浴室換気扇、交換。

実家の浴室の換気扇が動かなくなってしまいました。タイマースイッチ側の故障だったらすぐに直せるなと思ったのですが、残念ながら換気扇本体側(モーター側)の故障であることが判明。
浴室換気扇の修理・交換は業者に依頼すると20,000〜40,000円程度かかるらしく、かといって動かないままだと浴室の湿気を排出することができなくなります。

・・・DIYするか・・・。
(ペーパーですが電気工事士の資格は持っていますので)

まずは古い換気扇を撤去します。カバーを外して中を確認。これは誰でも出来る作業ですね(笑)

換気扇本体にある端子カバーを開け、配線を確認します。通常は白が電源側、黒が接地側ですが、果たして・・・?

とりあえずアース線、配線を外しましょう。アース線はプラスネジで固定されているのでこれを緩めて外し、配線は端子の赤いボタンをマイナスドライバーなどで押し込みながら引っ張ることで外れます。
当然、配線を弄る際には念のためブレーカーを落としておきます(撮影のため、折々ブレーカーを入れて撮影してます)。
配線が外れたら換気扇本体を天井に固定しているネジ(ビス)を外し、本体を取り出します。
なお、ダクトにダクトテープでダクト接続口が固定されているため、ダクト接続口(これはツメで本体側に取り付けられているだけ)は残したまま本体だけ天井から取り外します。ダクトとの接続は本体の設置とは別に行う予定だからです。

こうして本体の取り外しは完了したのですが、この残しておいたダクト接続口で一つ困ったことが。
それはダクト接続口の問題というよりも、ダクトそれ自体のゆとりのなさという問題なのですが・・・。
当初の予定ではダクトを引っ張って伸ばし、ダクトテープをはがしてダクト接続口を交換する予定だったのですが、ダクトが天井裏でかっちりと固定されているため、蛇腹のように引っ張って伸ばすことができないんです。
このままこの狭い穴を見ながら作業をするか・・・?

ですが、ふと気がつきました。
もともと装着されていた換気扇は三菱電機のVD−15ZPCという製品でしたが、新規に購入したのはその後継機となるVD-15ZPC10という製品。
したがって基本的な構造、形状などは全く同じ(はず)。
とすればもしかして・・・。

ビンゴ!
購入した換気扇に備え付けの新しいダクト接続口は、そのまま古い換気扇にすっぽりと接続できたのでした。
つまりダクト接続口の形状(少なくとも本体とダクト接続口との接続形状)は全く同じということ。
なら、ダクト接続口はそのまま古いものを流用すればいいんじゃない?

念のため新しいダクト接続口を古いダクト接続口と見比べてみたところ、穴の位置を始め、全てがぴったり同じでした。
流用、決定!!(笑)

ダクトとの接続問題がクリアされたので、残る関門(?)は配線処理だけ。でもこれは接続するだけだから簡単・・・と思っていたのですが、困ったことにどちらが電源側の端子で、どちらが接地側の端子なのかの記載がありません。
一説によると、モーター側に電源側、接地側などの記載がない場合はそのモーターは極性なしだからどちらでも大丈夫とありましたが、ひとまず取り付け説明書のビミョーな図にしたがって配線してみることに(こちらには一応記載があった)。
元の配線を自分で行ったわけではないので、換気扇側に引っ張り出されている配線がどのようにスイッチと接続されているかなどがわからず、できれば避けたかったのですがやむなくぶっつけで作業を行います。
一般的にスイッチは接地側に取り付けられること、電源側の配線は白であることが多いことから、白を(取り付け説明書にある通り)電源側とされる方に接続し、黒を接地側に。アース線もビスで固定して、まずはこの状態で試運転(繰り返しますが、作業時はブレーカーを落としてます!)。
おっかなびっくり通電させたところ、ちゃんと換気扇が回ることを確認!

[flv:https://boota.mydns.jp/blog/video/01updown.mp4 360 640]

(設置前なので吸気口が上を向いた状態になっています)

そうしたら最後に端子カバーを閉じて、配線は完了。
余談ですが新製品の方は端子カバーがツメになっていました(古い方はビス止めだった)。少しずつ使いやすくなるように改良されているのですね 笑)。

新しい換気扇を設置するために、換気扇本体とダクト接続口をつなぎ、穴の位置を元のものと同じ位置に綺麗に合わせてビス止め。すでにビス用の穴は開いているため、比較的簡単にビスを死滅kていくとができます。
こうして換気扇本体の設置は完了。
最後に化粧カバーを取り付けて、換気扇の交換作業は完全に終了となります!
新しい化粧カバーはやや角ばっていて、少しだけ印象が変わった感じ?

そうしたら、ちゃんとエアを吸い込んでくれるかどうか、最終チェック!

[flv:https://boota.mydns.jp/blog/video/02orig.MOV 640 360]

片手に吸気確認用のティッシュを持っているので、撮影の向きが微妙ですがそれはさておき、結構な勢いで空気を吸い込んでいることが確認できました。
うん、問題なし!
さ、これでいつでも快適にお風呂に入ることができるぞ!(^ ^)

4件のコメント

  1. コメント連投で失礼します
    実は自宅も丁度一年位前風呂場の換気扇が動かなくなりました
    ネット検索してモーターだけを交換したのでそのご苦労は分かります
    でも先人達は色々調べて記事にしてネットに上げる、スゴイ努力だと思います
    そのおかげで専門外の領域でもDIY出来るので尊敬も感謝もします
    bootaさんもちゃんと記事上げるのでスゴイです

    1. エアNC30 さん

      製品そのものではなくモーターのみを交換されたというのがまたすごいですね!(笑)
      あらかじめ下調べを済ませてからの交換作業だったので手順自体はスムースに行えたと思いますし、
      そもそも換気扇本体の交換なのでさほど複雑な作業でもなかったことはよかったです。
      ただ、せっかくなので作業の様子を撮影しながらやろうと考えたのがあまりよろしくなかったかも?
      ショートを避けるために基本的にブレーカーを落として作業するわけですが、撮影するには明かりがないと困るわけで(お風呂場には窓がないので外から光は入ってこないのです)、
      「作業前に撮影、ブレーカーを落とす、作業をする、ブレーカーをあげる、撮影する」
      という手順を繰り返すことに・・・。
      風通しの悪いお風呂場での作業だったのでもう汗だく!

      ダクト部分などでちょっと手を抜いてしまいましたが、何かのお役に立てばと思ってあげました(^ ^)

  2. お疲れ様ですwww
    すごいですね~
    換気扇も取り付けるとは!
    天井だからアシスタントが居ないと大変そう(笑

    1. ひーこ さん

      実際、一人で取り外しも取り付けも行ったのですが、結構大変でした(笑)
      換気扇本体の重量がさほどないので片手でなんとかしたり、
      手近にあった台などを組み合わせて置き場を作ったり・・・。
      それでも無事に交換作業が終わったので、その大変さもまぁいい思い出かと(笑)

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