フリードハイブリッド、エンジンオイル交換

ジャッキアップの練習も終えたので、必要な物品を全て揃えた今日の午前、やや雲はありつつも時折強烈な日差しがあらゆるものを焦がす炎天下の太陽の下、フリードハイブリッドのエンジンオイル交換作業にチャレンジしてみました!

まずはボンネットを開け、現在のエンジンオイルの状態を目視確認。結構黒ずんでますね〜。

前回、フロアジャッキをそのままセットしてアスファルトをめり込ませてしまったので、今回はフロアジャッキのキャスター部分に下敷きするものをあらかじめ用意しておきました。
厚手のものだとフロアジャッキが入らなくなってしまうので、薄くて硬いものということで300x100mmの金属板を購入。
結論から言うと、僕の専属のメカニックさん(笑)から頂いたご意見からもわかるように、この選択は正解だったのですが、少しだけ失敗も。
薄いながらもできるだけ厚みを確保しようと、僕は3mm厚のアルミ板をチョイスしたのですが、この厚みが仇となってしまったのです。
なんと、これを敷いた状態だとフロアジャッキをジャッキアップポイントまで押し込むことができなかったのです!!
(ジャッキアップポイントとフロアジャッキが干渉してしまう)

そこでやむなくパンタジャッキを取り出してかる〜〜く車体を持ち上げてからアルミ板を敷き、フロアジャッキをその上に乗せることに。これでとりあえず問題はクリアされましたが、よもやたかだか3mmの厚みでこんなことになるとは・・・(~ ~;;

アルミ板を敷いてジャッキアップするのは初めてなのでこれまた一度練習であげてみたところ・・・。
おぉ、アルミ板が結構歪みますね。よくよく考えればアルミって加工しやすい=柔らかい素材ですもんね。おとなしく2mm厚のステンレス板とかにしておけばよかった・・・。
でも、キャスター部分だけが大きく凹むといったこともなく、さしあたってジャッキアップしている間くらいならアルミ板でも問題はなさそうです(車体をあげきった後はリジッドラックで支えますし)。

そうしたら再度アルミ板を敷いてフロアジャッキをセット、車体を持ち上げてリジッドラックで車体を支えます。もちろんこのタイミングでフロアジャッキは退けておきます。

RVFのオイル交換の時は、廃オイルは細かくちぎった新聞紙などに吸収させて処分したりしますが、フリードハイブリッドのエンジンオイルはその容量が4L近くあるのでさすがに新聞紙などで処理するのは厳しいかも。
そこで今回初めてオイルを吸わせて処分することのできる専用の製品を購入してみました。エーモンのポイパックというやつで、処理能力は6.5Lとのこと。期待してますョ!(笑)
そしてもう一つ、ゴム手袋も新しくしておきました。島忠で購入したやつでタフレックスという製品。格安ゴム手袋に比べるとちょっとお高かったのですが、なぜこれにしたかというと・・・この手袋、なんと僕の大好きな日本製だったからです!(笑)

そうしたらオイルドレンボルトを渾身の力を込めて緩め、ゴム手袋をはめた手で一気に抜き取ります!
うわ!真っ黒なオイルが噴き出してきた!!
ではオイルが抜けきるのを待つ間、ドレンボルトにドレンワッシャーをセットしましょう!
フリードハイブリッドのドレンボルトはM14サイズなので・・・ごにょごにょ・・・。

・・・この写真を見て「おかしい」と感じたあなた、鋭い!(笑)

いそいそとドレンワッシャー(3枚入りを購入してます)の袋を開けて、取り外したドレンボルトに挿入・・・しようとするのですが、一向に入りません。おかしいな、企画ものなのだからサイズが異なるはずはないのですが(パッケージに記載の寸法とフリードハイブリッドのサービスマニュアル記載の寸法は合致しています)、一向に入る気配がありません。
もしかして3枚のうちの1枚が不良品だったのかも・・・と考え、残りの2枚を試すも結果は同じ。
どう頑張っても、あとちょっとというところで入らないのです。

これ、入らなかったらまずくね・・・?
最悪、外したドレンワッシャーをもう一度・・・なんて邪な考えが頭をよぎりましたが、色々と創意工夫してなんとかドレンボルトに収めることに成功。ほっと胸をなでおろしました。
しかし、こんなことで大丈夫なのだろうか・・・。

とりあえずドレンボルトの問題が解決したので、気を取り直して先に進みます。
次に用意するのはオイルを注ぐためのジョッキ(その名もオイルジョッキ! 笑)、それからオイル本体ですね。
オイルはもちろんホンダ純正のULTEA Greenです。4L缶で購入です。
これはもちろんフリードハイブリッドのエンジンオイル交換時のオイル容量が3.4Lのためなのですが、オイルジョッキもそれに合わせて3Lサイズにしてみました。
ですがこちらはちょっと失敗だったかもです。その理由は後ほど!

