バイク神社ツーリングレポ!

筑波1000ですっ転がって以降、あれやこれやと修理に追われていた我がRVFですが、なんとか外装の修復も(できる範囲で)完了。近所のGSまでの試走でも特に問題はなさそうだったので、ドッピーカンだった公休の2日目、長距離走行下での確認も含めて、プラッと北関東をツーリングすることにしました。
久しぶりのツーリングなのでとても楽しみ♪・・・な反面、問題が起こらないか若干の不安も・・・(^ ^;;

という感じがあったので、転倒でついた厄を落とすべく(笑)、バイク神社として有名な茨城県の安住神社にお参りをし、交通安全のお守りを更新するのをメインに据えてコースを策定。
どうせ厄を祓うなら因縁の筑波を経由していこうと考え、外環道から常磐道に入って最寄りのICを使うのではなく、少し手前の谷和原ICから下道を回って走ることにしました。谷和原IC・・・いつもはツナギだが、今日はツーリングジャケットだぜ!

そんなわけで6:00AM前に自宅を出発!
この時期なので6:00AMにはもう外はすっかり明るくなっています。でも、まだ風は少し涼しいかな?
それではいってきまーせ!

前日のうちにパッキングも給油も済ませておいたので、すぐに高速道路に入り、いつも立ち寄る守谷PAで軽〜く腹ごしらえ。お昼ご飯をがっつり食べるべくコースを考えているので、ここは本当に軽くつまむ程度です。
と言いつつドーナツはやりすぎだったか?(笑)

守谷PAから谷和原ICはあっという間で、そこから下道(国道294号線)を北上、筑波サーキットに向かうために左折する石毛交差点を今回は素通りし、国道125号線と交差するまで進みます。
国道125号線にぶつかったら右折し、筑波山方面を目指して進んでいきます。

国道294号線を走っていた時には靄の中に全く見ることのできなかった筑波山でしたが、国道125号線に入るとその姿がはっきりし始めました。
国道沿いの水田には、逆さ富士ならぬ逆さ筑波山も!
ツバメやスズメの囀りが響き渡るのどかな田園風景越しにしばし筑波山を堪能したら、国道125号線から県道214号線に逸れて、筑波山超えの前に1箇所立ち寄っていきます。

立ち寄りたいポイントというのは、こちら。地元の造り酒屋、稲葉酒造さん。
別に日本酒を飲むために立ち寄ったわけではありません。こちらに筑波の名水に数え挙げられている井戸があり、そのお水を分けていただくために立ち寄ったのです。そう、今回も名水を使ってどこかでコーヒーブレイクしようと思って(^ ^)
しかし結論から言うと、お水を分けていただくことはできませんでした。というのも、着いた時間が早すぎてまだ酒造が開いていなかったからです・・・orz
敷地の近くに井戸があるのだろうと考えていたのですが、どうも酒造の裏庭(つまり敷地内)にあるようで、中に入れませんから水汲みできなかったのです。30分ほど待てば開店時間となったのですが、この後の予定もあるのでここは潔く断念。
実はこうした事態をみこして、この先いくつか給水ポイントを設けてあるのです!

稲葉酒造から引き続き走る県道は42号線となり、筑波山に向かってどんどんと登っていきます。そのまま登り続けていくと・・・。

筑波山神社に到着です。
ところでRVFを止めたこの場所。
実はどうやら料金を支払って止めなければいけないようなのですが、まだ観光案内所が開いていないこと(そこが支払場所らしい)、立ち寄ったのがトイレだけだったこともあったので、ささっと撮影して早々に立ち去りました。ごめんなさい。
本当はこの筑波山神社にもご神水があったのですが、そんな事情もあってここでの給水も断念。
でも、まだいくつか給水ポイントは見つけてあるので先に進みます。
それにしても、ここからの景色は絶景です!

県道42号線をさらに登っていくと、道は筑波スカイラインとの交差点となる風返し峠にぶつかります。
ここは悪名高き2輪通行止めポイントなのですが・・・。事前にルートを選定してあるので問題ないはず・・・ですが・・・果たして・・・?

