横浜・横須賀ツーリングレポ

今年(2019年)もあとわずか。
せっかくインジケータをLEDにしたり、水温計をデジタルにしたのですから、今年のうちにもう一度だけでも何処かへ行きたい!
・・・という思いがムラムラとこみ上げてきた年の瀬も近い12月23日。今年はこの日は祝日ではないということもあり、思い立ってスパッとプチツーリングに出かけてきました。
だって、この日を逃すと年内の公休は28日、29日の土日しかなくなってしまうのです!

日帰り(しかも翌日の出勤がものすごく早い!)なので目的地は近場、それも降雪の心配のないところに絞られます。
いくつか候補があったのですが、前々から食べてみたいと思っていた「横須賀海軍カレー」をメインに据えてコースを策定することにしました。
横浜を経由して横須賀に抜けるルートです。

クリスマス直前のこの時期に、関東屈指のおしゃれスポットである横浜をおっさん一人でぶらつく。なんかものすごく自虐性の高いツーリングになりそうな気がしなくもありませんが、少しでもそうした危険を減らすべく(?)、6:00AM過ぎに自宅を出発。
バッテリー交換の甲斐あってこの寒空でもエンジンは一発始動!そして各種インジケータが眩しい!(笑)
そしてみるみる上がっていく水温計のデジタル温度表示!近未来的だ!(笑)

さて、横浜までは環八→(玉川IC)→第三京浜→(羽沢IC)→県道13号線→国道16号線を辿ります。
国道16号線に乗り入れてすぐの桜木町駅すぐ側にあるコレットマーレという商業施設のバイク駐車場にRVFを止めることにしていたのですが、事前に何度も地図上で確認しておいたおかげで、特に迷うことなく同駐車場へ入ることができました。
ところで、なぜこのバイク置き場を選んだかというと、ここは何とバイクは3時間までは無料だったから!(笑)
仮に無料時間を過ぎてもその後は220円/hですから、これなら安心してRVFを置いて横浜をぶらつくことができますね!

さて、同駐車場には8:00AM過ぎに到着しましたが、ほとんど貸し切り状態でした(写真左)!
なお、10:30AM過ぎくらいにこちらを出たときにもこんな具合(写真右)でしたから、平日の昼間だったらいつきてもこんな感じなのかも?

さぁ、それでは横浜の街、というか、みなとみらい周辺をぶらつきましょう!

まずは日本丸メモリアルパークから、帆船日本丸です。この角度からだと、奥に有名な時計の観覧車が見えるんですね〜。

ドックに係留されている帆船日本丸は、その周囲をぐるっと回れるようになっており、要所要所に(船が最も美しく見える)ビューイングスポットの案内があります。早速そこから一枚撮ってみましたが、なるほど、確かに美しく見えます。
なお今回D750のモードをシーンモード(風景)固定にしてみたため、若干暗めの写真になってしまいました。曇天が影響してるっぽいですねぇ。

ドックを含めての近代産業遺産のようです。

テール側はドック(の水門)の上を歩くようになっています。
リアビューも美しいですね。白い船体に黄色い装飾が映えています。

帆船日本丸は内部を見学することができるのですが、まだ開館時間前だからなのか、あるいは補修工事のためなのか、僕が訪れたときは中に入ることはできませんでした。作業員と思われる方々が忙しそうにマストに登ったり甲板で何か作業をしたりしていました。
それにしても帆船のマストって、近代的な美しさがありますよね。現代の効率一辺倒の流線形のそれとは違う、こう「いかにも人が作りました」っていうような密集具合、と言えばいいのでしょうか。

せっかくなので記念撮影(笑)
富士山ツーリングの時にも役立ってくれたミニ三脚がここでも大活躍です!