エンジンオイル注入口のキャップを開け・・・。

ごく少量新しいオイルを流し込み、オイルドレンから排出されるのを確認します。この作業に洗浄効果があるのかは不明ですが、ま、気持ちの問題ですね(笑)

そうしたら苦労してドレンワッシャーをはめ込んだドレンボルトをセットし、規定値の40N・mで締めこみます。
手持ちの工具でこうした一連の作業ができるのはやっぱり嬉しいですね(^ ^)

そしたらオイル注入開始です。
最初は3L+0.4Lで注入を試みたものの、3Lまでオイルジョッキにオイルを入れてしまうと、オイルの注入口とそそぎ口を合わせるためにオイルジョッキを傾けただけでオイルがこぼれてしまうことが判明・・・(^ ^;;
なので2L+1.4Lに変更して合計3.4Lを注ぎ入れます。
これが3Lのオイルジョッキが失敗だったかもしれない点。これなら2Lのとか、あるいはいっそRVFでのオイル交換で使っている1Lのやつでもよかったのかもしれません・・・orz

ま、何はともあれ無事に3.4Lを注ぎ終えたら、ちょっとこぼれてしまったオイルを綺麗に拭き取り、キャップを閉めます。

ダンボールを敷かないと、アスファルトの熱で体が焦げてしまいます。しかしそのダンボールも、作業時の汗でふにゃふにゃに(笑)
でもその苦労の甲斐もあって(?)、これにて交換作業自体は完了です。後は確認作業が必要ですね。
まずはリジッドラックからフリードハイブリッドを下ろし、それからいよいよエンジンを回します!
オイル警告灯が消えることを確認したら少しアイドリングさせ、温度警告灯が消えたら軽くあおって吹け具合を確認。
うん、特に問題はないようです。

エンジンを停止したら、オイルゲージでオイルの量、色を確認。うん、とても綺麗なオイルの色です。オイル用もきちんと規定の間におさまっています。これなら問題なさそうです。
念のため下回りを覗いてオイル漏れがないかを確認したところ・・・アスファルトがリジッドラックの足で凹んでしまっている部分を発見。こちらも何かしらの対策が必要かも!?

これにて作業は全て完了!
特に外見が変わったわけではありませんが、なんかオイルが新しくなったというそれだけで車が少し綺麗になったみたい!?(笑)

ところで、どうしてドレンワッシャーが入らなかったのか。やっぱり純正部品じゃないとダメということなのでしょうか。
・・・実は・・・。

使わなくちゃいけなかったドレンワッシャーは、こちらだったから・・・orz
実はほぼほぼ同じタイミングでRVFのエンジンオイルの交換も計画していたので、RVF用にM12のドレンワッシャーも購入していたんです。
そう、つまり同じメーカーの、同じ色形の、ほとんど同じ大きさのドレンワッシャーが手元に二つあったわけで・・・。
一応RVF用のはわからなくならないように工具箱の中に分けておいたのですが、今回のオイル交換作業で工具を取り出した際に抜け落ちてしまったみたいで、フリードハイブリッドの作業用に取り分けていたM14のそれと取り違えてしまったのでした・・・orz

今日の教訓。
同じメーカーで異なる大きさのワッシャーを買ってはいけない!

・・・嘘です。作業前にちゃんと確認しないとダメです、ですね。
でもこのところこんな感じのちょっとしたミスが日常生活でも多くて、何気に凹み中です。
これが加齢による劣化なのか、このところの暑さによる一時的な劣化なのかわかりませんが、とにかく(重篤とまでは行かないまでも)ちょっとしたミスが多いんですよね〜。そうしたミスで何かを壊したり誰かを傷つけたりしていることはなさそうなのが不幸中の幸いというかなんというか・・・。

まったく、何をするにももっと気をつけて作業しないといけませんね・・・。反省です。

最後に今日の収穫。

次回オイル交換時にはオイルフィルターも交換しようと思っていますが、オイルフィルターレンチをどうしようかと思案していたところ、なんとこちらもRVFのそれがそのまま使えることが判明!(笑)
色々な意味で、これは助かる〜(^ ^)

というわけで、一抹の不安を残しつつも、オイル交換作業は無事に完了したのでした。
あ〜、疲れた〜・・・。

2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)