富士山づくしツーリングレポ!

件の鬱状態から立ち直りつつあったとある公休。あまりの天気の良さに気分も高揚!
というわけで、11月15日。久方ぶりのツーリングに出かけて来ました。目指すは富士山!

計画から逆算して当日は6:00AM出発としていたのですが、高鳴る鼓動を抑えきれず、予定より30分早い5:30AM、まだ薄暗い中自宅を出発です!

しかし、あまりに浮かれていたためか、15分ほど走行したあたりでお財布を忘れたことに気がつきました。お財布の中には、バイクに乗るのに絶対に持っていなければいけないものも含まれており・・・orz

・・・夜が明けてしまいましたが、再出発です。予定より30分早く出発したのに、予定より30分遅く再出発する羽目になってしまいました。どうしてこうなんだろう・・・(~_~;;

さて、気を取り直して。
今日のコースは奥多摩湖を経由して富士山に向かうルート。というわけで、まずは最初の目的地である奥多摩湖へ、所沢経由(小金井街道経由)で進みます。渋滞にはまらないといいけどな・・・。

一度出戻りという余計な距離を稼いでしまったので、念のため青梅街道の街中にいるうちに最初の給油を済ませておきます(当初の予定ではもっと先で給油だった)。土地柄なのか、うちの方で入れいるよりも安かった!(うちの方も結構ガソリン安い方なんですがそれよりもかなり安かったです)

給油が住んで景色が少しずつ里山に変わっていきます。
さて、今日の予定に組み入れているコーヒーブレイクのため、そろそろどこかで御茶請けを調達しなければなりません。ここいらなら地元の甘味っぽいものが売っているでしょうから、この辺りで買っておきたいな〜。
そこで青梅街道沿いに駅舎を構える「御岳駅」に立ち寄り、何か名物(の甘いもの)を物色することにしました。

御岳山の麓なので何かあるだろうと考えていたのですが、ちょっと読みが甘かったようで・・・。
確かにお店はあるものの、時間が早すぎて開いてませんでした(^ ^;;
でもせっかく立ち寄ったのでちょっと周りを散策します。今日は急ぐ旅でもないですからね〜。

駅舎と駅舎脇の紅葉。綺麗に色づいてます。奥多摩湖の湖畔もきっと綺麗に違いないと期待に胸が膨らみます!

山間のこの辺りにも朝日が差し込み始め、多摩川の清流を照らし始めます。奥多摩湖から流れ出る川ですから当然多摩川なわけですが、これがあの多摩川になるのか・・・。なんかちょっと不思議な気持ち(笑)

少しばかりの散策を楽しんだら、とにかく奥多摩湖に向かうことにします。

青梅街道を順調に奥まで進んでいくと、やがて左手に湖が見えて来ます。そう、これが奥多摩湖!小河内ダムとも言いますね。東京の水がめ。
この辺りのツアラーはほとんどが周遊道路を走って景色を眺めて終わりにしてしまうのですが、せっかく大きな湖に来たのですから。

ちょっと遊んでいくことにします。
立ち寄ったのは、麦山浮橋という浮橋。昔はドラム缶で浮いていたらしいのですが、今はポリタンクで浮いています。

こんな感じですから、結構揺れます。しかも足場が濡れているのでこれまた怖いっ!(笑)
ですが、ちょっと周りを見るとこんな具合です。

錦とはよく言ったものです。山肌が本当に「錦」です。水面から緩やかに立ち上る水煙も素敵。

せっかくなのでパノラマも載せておきます。

それも、二枚も(笑)
それくらい美しい景色と気持ちのいい陽気だったのですよ、奥多摩湖は!
ホント、ここが目的地でないのが残念なくらいです(笑)

などと勝手なことを思いながら十分に湖水の上からの景色を堪能したら、浮橋の入り口に止めた愛車に戻り、さらに先に進みます。だって、目的地はここではないのですから。
そしてもう少し進めばそこはもう山梨県!

山梨県に入るとすぐに丹波山村に入ります。
ナイスなことに丹波山村には道の駅があるので、まずはここでお茶請けを調達しましょう!
そしてその道の駅のすぐ先にある名水(誰でも利用できる)で天然水を汲み、さらに少し先にある丹波渓谷で美しい紅葉を愛でながらコーヒーブレイクとしゃれこみましょう!
・・・という予定でいたのですが・・・。

そしてたどり着いた道の駅 たばやま。へそ饅頭というのが有名らしい(?)ので、その辺りを狙って店内に入ると、想像もできない出来事がっ!