帆船日本丸の周囲をぐるっと一周したので、最後にもう一度水面に映る姿も入れて記念撮影です。水が澄んでいるわけではないのでちょっと微妙かもですが、ほんのり潮の香りを感じられませんか?(笑)

日本丸メモリアルパークから伸びる「汽車道」を辿ればそのまま赤レンガ倉庫の方へ抜けられることがわかっていたので、そちらへブラブラと進むことにします。本当は赤レンガ倉庫脇にも無料のバイク置き場があるらしかったのですが、まぁ3時間無料なわけですから、行って帰ってくればちょうどそれくらいかなと・・・(^ ^;;

汽車道は遊歩道なのですが、時間的に通勤と思われる人の姿が結構見受けられました。
明け方まで降っていた雨のせいで、路面には水たまりが残っていますが、これがむしろいい雰囲気を醸し出しています。
・・・寒いけど・・・(^ ^;;

汽車道にかかる鉄橋の骨組みは、なんとアメリカ製!そして製造年は前世紀初頭!
なるほど、歴史的建造物なんですね〜。
そんな説明文を読みながら汽水域に目をやると、一台の赤いバスが水面に向かって止まっているのが目につきました。あれってもしかして水陸両用のバスなのかも?とその時は思ったのですが、さして気に止めることもなく歩き続けていたら、なんと!
やっぱり水陸両用のバスでした。入水の瞬間、見損ないました・・・orz

穏やかな湾内(?)に広がる景色をのんびり眺めながら汽車道を進むと、その汽車道の終点となる商業施設が見えてきます。その一部を貫くように汽車道が伸びているんだな〜・・・と面白がりながらふと足元に目をやると・・・。
あれ、これってもしかして・・・。

あぁ、なるほど!これ、線路跡なんだ!だから汽車道なのか!
と、今頃になって納得(笑)
確かに上の写真でも道の左端に軌道が残っていたんですね(^ ^;;
ちっとも気がつきませんでした。廃線跡が遊歩道なんて、ちょっと素敵。

そしてこの線路の先にあるのが有名な赤レンガ倉庫なのですが、それは道路を挟んだ向かい側。そしてこの道路を横切るための横断歩道がなかったりします。
ではどうやって赤レンガ倉庫まで行くか。それは。

サークルウォークという、要するに円形の歩道橋を渡って行くことになります(ルートを変えれば横断歩道を渡って訪れることも可能です)。交差点のすべての角をつなぐ歩道橋は珍しくありませんが(東京でも飯田橋の歩道橋とか結構大きいものがありますし)、丸い形状というのは珍しいのかも。
四角ではなく円形にすることの利点はあまり思い浮かびませんが、観光地っぽい感じは十分ですね(笑)
このサークルウォークで対角に渡ると、赤レンガ倉庫が見えてきました。
曇天に引きずられて、ちょっと暗いですねぇ・・・。

赤レンガ倉庫の左に見えるのは、もしかしてベイブリッジですかね?

そして、赤レンガ倉庫に到着です。

よく街中で見かける、レンガ風のあれとはやっぱり違い、まさに「レンガ」。ぱっと見ただけでも重みが違いますね・・・。すごい。
ちなみにこちらは赤レンガ倉庫の言わば裏面。赤レンガ倉庫のメインストリート側は、この時期ですからこういうことになっています。

そう、クリスマス一色!
まだお店などが大々的に開店する前の時間帯であること、クリスマス本番は翌日のイブからであることなどのおかげで、人通りはほとんどなく落ち着いて見て回ることができました。
世界が最も幸せ色に包まれるであろう日に、呪いを吐き散らかして過ごすことにならなくて本当によかった・・・(^ ^;;

洋館に怪しげな点の光が差し込む・・・みたいな作図になってしまいましたが、グレーがかった雲に対して、重苦しいレンガの赤黒さがなかなか良い感じにコントラストをなしていました。結構お気に入りです、この写真。

煉瓦造りの建物全体も見ていて美しいと思いますが、その建物を形作る個々の要素もまた趣があります。やっぱりシーンモードじゃなくて、マニュアルで撮影すればよかったかな〜。その方が色々と勉強しがいがあったかも・・・?
なんて、ツーリング先での撮影ですから、基本はスナップ。シーンモードはその意味で便利ですからね〜。

赤レンガ倉庫の前でも記念撮影(笑)
ミニ三脚+D750を地面にセットし、セルフタイマーにしてそそくさとポーズをとるわけなので、人通りが少なくて本当に良かったと思います。ちょっと恥ずかしいような気がしますもんね・・・(^ ^;;
そして最後はスズメさんに締めてもらいました!

