フリードハイブリッドのリアにもドライブレコーダー設置!

カーナビをサイバーナビに変更した際に、合わせてフロント側のドライブレコーダーもPioneerの同じシリーズのものに変更しました(購入・設置はイエローハット)。
そのためこれまで使っていたドライブレコーダーが余ることになったのですが、せっかくだからこのDrivePro 200はそのうちリアに取り付けて、前後ドライブレコーダー搭載車両にしようとずっと考えていました。
ただ、配線処理とか大変そうだな〜とか色々めんどくさがって(笑)延ばし延ばしに。

しかしいつまでもそのままというわけにもいかず、実は少し前から試験運用を開始。

リアガラスにドライブレコーダーをきちんと設置できるのかどうか(吸盤を使うので、湾曲したリアガラスでも取り付け可能な場所があるかどうか)、きちんと録画できるかどうか(スモークが貼られていても視聴可能な状態で録画できるかどうか)、そして配線をどんな風にすればよいか、などを、とりあえずDrivePro 200を取り付けて事前に確認してみることにしたのです。

車内が汚いというのはさておき(うちのクルマは働くクルマでもあるので・・・)。数日間試験運用してみた結果、リアガラスのこの場所なら吸盤でかっちりと装着でき、画質も問題なし(夜間でも信号待ちの後続車ならばナンバーの確認もできました)、雨天時もワイパーの可動範囲ないとなるのでこれも問題なし(これは偶然確認できただけですが・・・)。
運転席側のサードシートは基本的に跳ね上げてあるので、DrivePro 200が特に目に障ることもありませんでした(液晶画面は1分後に暗転します)。

というわけで、残るのは配線の問題だけ。
ちなみに試験運用中はサービスソケット(シガーソケット)から車内のカーペット下をくぐらせて線を引っ張っただけだったので、DrivePro 200の電源コードがど真ん中を通っていました(笑)。

この電源コードを、邪魔にならないようにうまい具合に隠しながら配線するのが今回のテーマ!

まぁ、そうなると普通に考えて電源はヒューズボックスから取ることになりますよね。
で、どこから取るかが問題になりますが、今回は取り付けるデバイスがドライブレコーダーでさほど大電流を必要としないことから、13番のシガーソケット(20A)を利用することにしました。
もともと既存の電源(シガー)ソケットは使ったことがなかったですから、ここから電気を借用しても問題が生じることはないはず。

さて、ヒューズボックスから電源を取り出したとして、そこからリアゲートにあるDrivePro 200まで電源ケーブルを引っ張ってこなければなりません。しかも、目立たない・・・というか、見えないところで。

というわけでまずは運転席側のウェザーストリップ(ドアオープニングシール)を剥いて、運転席足元のパネル(ガーニッシュ)を内張り剥がしを使って取り外します。
それからヒューズボックス へのアクセスを容易にするためにカウルサイドライニング(というらしい)、つまりボンネットオープンレバーのあるところのカバーを外します。
最初めんどくさがってここを外さずに済まそうと思ったのですが流石にそれは無理でした(笑)
・・・そしてクリップの一部を割ってしまった・・・orz

それからセカンドシート(スライドドア)のガーニッシュも外します。
ガーニッシュを外すとケーブルを束ねた線が走っているのがわかるので、これに沿って電源ケーブルを引っ張っていけばクリアできそうです。
なんて、結構簡単に考えてました、この時までは・・・。

そしたら電源ソケットの登場です!(笑)
今回使用するのはエーモンの電源ソケット(ヒューズ電源タイプ)、型番1542です。なんでこれにしたかというと、電源ソケットにヒューズが付いており、しかもヒューズボックスに取り付けるためのヒューズの形状が3種類付いていて必要に応じて取り替えて使えるから。
もしヒューズの種類が1種類しかないやつを買って、ヒューズボックスのヒューズの形状と異なっていたら目も当てられませんから。もちろん事前に形状その他は調べておきましたが、やっぱり不安なので・・・。
ちなみにフリードハイブリッドのヒューズは低背というタイプなので、この電源ソケットのヒューズをこのタイプに付け替えておきます。

なお、今回使用するヒューズボックスは20Aですが、エーモンの1542は15Aタイプ。
ですが先ほど話したように、この電源から使用するのはリアにつけるDrivePro 200だけなので、許容電流が20Aから15Aに減ったところで影響はないはず。
それに仮にヒューズが飛んだとしても、このヒューズなら走行に支障をきたすようなことにはなりませんものね(既存の電源ソケットは使うことがないわけですし)。

さぁ、それではヒューズボックスから電源を取り出しますが、その前に。
現状でも運転席から覗き込むようにしてヒューズボックスにアクセスできるのですが、これが非常にやりづらい!やっぱり横着はダメです。
というわけで、面倒臭がって外さなかったスイッチパネルも外しておくことに(これはUSB電源を装着した時に外しているので詳細は割愛です!)。
やっぱりめんどくさがっちゃだめなんですね・・・反省!

さて、電源ソケットの準備ができたら、車載のヒューズクランプを使って13番のヒューズを抜き取ります。
抜き取ったらテスターを使って+側を確認。どうやら向かって左側が+のようなので、電源ソケットのヒューズの向きを合わせてヒューズボックスに挿入します。
ここでも念の為ヒューズの形状を再度確認しておきます(笑)

ついでマイナスをどこに繋ぐかですが、一番手近なところにあった右側のボルト部分を使用することにしました。
もちろんテスターでここがマイナスとして使えることは確認済みです。

電源が取れたら、DrivePro 200のソケットを接続して通電確認を行います。
そしてきちんと起動を確認。当たり前なのでしょうけれど、やっぱり嬉しい(笑)。
ここで第一関門クリア。
本作業ではもうヒューズボックスにアクセスすることもないので、スイッチパネルをはめてしまいます。おぉ、スッキリしているぞ!