ひとまず邪魔にならないところにRVFを止めて、交差点をぐるっと見回してみると・・・本当に2輪通行止のオンパレード!!
筑波スカイラインはもちろん、「つくばね」方面も当然に通行止め(バイクを見たら110番なんて看板まで・・・)。
そして立ち尽くすRVF(と僕)。

標識に従うならば、バイクが走行できる道はたったひとつ。それが、県道42号線!
そして計画でもこの道を通って山を下ることになっていたので、ほっと一息入れたところで県道42号線を下って先に進みます。

しかしバイクにたったひとつ残されたこのルートは、こんな具合の山道です。結構勾配のキッツイ下りなんですけど・・・(^ ^;;
でも、いたるところにブラックマークがついていたので、ここはここでやっぱりそう言う人たちが夜な夜な活動してるんでしょうね〜。

鬱蒼とした木立の中をローギアでエンブレ効かせつつ下っていきます。写真を撮るために所々で軽く停車しましたが、ギアを入れておかないとRVFが転がっていってしまうほどの急勾配。
ちなみに一番下の写真はカメラを水平に構えた状態で撮影したもの。結構険しい下りでしょ?(笑)

そしてこの県道42号線の急坂を下る道中に、それはありました。

そう、求めていた筑波の名水が!
なんでも紫寶水という名前の湧水で、僕は平日の真昼間だったので道中誰とも出会いませんでしたが、休日は車を止めるのも難しいほど人が来ることもあるんだとか。
車ならかろうじて2台止められるかな?というくらいのスペースはありますが、コーナーのど真ん中にあるので、ちょっと危険な感じもします。
でも、今は貸切!
水量は少ないながらも(こんなに多い時もあるようです)持参したペットボトルに冷たい湧水をたっぷり注いだら、涼を取るためにほんの少しここで休憩します。
手ですくって飲んでみましたが、冷たくて美味しい!
もっとも、筒から垂れている水を汲んだ方がいいのか、岩から滲み出ている方を汲んだ方がいいのかちょっと判断がつきかねました(色々考えた末、岩から滲み出ている方にしました)。

ほっと一息入れたら先へ急ぎましょう!
これでコーヒーを淹れられるぞ♪
(しかしのちに新たなる悲劇が・・・)

随分と下まで降りてポツポツと民家も目につくようになってきたその時、目の前に消防車が数台止まっていました。
何だろうと訝しみながらその脇を通過したのですが、その時に理由がわかりました。なんと(小規模ですが)山火事が!
そっか、上から見えていた黒煙はこれだったのか!
人様の不幸ですから、わざわざ止まって撮影したりはしません。無事に消火できることを祈りつつ、先に進むことにします。

県道42号線はやがて県道150号線と丁字路になるので、同150号線へ左折し、湯袋峠を超えます。湯袋峠にも湧水があるそうなのですが、こちらは結局発見できませんでした(既に水を汲んでいるのであまり一生懸命探さなかったというのもありますが)。
その後はいくつかの県道をうねうねと走り、唯一の大通りである国道50号線をカッ飛んだりしながら、最初ののんびり立ち寄りポイントである「道の駅 もてぎ」に到着!

綺麗に整備された花壇が目に鮮やかです。
そして鯉のぼり・・・というか、なんだろう、鮎?が少しだけ元気な様子で空を泳いでいました(笑)
道の駅 もてぎでは、後ほど名水でコーヒーを淹れた際のお茶受けの調達と、クールダウンを目的にしています。この後ガッツリとお昼ご飯の予定もあるので、ここで何か大掛かりに飲食するわけにはいかないものの、せっかく訪れた道の駅ですから何か名物っぽいものは口にしておきたいですよね。

そこで。

やっぱりこれくらいは食べておかないとね!(笑)だって、手作りだそうですし!
ショップの店員さんに「オススメは何ですか?」と尋ねたら、「今日は塩です」というので、塩ソフト(!?)になりました(笑)
冷たくて甘い中にもほんのり塩っぱさが。
これはあれだ、スイカに塩をかけて甘くするのと同じことか!
本当はソフトクリームを食べながらゆっくりぶらついて写真を撮りたかったのですが、実はこの時には既にとんでもないことに気がついてしまっていて・・・。

それが、これ。なんと、ナンバープレートを止めているボルトが片方脱落してしまっているのです!!
ここに来る少し前に気がついて、一応止まっている方は増し締めしたのでナンバープレート自体が脱落するようなことはないだろうとは思ったのですが、いかんせん万が一にでも外れて落ちてしまった際には自分では見えないところですから、精神衛生上よろしくないわけです。

さて、ナンバープレート問題は残っている方の増し締めでひとまずの解決(?)を見、ソフトクリームで体の火照りも取れ、身も心もそこそこ落ち着いたところで、ぼちぼち道の駅 もてぎを出発します。
何と言っても道の駅 もてぎを出て次の目的地は、今回のツーリングのメイン立ち寄りポイントである(タイトルにもある)バイク神社が待っているのです。
バイク神社を過ぎれば比較的大きな街中に入るので、あるいはホムセンなどに立ち寄れるかもしれません。そうすればボルトとナットが手に入ると思いますが、果たして・・・?