お店の人「すみません、開店は10:00AMなので、あと15分外で待っててください」
僕「( ̄◇ ̄;)」

この何もないところで15分を浪費するのは流石にどうかと思ったので、お手洗いだけ借りて道の駅 たばやまを去ることにします。お茶請けがなくたって、コーヒーブレイクはできるさ・・・。

しかしこの後、さらに衝撃の展開が!いや、笑劇の展開か!?

道の駅 たばやまのほんの数百メートル先に、丹波の湧水があります(事前に調べておいた)。冷たくて美味しい水らしいのでとても楽しみにです(^ ^)
そしてその場所にたどり着きました(青梅街道沿いなので、見落とさなければすぐにわかります)。

邪魔にならないようにできるだけ脇に寄せて止めます。ちなみに見落として通り過ぎてしまい、わざわざ戻って来たのでこの向きで止めています。
写真奥側が山梨県、手前側が東京都になってるわけですョ。トホホ・・・。

この蛇口(?)から水が出ているはずなのですが・・・。栓が閉まっているのかな?
赤いハンドルを回して開栓するも・・・水が出ない・・・orz

美味しい天然水でコーヒーを淹れるはずだったのに・・・。
お茶請けも用意できず、よもや天然水も調達できないとは・・・。しかし出ないものは仕方がありません。
諦めて先に進みます。後ろ髪ひかれる思いで・・・。

ですが、丹波渓谷に入ると、やっぱり紅葉が結構綺麗。せっかく来たんだし、日向ぼっこしながら小休止も悪くないなということで、ちょっとした路肩スペースにRVFを止めて、コーヒーを淹れることに。
万が一に備えて、ペットボトルに水道水は用意して来ていたのです。偉いっ!(笑)

ところで、ケトルでお湯を沸かそうとしたら。

蓋の取っ手がなくなっていることに気がつきました。
ちょっと困ったな〜・・・。でも、コーヒーは無事に淹れることができ、美味しく飲みました(^ ^)

止めた場所が日向でポカポカしてとても気持ちよく、また通る車もほとんどないので静寂の中、青空と紅葉を独り占めです。きーもちいい〜♪

しかしお茶請けがないので口寂しいというか小腹が空いたというか。計画よりも手前でランチすることに変更して(どのみち出発が遅れましたからね〜)、先を急ぎましょう!
でも、せっかくなのでのんびり行きましょう!

青梅街道はいつしか大菩薩ラインに名前を変え、これを直進し続ければ勝沼を経由して富士山に行けますが、それではあまり面白くありません。そこで、ちょっと脇にそれることにしました。

途中を左折して、大菩薩峠を走るのです。RVFですから、やっぱり峠は走らないとね!(笑)

大菩薩峠の頂上付近で、予期せぬご対面!
突然ひらけた場所があって、そこから富士山がこんなにくっきりと!うわー、うわー(*^◯^*)

何かを植栽しているのでしょうか?
しかし雲ひとつないこの晴天に、白い帽子をかぶった富士山。あ〜、もうずっとここで富士山を眺めているのでもいいのかも・・・。

脇に寄せてRVFを止め、D750で撮影しまくっていたら、何組かのライダーも速度を落として眺めていきました。止めなかったのは、先客がいたからなのか、手前にあった公衆トイレあたりで景色を堪能したのでしょうか。

さ、そしたら僕もさらに富士山に近づくために出発しましょう!

大菩薩峠を降りた麓に龍門峡(日川渓谷)という名所があるのですが、ちょうどそのあたりであたりを見回すと・・・。

紅葉がちょー綺麗!!

赤い葉っぱ(だから紅葉なのでしょうけど)が入ると、華やかさが違いますよね〜。山全体が赤(というか、褐色)に染まっていて、見ごたえ抜群でした。

ちょっとした待合室のような建物もあったので、ここでのんびり紅葉を見るのもいいのかもしれません。川面までなんとか降りて、水を汲んで、それでコーヒーを淹れて、この素晴らしい紅葉を見ながら飲んだらきっとものすごく美味しいだろうなぁ・・・。
でも、今日の目的は富士山ですから、そういう悪魔の誘惑に耳を傾けることなく、スパッと先に進むことにします!