ところで赤レンガ倉庫も横浜の他の観光名所の例に漏れず、海に面しています。そんなわけで、ボチボチRVFを止めた駐車場に戻ろうかという時刻なので、この海沿いを歩いて赤レンガ倉庫を出ることにしました。
何気なく写真を撮り、これまた何気なく拡大表示していて気がついたのですが、これってもしかして・・・。

東京タワー?
(左の写真赤丸の中)
スカイツリー?
(右の写真赤丸の中)
地図で確認してみたところ、位置的にはそれっぽいのですが、こんな風に見えるものなんですかねぇ??

停泊中の帆船を眺めつつ、いよいよ赤レンガ倉庫を去ります。少しずつ青空も見えてきました。これは、この先期待できそう?

おまけ。
行きと帰りが同じルートというのが嫌なので、赤レンガ倉庫からの帰りは内陸側を歩いて戻ることに。
その途中、見つけました。そう、馬車道!
もっと観光名所然とした道を想像していたのですが、どうもそんなことはなく、普通に生活道路な感じ?
そこが馬車道であることを直接的に示してくれるものがなければ、普通すぎて見落としてしまっていたかも。
ちなみにこの写真がその直接的に示してくれたものです。
いえ、街路灯の形状が、とかではなく・・・。暗くてみづらいですが、街路灯にある「馬車道」の文字が(笑)

こうしてみなとみらい地区をぶらぶらと散歩し、(少しだけ迷子になりながら)無事にRVFの元に戻ってきたのでした。もちろん時間は3時間に収まっていましたので、出庫時の精算金額は0円!すばらしい!

では次に、横浜の観光名所の一つに数えられる山下公園に行ってみることにしましょう!天候も回復してきたようなので、これまた楽しみです(^ ^)

山下公園には公園用の駐車場が整備されていますが、そこにバイク置き場も用意されています。せっかく山下公園に来たのですから、RVFをこの駐車場に止めさせてもらいましょう。
そして園内に足を踏み入れると、眼前に広がる大海原!そこになんと!

あの形は、やっぱりスカイツリー!
赤レンガ倉庫のところで見たあれ、やっぱりスカイツリーだったんだ!びっくり!

そして山下公園といえば、やっぱり氷川丸ですよね〜。日本丸の白い船体とは異なり、こちらは黒ベース。なので日本丸よりも引き締まった感じがします。対して日本丸のそれは、もっとこう艶やかというか、爽やかというか。
色の効果ってすごいですよね。

そしてもちろん、せっかくなので氷川丸とも一枚(笑)
ほんと、ミニ三脚大活躍です。

柵の支柱にたたずむカモメ(?)を撮影しようとしたら、後ろからちょうどいい具合に別のカモメ(?)が飛んできました。流線型の美しい体ですね〜。
そういえば、我が家の扇風機のファンがカモメの羽の形状を取り入れた「カモメファン」でしたが、なるほど確かにこういう形状でした(もっともこの鳥がカモメかどうかはわかりませんが・・・)。
しつこく撮影してたら、カモメ(?)と目が合いました(笑)

巨大な客船が入港してくるシーンに出会いました。数枚に分けて撮影していたら、こちらにもカモメ(?)が。それに引っ張られたせいかどこにもピントが合っていないっぽい・・・。
いっそ彼(あるいは彼女)に合わせて流し撮りしてみた方が良かったかも?

こちらも山下公園ではお馴染みの、赤い靴の少女。何を思って海を見ているのでしょうね?

