いや、VVFとかはあるんですが、バイクに配線を施すのは初めてなので・・・(^_^;;
このあいだの車検でまさかの検査不合格箇所がでてしまい、その手っ取り早い対応のためにヘッドライト(ロービーム側)の配線を切断しました。
その箇所をそのままでは気持ち悪いので、まずはそれをつなげて、左右のハイ・ローともにきちんとつくようにしておこうと。
で。
電線(ケーブル)を用意します。
今回切断したのはプラス側の配線だったので、わかるように赤で延長接続することにしました。
ちなみに用意したのはエーモンの配線コード(1.25aq、5m)。型番は1174。

隣に写っているのは保護キャップ。
適切なタイミングでこれをケーブルに通しておかないと、後で困ったことになるので、忘れないように手近なところに置いておきます。

保護キャップはこんな形(オス側です)。短くなっている方が端子の方(つまり外側)を向きます。

まずはケーブルの被覆剥きから。5mm程度、被覆を剥きとります。
被覆剥きには電工ペンチが便利。これは同じくエーモンの電工ペンチで、型番は1452というもの。
1.25aqのケーブルなので、1.25の目盛りのところに合わせて切断します。
ぐっと強く握って切れ目を入れたら、少し緩めて電工ペンチごとゆっくりと引っ張って綺麗に剥けました。

こんな感じで剥けます。より線(撚ってないけど)なので、このままだと作業中に線の末端が広がってしまうかも。というわけで、出てきた電線を手で撚っておきます。

そうしたらいよいよ端子部分を圧着するのですが、その前に。

向きを間違えないようにして保護キャップを先に通しておきます。端子部分を圧着してしまうと、もうキャップは入らなくなりますから!(こちら側からは、ですが)。

端子部分。ギボシのオスです。なお、この一連の手順はメスでも同じです。

細い爪は電線に、太い爪は被覆にかかるようにして配置します。

まずは細い方から。
1.25sqなので、その目盛りに合わせてM字に食い込ませるようにして圧着します。

ぐっと圧着できたら、仕上げに一回り小さい目盛り(0.5−0.75)でさらに締め付けます。

被覆側の大きな爪は、その反対。
つまり、被覆の分だけ断面積は大きいので、一つ上の目盛り(3.0)のところに合わせて同じように圧着します。

それから元々の断面積を示している目盛りのところで再度圧着します。

するとこんな風にがっちりと端子が固定されます。軽く引っ張ってみますが、びくともしません。

保護キャップを被せれば、完成です!
これはオス側ですが、メス側も同様に処理します。すると。

こういう延長ケーブルができました。片方がオス、片方がメスになっているので、延長ケーブルになるわけですね。
あとはこれをRVFのヘッドライトケーブル(切断しちゃったところ)に繋ぎ合わせればもとどおりになる・・・はず。

で、これが切断しちゃったRVFのヘッドライトケーブル。
右のライトですが、車検時に右のハイビームのみ点灯するようにしたため、ロービームは左のみの点灯にしなければ検査に合格しない、と言われて行ったやっつけの痕です・・・。

まずはこのそれぞれのケーブルの被覆を5mm程度剥き・・・。

先程と同様の手順で片方にオス、片方にメスの端子をそれぞれつけます。もちろん、保護キャップも。
ちなみにオスメスの向きですが、普通は電線のプラス側(に近い方)にメスを持ってくるそうです。
というのも、プラス側をオスにしてしまうとギボシによる接続を外した時に端子がボディーなどに触れてショートしてしまう可能性があるから。
メスにしておけば、メス側は端子本体を保護キャップが全部覆うため、その可能性を防げるんだそうです。
なるほど確かにオス側は端子の頭が保護キャップから出てますもんね〜。

というわけで、こんな風に接続を行いました。
新しい端子(や保護キャップ)だからなのか、けっこう繋ぐのに手間も力も必要でした(笑)
そしてその結果。

ロービーム、OK!

ハイビーム、OK!
とりあえずこれでもとどおりになりましたので、まずは一安心といったところですね〜。
あ〜、せっかくだからどっか行きたいな〜。...
[続きを読む]