオフ会!車種別じゃないんですよ!「プジョーに乗っている」というカテゴリーなんですよ!

今はRVFにカムバックしているので四輪は手放してしまいましたが(実家にはある)、プジョー以外のどの車でも、同じメーカーだから、とか、或いは同じ車種だから、というだけで親近感を覚えたり、思わず手を振ってしまったりと言うことは一切ありませんでした。たとえばオデッセイに乗っていたときにそれをしたら、とんでもない回数手を振らなければならないですし(笑)

つまり、プジョーに乗っていると言うことは(少なくとも日本では)マイノリティで、マイノリティであるが故にそのオーナーは結束する、という図式が成り立つわけですね。しかしこの図式が成り立つと言うことは、なるほど確かに日本を含めたアジア地域でもプジョーのシェアは圧倒的に低いと言うことなわけで。

もともと、ヨーロッパ車ということで何となく高級感があるように感じていますが、プジョーは当地ではいわゆる大衆車なんだとか。だから、国産車のようにたとえばバンパーにウィンカーなどの装飾品は一切着いてませんでした。これは、バンパーはぶつけるためにあるのだし、どうしてもダメになったらスパッと安く取り替えるためにそういうデザインになっているというハナシを聴いたことがあります。
いってみれば、ヨーロッパの(というか、プジョーの)カローラみたいな扱いなんだとか。

そうした車に高級感を感じるのは、もちろんヨーロッパの車が持つ伝統を受け継いでいるからということもあるでしょう(日本の車はモデルチェンジするとどこのメーカーの車なのか分からなくなりますが、ヨーロッパ車ってモデルチェンジしてもアイデンティティが残っているように思いません?)。しかし、やっぱり圧倒的に「走っていない」からなのではないかと。つまり高級感というより、孤高感?

でも、ユーザが爆発的に増えない本当の理由は、やっぱり「壊れすぎ」にあるのでは・・・。私が乗った個体がたまたまハズレだったのかもしれませんが、一夏の間にエアコン修理3回(つまり直っていないで修理上がりになった)、カーオーディオ故障(メディアが取り出せなくなった)、ホーン鳴らなくなる、窓が閉まらなくなる・・・など枚挙にいとまがありませんでしたから。。。(~_~;;

最悪のオートマでしたが、パッケージングやデザインなど、国産にはないオリジナリティがあって、すごく気に入っていたんですけどね〜〜〜。

このニュースを聞いて、ふと自分がプジョーに乗っていたときのことをこんな風に思い返してみたりしたのでした。

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