こんな感じで園内を散策していたら、そのうち小腹が空いてきました。そういえば朝ごはんは家で出がけにパンをかじっただけだったからな〜。
と、山下公園にはローソンが併設されているではありませんか!
せっかくなので海を見ながら軽く何かいただきましょう。
さて、せっかく横浜に来ているのだから、何か横浜らしいものを・・・と考えて、肉まんとホットコーヒーをオーダー。
テイクアウトにして、ベンチで海を眺めながらいただきました。目の前の景色がブワーッと広がっている中で食べるのって、気持ちいいですよね〜。

あ〜、あったまった・・・と思ってから、実はとんでもないことに気づいてしまいました
それは、山下公園のすぐ裏手にあるもの。
そう、中華街!!
なんだよ〜、よく考えたら中華街で肉まん食べれば良かったんじゃないか〜〜(T_T)
しばらくは茫然自失(笑)

まぁそれはまた今度来ることがあればその時でいいか、となんとか気持ちを切り替えて、ぼちぼち山下公園を出発しましょう。この後はお目当ての横須賀海軍カレーですから!

ふと左手を見ると、先ほどの大型客船が入港を完了していました。
写真でも伝わるかと思いますが、本当に巨大です。あれが人の手で作られたのかと思うと、重厚長大産業とはよく言ったものだとほんとに思います。
よくアニメとかで見る宇宙船は、ああいうものが飛ぶわけですが、そもそもそれは無理なのでは・・・?(笑)

園内の芝生を楽しみながら駐車場に戻る道すがら、時計を見たらなんと。
駐車時間がわずかに1時間を超えていました。これで2時間分の駐車料金を払うのはもったいないな〜(金額的にはたいした金額ではないんですけどね)。
そうだ、それなら!

行けばいいんだ、中華街!(笑)
肉まんを食べることはなくとも!!
門構えはいかにも中国って感じですね〜。そして、道路の上のボンボンも同じく。

春節って、中国の旧正月ですよね?
まだ早くないか??

街灯にある名称表示を見なかったら、ここはもう本当に中国なのかもと思っちゃいますね。

中華街へは東門から入り、それから中を見てまわり、あっちに行ったりこっちに戻ったりを繰り返したので案の定迷子に・・・orz
そんなこんなで山下公園駐車場に戻ってきたときには40分程度が経過していました。でも、おかげで駐車料金を無駄にしないで済みました(笑)

RVFを出庫させたら、さぁいよいよ今日の本丸、横須賀を目指します!
お昼は「横須賀海軍カレー」をいただくわけですが、これがそもそもの目的だったからです!

さて、横浜から横須賀に進むには基本的に国道16号線を南進すればOK。道路表示にも「横須賀」と出ますから、地図上で確認したルートと違っているな・・・と思ったとしても(そして実際に違ったんですけどね)、それに従って進んでいけば問題なく横須賀市内に入れます。
そんな感じで順調に進んでいると、なぜかいきなり空模様が怪しくなり始め・・・。

目指す横須賀市役所(横須賀中央駅)手前で結構な雨が。おかしい、今日の天気は「晴」だったはずなのに・・・。
現在地が横須賀市内であることは街の表示でわかるものの、ではここから目的地の横須賀市役所(正確にはその駐車場)までどのくらいあるのかがまったくわかりません。
はてさて、レインウェアを着るべきなのか着ずに走り抜けるべきなのか・・・。

とりあえず空模様をチェックすると、どうやら降っているのは極々この辺りだけの様子。なのでここは一気に走り抜けることにしました。
結論から言うとこれで正解で、その後すぐに横須賀市役所にたどり着き、バイク置き場の用意されている市役所北口駐車場に入ることができたのでした。

駐車券を受け取ったら、まずは横須賀海軍カレーです!あ〜、お腹すいたっ!

横須賀中央駅周辺にはいくつか海軍カレーのお店があるようで、事前に調べた限りではどこも美味しそうでした。
そんななか、今回訪れることにしたのはこちらのお店。
その名も「横須賀海軍カレー本舗」さん。
なんでもここが元祖なんだとか?

二階がレストランなので階段を上ってお店へ入ります。
なるほど、船内をイメージしているんですね〜(たぶん)。
席に案内されたら早速メニューを。しかし困ったことに、客船の雰囲気を醸し出している薄暗い店内で、このメニューの文字は小さすぎて・・・(T_T)
今日はいとしのハズキルーペを持ってきていないのでほとんど読めない!
なので一番最初のページにあった、お勧めのセットであろうメニューでお願いしました。
ビーフとチキンが選べたので、ここはチキンをチョイス。

ときに、横須賀海軍カレーのポイントはミルクがついてくることなんだとか。なるほど、ほんとに前菜と一緒にミルクがきた(笑)
ちなみにメニューはカレーなのでオーダーすると結構すぐにきます。そんなわけであまり写真撮れませんでした。ちょっと残念?