竜王峡を抜けたらあたりはもう山梨県の市街地です。
甲州街道(国道20号線)にぶつかり、そこから(途中でちょっと道を間違えましたが)御坂みち(国道137号線)を通ってどんどん標高を下げていくと、その先に見えてきます。そう、河口湖大橋!
この河口湖大橋から見る富士山がまた絶景なのですが、それゆえこの橋で車を止めることはできなくなっています(狭い)。
細身のRVFですら駐車するのは憚られるので、ここは泣く泣く諦めて、河口湖を渡り、対岸にある道の駅 かつやまへ向かいます。元々の予定とは異なるのですが、ここでランチをいただくことにしたからです。
でも、その河口湖の辺りを走っていたら・・・。

この辺りも紅葉が!

く〜、綺麗すぎる・・・。
この辺りではもうしばらく紅葉が楽しめそうですね〜。
そしてこの紅葉の中を抜けた少し先に、道の駅 かつやまがあります。
規模が小さいこともあるのでしょうけれど、かなりの賑わい。
バイクを停める場所がわからなかったので、先客が止めていたすぐそばに間借りして止め、まずはレストランへ。

事前に得た情報では、なんでもイトリキカレーなるカレーが隠れた一品らしく、せっかくなのでそれを注文してみることに。
オーダーしたのはビーフカレー。
お味の方はというと・・・ちょっと僕の口には合わなかったです・・・(^ ^;;
ルゥがとても水っぽく(スープカレーのようです)、また飲み込んだ後に口の中に薬膳のような風味が結構残るのです。
もちろん完食しましたが、次からは別の道の駅に寄ることにしましょう(笑)

それでもお腹は膨れましたので、河口湖からメインの目的地である本栖湖へ場所を移すことにします。

その途中、西湖を通るのですが。

かろうじて取れた、西湖からの富士山(笑)
西湖は富士山の鑑賞ポイントとしてはちょっと好ましくない・・・のかな?

西湖から国道139号線に入り、しばらくすると本栖湖方面の案内が出ます。見慣れた右折レーンを曲がれば、そこはもう本栖湖!

おぉ、富士山・・・。美しい・・・。
今回は本栖湖を時計回りに回ったので、有名な見物スポットではない、ちょっとしたスペースを独り占めして撮影に専念。

しかも、この場所を独り占めしてじっくり撮影に臨めるというのがこれまた最高!撮影した写真がうまいかどうかはまた別の問題ですから・・・。

本栖湖を時計回りに回っているので、最後にはあの有名なスポットにも立ち寄れます。近頃はコレの影響で訪れる人も多いとかなんとか。

ここはきちんと駐車場が整備されているのですが、満車です。僕はバイクなので適当なところにこうやって止めさせてもらいましたが。
前回、会社の仲間と来た時にはこんなに混雑していなかったのに、やっぱりコレの影響なのかしら?
そして、どちらかといえば穴場スポットのはずの本栖湖なのに、中国人が大挙して押し寄せているのには少し閉口です・・・。

ま、それはさておき。
せっかく目的の富士山を眼前に、それもチョー美しく眺めているのですから、ここで最後のコーヒーをいただくことにします。
この場所はキャンプ場の入り口でもあるので、受付兼店舗でちょっとしたお菓子なども購入できます(そしてそこにはアレの等身大?やその他イラスト、ポスターがたくさん)。
ほんとはそれらも写真に収めたかったけれどちょっと恥ずかしい気もするのでグッとこらえて(笑)、お茶請けにオレオを買うだけにして店外へ出ます。
そしてしばしコーヒーブレイクです。
あ、今日初めて口にする甘いものだ!(笑)

周りの車は取っ替え引っ替え出たり入ったりしていましたが、僕はここでしばしのんびり。だって、これがいちばんの目的だったのですから(^ ^)
そしてたっぷりと富士山を愛でながらコーヒーを堪能したら、国道139号線に戻り、もう一つの目的地に向かうことにします。

そ・れ・は。
・・・でも、その前に。

まったく遮るものが何もない、富士山の絶景スポットがありました!(笑)
まさにここが朝霧高原なのだそう。
朝霧高原は道の駅には立ち寄ったことがあり、そこから富士山を眺めたことがありますが、この見晴らしはなかったですもんね〜。
これは予期せぬ嬉しい誤算!サイコーです(^ ^)

この嬉しい誤算の少し先に行くと見えてくるのが、こちら。

そう、魔界の牧場です!
・・・まちがい、まかいの牧場です!
漢字で書くと、馬飼野牧場ですっ!!