道の駅 もてぎの前の道を宇都宮方面に進むと、ほどなくして同じく道の駅である「道の駅 はが」を通り過ぎます。目印にしていたこの道の駅の交差点を越えてその少し先の交差点を今度は右に曲がると、そこにいくことができるのです。
その場所こそが・・・。

そう、バイク神社として有名な(?)、安住神社(やすずみじんじゃ)!
筑波ですっ転がったし、その前からチェーンガードとか色々問題があったので(そして根本的な解決は見ていない・・・)、ここらでひとつちゃんとバイクの神様にお参りをしておこうかと(^ ^;;
本当はお祓いも受ければよかったのでしょうけれど、それはちょっとやりすぎな気がして、今回はパスしました。
神社自体はとてもこぢんまりとしているので、本当にお参りとちょっとした撮影だけです。一通りお参りが済んだところで最後にお守りを購入して、お参り自体はおしまいです。

ところでお守りを授かるのにはもちろん授与所で巫女さんにお納めして受け取るわけですが、なんとその際に巫女さんから「(バイクの)お写真をお取りしましょうか?」と申し出が!
喉の奥まで「それなら巫女さんと一緒に!」と出掛かったのですが(笑)、それはぐっとこらえて今回は辞退申し上げました。
コンデジとかなら気軽に頼めますが、手持ちがD750(か、バッテリーに問題を抱えているiPhone5S)しかありませんからね〜(デジイチでお願いすると大抵の人は尻込みしますし)。

のどかな景色が広がる安住神社駐車場でRVFと鳥居のツーショットを撮影しました(上の写真)。
あ、そうそう。授与所でお守りを授かった時に、巫女さんが一緒に冷えた缶コーヒーをくださいました。
ステッカータイプの一番安価なお守りだったのにこのサービス。
バイクの神様、太っ腹です!(^ ^)
そして後々この缶コーヒーが大活躍することに。

さて、今回のツーリングの主目的が達成された今、次に目指すのはお昼ご飯です!
朝方に守谷PAでパンとドーナツをつまんだだけですから、だんぜんお腹も空いてます(あ、もてぎでアイスも食べたか!)。
安住神社の最寄りにある大きな街は、県道64号線で鬼怒川を渡った先にある栃木県の県庁所在地、宇都宮!
といえばもちろんランチは・・・。

ギョーザです、ギョーザ!!
それも、いつもフリードハイブリッドで訪れている「宇都宮みんみん 宿郷店」!
お昼時の後半に重なってしまったので、結構待つかな・・・と思っていたら、あっという間に案内され、ありがたいことに広いテーブル席を単独で使うことができました。
ま、会社勤めの人とかなら既に食べ終わっていないと厳しいでしょうし(お店に着いたのが12:30PMくらいでしたから)、これはこれでいいタイミングで入ったのかもしれません。
しかし、いや〜、もう一言しか言葉がないですね。
「美味かった!」と。

宇都宮駅前の目抜き通りを通ってきたので、途中にホムセンの看板等も見かけたのですが、残念ながら道沿いにあるわけではなく、傍に逸れてどの程度進むのかがわからなかったためあえて探しませんでした。先にお昼を済ませることにしたほうが落ち着いて探せると考えたからなのですが、実際みんみんでギョーザを頬張りながらスマホの地図とにらめっこしていたところ、どうもこの先のルート上にオートバックスがあるらしいことを発見。
いつも行くイエローハットでもボルトやナットの類は扱っていないようなので期待薄ですが、店舗の規模によっては一般的なボルトやナットくらいは置いてあるかもしれません。仮にそうしたものがなくても、タイラップくらいならあるでしょうし、とにかく紛失したボルトの代わりにナンバープレートが止められればいいわけですから、ダメ元でひとまずオートバックスへ立ち寄ることにしました。何と言ってもルート上にあるというのがいい!(笑)