店内はこんな様子。なかなか落ち着いていて、おっさんの僕には居心地のいい感じ(薄暗くて文字が読めないことを除けば・・・orz)。よく見るとお皿にも横須賀海軍をイメージした図柄があったりして、まさに気分はタイタニック!(違)
店内には海軍(なのか、海上自衛隊なのかわかりませんが)の帽子が用意されていて、勝手に被って記念撮影したりしてもいいようでした。さすがにそれはしませんでしたが・・・(^ ^;;

それはいいとして。
まぁ今時分はどこもそういう戦略だから仕方がないのでしょうけれど・・・。

退店時にちょっとバタバタしながら撮影したのでピンボケしてますが、こういうのはね〜・・・。いや、別にこうしたイラストが嫌いなわけではありませんよ?
実は店内にも複数人のこうしたキャラクターの立て札(看板?)がありまして、それがお店のシックな雰囲気とマッチしておらず、展示されている(いわゆる萌え)キャラもお店の客船のイメージも、なんだかどっちつかずみたいになっていたのがとても残念でした。
前者で行くならそれっぽい店構えにした方がいいでしょうし、後者で行くなら前者はなくてもいいのではないかと・・・。

ところで、このお店のウェイトレスさんの制服が(シックな雰囲気にぴったりの落ち着いた)メイド服っぽい服装で、ちょうどそれを着ていた店員さんが物憂げな表情の若い娘さんだったため、ちょっとエロティックだったのはここだけの秘密です(笑)

ま、それはともかく。
カレーは美味しくいただくことができました。
なお横須賀海軍カレーの味付けは甘めで、アンパンマンカレーとか星の王子様カレーとかのあの感じといえばわかりやすいでしょうか。
スパイスの効いたカレー、ということではありませんでしたが、それはそれでなんだか懐かしい感じがしました。

レストランの下、お店の一階がお土産屋さんになっていたので、会社の同僚と家族に横須賀っぽいお土産を購入して横須賀中央駅周辺を後にします。
と、ここで時計を見ると、また駐車してから1時間を少しだけすぎたところ・・・orz
これでは駐車料金が無駄になってしまう・・・ということで、急遽横須賀散策(笑)
・・・貧しいなぁ・・・(^ ^;;

と言っても、横須賀はいわゆる港の街。どうしても見物するのは船になっちゃうな〜。これは何の作業をしているのかな?
などとプラプラしていると、観光案内板っぽいものを発見!それによると、どうやら近くに三笠公園という公園があり、そこに戦艦が展示されているそうです。
せっかくなのでそこに行ってみることにしました。

その三笠公園にたどり着いて真っ先に目に入るのが、こちら!
戦艦みかさ。
なるほど、だから三笠公園なわけですね。
この戦艦みかさは資料館になっているとのことで、中に入る(船に乗る)ことができるようでした。
時間の関係で諦めましたが、ちょっと面白そう!

記念艦としての戦艦みかさは海に浮かんでいるのではないため、結構間近に寄って眺めることができます。

陸に上がっているからますますそう感じるのか、結構な重量感です。
主砲の迫力がすごい!
これ、やっぱり乗ってみたかったな〜。

手持ちの24-85mmでは、目一杯広角にしても船の全体を捉えることはできませんでした(もっと限界まで下がればあるいは・・・?)。

三笠公園には東郷平八郎記念像もあるので、そこでも自撮り!

でもよく考えたら、「みかさ」の前で写真を撮ったのだから、ポーズは「心臓を捧げよ!」にすべきでしたね。
ちょっと思慮が足りませんでした、反省!(笑)

・・・僕の知ってる「みかさ」なんて、どら焼き「三笠山」(文明堂)か、アッカーマンくらいですからね・・・orz

とまぁこんな感じで、予期せぬところで充実した観光ができ大満足!