元々はここでランチをと考えていたのですが、ランチの時間がちょっと短めでギリギリになってしまいそうだったので河口湖でランチを済ませたのでした。
でも、お茶することはできるのです。

牧場内の喫茶店「ナチュラ・ヴィータ」に入ると、中はクリスマス一色!?
もしかして、僕は今チョー負け組になってる!?

それはともかく。

コーヒーも甘味も口にしてきたわけですが、やっぱり椅子に座って、テーブルの上で落ち着いてお茶したいですもんね。
至福のひとときです(^ ^)
(オーダーしたのは牧場チーズケーキセットみたいなやつです)

しかしD750。
シーンモード設定で「料理」というのがあるのですが、試しにそれで撮影してみたところ、何の変更も加えないままでこれだけの写真になった・・・。おそるべし、シーンモード・・・。

まかいの牧場(正しくはナチュラ・ヴィータですが)でちょっとまったりとお茶していたら、なんだかどんどん雲が湧いてきて、富士山が少しずつ覆われていき・・・。

出発する時にはもう富士山は全く見えなくなってしまいました(RVFの後ろに富士山があった)。
この後、富士山スカイラインを走って御殿場側に抜けてひとっ風呂なのですが、道中の富士山は見られなさそう。水ヶ塚公園を再び通るので楽しみにしていたのですが、ちょっと残念だな〜。

ところで、雲が出てきたのと日が傾いて一気に薄暗くなってきたのとで、少しばかり気持ちも焦り始めます。そしてそれと同時に気温もどんどん下がり始めます。
国道139号線から富士山スカイラインに向かうために上井出ICで一般道に降り、富士山スカイラインを走行する前に念のため給油を済ませておきます。今にして思えばこれは正解だったのかも?
さて、そうしたらなぜか「通行止め」の案内が出ている富士山スカイラインに突入します。
通行止めと出ているその道の対向から車が来ているのだから、ま、ダメでもどこかには抜けられるのでしょう、きっと。

雲が空を覆い、日は完全に沈んで辺りは夕闇どころか、ほとんど闇。
そんな中、通行止に怯えながら走り続けていたら、何と道のど真ん中に鹿がっ!!あやうく大惨事になってしまうところでした・・・。
あー、びっくりした・・・。
そんなアクシデントにもめげずに富士山スカイラインを登り続けたところ、水ヶ塚公園手前で通行止めの意味がわかりました。

丁字路になっているその場所は、山頂方面に向かう道が通行止め(冬季閉鎖)になっていたのです。つまり、御殿場方面に下る道は普通に通れる、ということですね。よかった〜。
これがわかるまで結構不安だったのですが、ガソリンが満タンであることがかろうじてゆとりを生んでくれていました。これ、ガソリン残量にも不安があったら、心細さは3倍増しだったことでしょう・・・。

ホッとしたところで、ヘルメットのシールド交換(スモークからクリアへ)と、地図確認をしておきます。うん、ルートは間違ってない!
さぁ、このまま一気に富士山スカイラインを駆け下りて、予定の温泉へまっしぐらだ!

途中何度か念のための経路確認を行いつつ、景色は少しずつ街中のそれに変わり、コンビニの灯りなどに癒されながら、どうにか無事に温泉にたどり着きました。

その温泉が、こちら。御胎内温泉(おたいないおんせん)。
出来るだけ辺鄙なところにある温泉を・・・と思って選び出したところだったのですが、どうしてどうして。
地元民と思われる方々がたくさん訪れていました。地元に愛される温泉なら、きっといい温泉に違いない!

バイク置き場は見当たらなかったので、RVFはいちばん離れた場所にある駐車スペースを借りて止めさせてもらいます。
愛車よ、しばしの別れだ(笑)

入浴料は500円。露天風呂もあり、とてものんびりできる温泉でした。お湯はどちらかというとややぬるめかも。でも、それがむしろ僕好み。
露天風呂からは壮大な富士山が目の前にどか〜〜ん!とある・・・らしいのですが、僕が入ったのは夜でしたし、空は一面を雲に覆われてしまっており、そのお姿を拝見することは叶わず。
でもなんだかんだで1時間くらいお風呂に浸かり、冷え切った体をじっくり温めました。
あ〜、生き返った〜(^ ^)

脱衣所でもちろんコーヒー牛乳をいただき、ロビーで少しまったりさせてもらいます。
その時にふと時計を見たら、夕方のいちばん混み合いそうな時間。これはここでご飯を食べて時間調整していったほうがよさそう。
それに、体も完全に乾かさないと、風邪を引いてしまうかもしれませんし。
幸いなことに、御胎内温泉施設内に食事処も併設されているので、湯上りにのんびりしながら食事を楽しむことができるのです。

何にしようか散々迷った挙句、やっぱりここは力の出るものを食しておく必要があるだろうということで、カツっ!
そしてエナジー補給も兼ねて(ノンアルコールですが)ビールも!
そしたらついでにおつまみにげそフライも!
・・・揚げ物づくしになってしまいましたが、湯上りに(ノンアルコールですが)ビールはやっぱりサイコー!
おつまみのげそフライもサイコー!!
ロースカツ定食、うま〜〜い!!!