しかし!
これがまずかった!

だってこれだと、一列目と二列目の間にあるピラーの下の狭い隙間にこのぶっとい電源ソケットを通さなくてはならず、それは物理的に無理があるから!!

・・・もっと早く気付けばよかった・・・(~_~;;

そう、あのピラー下の狭い隙間にコードを這わせるのですから、ヒューズとマイナス端子をセカンドシート側から送り込んで接続しなくては行けなかったのです・・・orz

というわけでやりなおし。

ケーブル通しなどは持っていないので、針金を使ってその代わりにします。
で色々と苦労しながら、どうにかコードを這わして一列目と二列目の間を通すことができました。
ここでも本当はピラーのガーニッシュを外せばよかったのでしょうけれど、ここでもめんどくさがってそれを怠ったため、結果的にかなり大変な思いをしながらコードを通すことになってしまったのでした(工具セットは実家ではなく僕の自宅にあるので最小限の道具で今回の作業を行なっているため、仕方がない面もあるのです!)。
ま、結果的に通せたからこれはこれでOKとしておきましょう。

通せたら再度ヒューズボックスにヒューズを装着、マイナス端子を先のボルトにつなぎ、コードがぶらぶらしないようにタイラップやマジックバンドを使って固定しておきます。
特に電源ソケット部分はそのままだと少しの振動でも車体とぶつかってカツカツと音がしそうだったので(確認はしませんでしたが)、マジックバンドを緩衝材がわりにして固定しました。
問題はこの厚みでセカンドシートのガーニッシュの中に収まるかどうか、ですが・・・。

結論から言うと問題ありませんでした。
一列目、二列目それぞれのガーニッシュを戻してヒューズボックス〜電源ソケットまでの設置は完了です。
あとはここからDrivePro 200までの配線処理ですね。

二列目から三列目の間の配線は、スライドドアのウェザーストリップを剥がしてその隙間から車載工具の入っているところまで線を通して・・・なんて考えて何度か針金を入れてみたのですが、残念ながらうまく通すことができず。
本当はここも側面のパネル等を外せばよかったのでしょうけれど、サードシート自体を外したりなんだりと結構大掛かりになってしまいそうでしたし、RVFと違ってフリードハイブリッドは家族も使うので丸一日いじるために休ませてはおけないんですよね〜。
結局時間がないと言う理由(そして道具もないという理由もある)で、横着(?)した配線処理になってしまいました。

スライドドアのウェザーストリップの内側を這わせてから天井と側面の隙間にコードを押し込み、リアゲートを開けた時にドライブレコーダーがコードに引っ張られて動いてしまわないだけの余裕を持たせて終了ということにしたのです。
まぁこれでも「配線を隠す」という当初の目的は果たせているので問題はないでしょう。

ただこの時、コードの長さがちょうどよくなるように何度も調整をしたせいか、コードの出口付近の天井がちょっとペコペコするようになってしまいました・・・orz
ま、特にここに触れたりすることはないからいいんですけどね(走っている最中に天井が落ちてくることもあるまいし)。

最後に車体からドライブレコーダーまでの配線をできる限り綺麗に取りまとめたら(ここだけは配線が見えざるを得ませんからね〜)、再びカメラの位置をチェックして画角調整。
その後何度かリアゲートの開け閉めを繰り返してコードの干渉等がないことを確認して、本作業は無事に完了!

近年はあおり運転などの不気味な要素が多いので、よもや圧倒的ファミリーカーであるフリードハイブリッドを煽ってくるようなのはいないとは思いますが、安心・安全のためにはこうした装備があるに越したことはありません。
明らかにそれっぽい車両のそばに近寄らないように気をつけて運転するようにはしていますが、どこでどんなことに巻き込まれるかわかりませんからね〜。
これで前後方向に関してはそこそこ安心できるようになりました。
ただ、リアガラスはスモークが貼られていますからドライブレコーダーの存在を後続車両にアピールすることができません。
近いうちに「リアも録画中」みたいなステッカーを買ってこないといけませんね(肖像権がらみの問題が生じることもあるらしい?)。

最後に。
この作業を行うにあたって、拙BLOGにお越しいただいているエアNC30さんに多大なご恩を受けています。おかげさまで作業前のイメージトレーニングもバッチリでき、その分だけ実作業の作業時間を短縮できました。
とても感謝しております。ありがとうございます。そして、今後ともどうかよろしくです(^ ^)

2件のコメント

  1. お助けコメントしましたっけ?
    でも何かのお役に立っていたなら幸いです
    自分はGW中にV6エリシオンのタイミングベルト交換を自宅青空駐車場で強行しましたよ
    何とかやっつけました
    私なんかで宜しければいつでも連絡を

    1. エアNC30 さん
      お返事が遅れまして申し訳有りません。
      今回のことでは直接ご助言はいただいていないのですが、例の「虎の巻」を最大限に活用させていただいたもので・・・(^ ^;;
      それに、気にかけていただいたりアドバイスを頂けたり、
      なによりこうして拙いBLOGにお越しいただいていることが、何よりありがたいし嬉しいのです(^ ^)

      タイミングベルトの交換ってかなり大がかりなのでは・・・?
      それを駐車場で済ませることができるとは、さすがです!(◎_◎;)
      エアNC30さんも是非BLOGを開設して、その様子をアップしてはいかがでしょう?
      きっとニーズがありますョ!(笑)

      これからもどうぞよろしくお願いします!
      ちなみに僕は連休中はほとんど仕事でした。平成→令和の切り替わりも職場で迎えました・・・orz

エアNC30 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)