そして時計を見るといい頃合いです。それではRVFを止めた駐車場に戻りましょう!
気持ちいいくらいにぴったり時間枠を使ってバイクを止めさせてもらい、これで今日のメインの目的の一つは達成されました。満足満足♪

でも、これはツーリング。ツーリングとくれば、目的はご飯ともう一つ。そう、温泉!(笑)

横須賀中央駅から国道16号線をさらに南進すると、あっという間に馬堀海岸という海岸沿いとなります。そしてこの馬堀海岸を一望するところ(そして横浜横須賀道路の馬堀海岸ICのすぐ脇)に、今日立ち寄る日帰り温泉があるのです。

その名は、「横須賀温泉 湯楽の里」。
門構えからして趣のある、良さげな感じですね♪

早速中に入り、日帰り入浴のルール等の説明を受けて手続きを終えたら、温泉です!
なんとこの横須賀温泉 湯楽の里の露天風呂からは馬堀海岸を一望でき、湯船に使ったまま水平線を眺めることができるのです(^ ^)
これはポイント高い!(湯船に入ると景色が見えなくなる露天風呂も結構ありますからね〜)
ただし気をつけないと海岸沿いを歩く人から丸見えのモロ見えになってしまう旨の注意書きが(笑)
気をつけましょう・・・(^ ^;;

お湯はやや濁り目で、微妙にねっとりする感じです。軽く舐めてみたら、案の定塩の味が(飲用はできないと注意書きがあります)。
内湯は炭酸泉やサウナがあり、平日(平成時代は天皇誕生日でしたが)にもかかわらず結構多くの人がそれぞれ好みのお湯に浸かっていました。

僕は基本露天が好きなので、露天風呂にどっぷりと浸り、ここまでの疲れを揉み解し、最後の工程、帰路の英気をたっぷりと養っておきました(笑)

十二分に温泉を堪能したら、普段であればこのままここで夕食を済ませてしまうのですが、今回のツーリングは翌日が出勤日、それもチョー早い勤務(勤務開始が4:30AMだっ!)だったため、もともと食事は取らない(帰宅してから軽く済ます)ことにしていました。
しかしお風呂を出てすぐにバイクに乗るのは危険なこと(季節は冬ですからね)、そして温泉につかりすぎて(?)体が結構火照っていることから、ほんの少しだけ休憩していくことに。

そして何故かそれはこういうことになったのでした(笑)
あ〜、冷たくて甘くて美味し〜〜(^ ^)

こうして頑張った(何をだ?)自分にご褒美を与え、英気を養うことができたらいよいよ温泉を出発して帰路に着きます。
まだ空一面が青空だった時間帯に入店しましたが、精算を済ませて外に出た頃には、あたりはこんな具合に。

完全に日が傾いてますね〜。これはあっという間に宵闇ですよね、きっと。
なので今のうちにヘルメットのシールドをスモークからクリアに交換。
そして荷物の具合を確認したら、隣接する横浜横須賀道路の馬堀海岸ICから高速道路に入って一気に東京を目指します。

なお、往路で第三京浜を使ったので帰りは(同じルートは極力避けたい)保土ヶ谷バイパスを経由して横浜町田ICから東名高速に入るルートをチョイス。
途中ちょこちょこ渋滞に巻き込まれたものの、無事に東京ICまでたどり着きました。東京ICを降りてからの環八も結構な勢いで渋滞していましたが、こちらは通い慣れた道なので、裏道を駆使して渋滞を避け、当初予定していたよりもやや早い時間に帰宅することができたのでした。

走行距離は180km程度でしたから、日帰りツーリングとしては手ごろな感じでしょうか。あまり街中をツーリング目的で走ることはなかったので、ちょっと新鮮な感じがしました。たまにはいいですね、こういうのも(^ ^)

というわけで、年内最後のツーリングは(おそらく)これにて終了です。また来年もあちこち出かけて、色々な景色を見たいな〜。

最後までお読みくださり、ありがとうございました(^ ^)
(本記事の投稿日時が2019年年末ということもありますので)どうぞみなさま良いお年をお迎えくださいませ!