というわけで、時間をかけてゆっくりといただき、もちろん完食です。

この箸袋、お土産になるかな?(笑)
なんてくだらないことを考えながらふと受付脇に目をやると、結構富士山土産が置かれています。
ここでお土産を買ってしまってきちんとパッキングをすれば、帰りの高速道路はもしかしたらどこにも寄らずに一気に東京まで戻れるかも?
御殿場からなら100kmくらいだし。
と考えて、ここでお土産も調達してしまうことにしました。
御胎内温泉独自のお土産というのは見当たりませんでしたが(「御胎内温泉まんじゅう」みたいなものを目にしたので、ないわけではない)、このツーリングの一番の目的は富士山。
ですからやっぱり富士山がらみのお土産をいくつか購入することに。
そしてそれらを含めて綺麗にパッキングをし直します。
もう撮影することもないですし、御湯を沸かすこともないですし、防風・防寒を兼ねてレインウェアは着てしまうし、とあれこれ考えながらパッキングを済ませて御胎内温泉の施設から外に出ます。

・・・寒いーっ!!!

あ、最後におまけ(笑)
この子は御胎内温泉のゆるキャラ(?)のようです。
なら、これを使ったお土産ものがあればよかったのに(笑)
でも、メインは富士山だからやっぱりお土産物は富士山になるか・・・。

それはそうと、レインウェアもライディングジャケットも出来るだけきちんと着込み、可能な限り体内に風が侵入してこないようにして、RVFに荷物を積み込み、火を入れます。
先日のアレが嘘のように(ま、アレが嘘みたいなもんですから・・・)エンジンは軽やかに回り、あらかじめ確認しておいたルートを記憶から呼び起こしつついざ出発!
って、呼び起こすも何も、ここから一直線に進んでいけば大きな通りに出られるので、そこから高速道路に入るだけなのですが。

しかしここで最後のトラブルがっ!
なんと、地図上には反映されていない道ができていて、しかもそれがなんと交差点を直進方向に伸びていたのです!
僕はとにかく直進(道なり)というイメージしか最終確認しなかったので、地図上にはなかったその道を進んでしまい・・・。

はい、迷子になりました(笑)

幸いなことに最終的には国道246号線に出られたのでことなきを得ましたが、いかにも工業団地みたいなところを通ったり、いきなり道がなくなって回り道に誘導されたり(しかも回り道から先の案内看板がない!)、とにかく困りました。

帰宅後に確認したところ、googleマップの地図画面ではその道は確かに存在しないのですが、航空写真に切り替えるとなんとその道が伸びているじゃないですか!
つまらない意地を張って一筆書きにこだわらず、おとなしく来た道を戻ればよかったんですよね・・・orz

それでも予定通り御殿場ICから東名高速に乗ることができ、道中の事故による車線規制(少し前までは通行止だったらしい)もうまく回避しながらほぼほぼ順調に進み、一気に東京まで駆け抜けました。
みんな結構飛ばすから、僕のペースもそれなりに上がり、予定よりも早めに東京ICにたどり着けたのはありがたかったかも?
東京ICからは環状8号線を使って北進し、笹目通りへ。ここから程なくして我が家です。
一般道も渋滞するような時間ではなかったので順調そのものでした。

湖で遊び、目的だった富士山もたっぷり眺め、温泉にゆっくりと浸かる。今回の旅は、重要な目的は全て果たすことができて大満足です!
(小さな目的は達成できていないものもありますが、まぁそれはいいでしょう)
やっぱりツーリングは楽しいよな〜。
これからますますツーリングに適さない季節になっていきますが、プチでもいいから次のツーリング、計画しようかな?なんて早速考え始めています。

この間までの悶々としたアレは一体何だったんでしょうね・・・(^ ^;;

というわけで、今回の富士山づくしツーリングのレポートは終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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