みんみんを出発後は、JR宇都宮駅の反対側に渡り、県道70号線を主に使って日光までショートカットするルートを策定したのですが、特に大きな国道を走るわけではないのに、この道中にオートバックスがあるというのは、何か運命的なものを感じずに入られません(笑)
そしてこのルート上にそれはあるので当然に無事店舗を発見し、駐車場にRVFを堂々と止めて店内へ。
店員さんに「ボルトとナットはありますか?」と尋ねたところ、教えてもらったのはホイールナットでした。
まぁ予想はしていましたが・・・(^ ^;;

それならとタイラップのようなものを探したのですが、ちょっとそうしたものも見当たらず、仕方なく諦めて外に出たその時!
そう、それが見えたのです!!
それは。

南海部品
あるぞ、ここならきっとある!
というわけで急いで大通りの向こう側にある南海部品へ行き、事情を話して使えそうなボルトとナットを教えてもらいました。
フランジボルト(というか、頭が+ネジになっているやつ)はなかったのですが、それでもうまい具合に平ワッシャーを噛ませて汎用の皿ボルトでナンバープレートの固定、完了!
左右で違うのは嫌なので、残っていた片方も取り替えました(皿ボルトゆえ、若干浮いているのが気になりますが・・・)。
さぁ、これでもうなんの心配もなく残りの行程を走りきることができるぞ!(笑)

もっとも、現実はそんなに甘くなかったわけですが・・・。

宇都宮から日光への県道によるショートカットは、そのほとんどが杉林の中を走るちょっとした林道。ですが、他に通る車もなく、貸切で駆け抜ける杉林は、透き通る川の水の清涼な空気に満たされていて、気持ちいい!

ナンバープレート脱落の不安は完全に解消され、晴れやかな気分で木漏れ日の差す林道を駆け抜けます。
県道は70号、150号、14号と乗り継いで日光まで行くのですが、全般的にこんな雰囲気の道でした。前を見ても後ろを見てもRVFただ一人。ソロツーリングの醍醐味ですよね(笑)
そして視界がひらけたな・・・と思ったその場所が、国道119号線との交差点、日光駅の真ん前。
ここから東照宮方面に向かって、観光客の多い目抜き通りを少しばかり渋滞にはまりながら進んでいきます。金谷ホテルのパン屋の前も後ろ髪ひかれる思いで通り抜け、何度か訪れたことのある神橋に到着。
令和になったからなのか、神橋で大勢の観光客がインスタ映えする場所を探して彷徨いながら写真を撮っていました(僕は今回ここでの撮影はパスです)。

その神橋を左折して国道120号線を中禅寺湖方面(いろは坂方面)に進みますが、今回はいろは坂も中禅寺湖も通りません。バイパスを抜けた先にある国道122号線との分岐で同122号線に左折して進入し、長い日足トンネルを抜けて、わたらせ渓谷鐵道に沿って南下するのです。
休日とかならばトロッコ列車などが走り、大勢の観光客で賑わうのでしょうけれど、平日の夕方近く。まだまだ日は高いですが、この国道も行き交う車はあまりなく(それでも工事車両はそこそこ走っていました)、快調に進むことができました。

国道122号線をまっすぐに進むとやがて左手に草木湖が見えてきます。その少し先の湖畔に道の駅があることは知っているのですが(そしてそこに美術館が併設されていることも知っているのですが)、今回はそこは立ち寄りポイントに入れませんでした。
その代わり、その草木湖を渡る橋を通り、対岸に抜けて展望台で最後のプチ休憩を予定しています。
そこで、筑波の名水を使ってコーヒーを淹れるのです!
たーのしみ〜♪

特に交差点名などがあるわけでもなく、信号も案内板も何もないその場所にいきなり現れます。その名も「草木橋」(笑)。まんまですね・・・(^ ^;;

これまた車通りのほとんどない草木橋の上でしばし撮影を楽しみます。
しかし、ここでとんでもないことに気づいてしまいました。それは・・・。

あぁ!!
フロント左のウィンカーがっ!!
電源コードでメインケーブルとつながっているので外れて落ちてしまうというようなことはありませんが、ずっとこんな調子で走ってきたのか!
ちなみに帰宅後に写真を眺めながらチェックしてみると、このウィンカートラブル、なんとバイク神社で撮影していた時点では既にこんな具合になっていたのでした(このBLOGに載せた写真でもそれが確認できます・・・orz)。
今回は小さなトラブルが多いな〜。
ま、こうした厄を祓うためにバイク神社でお参りしたわけで、そのおかげもあって大きなトラブルにはならずに済んでいるのでしょうからよしとしましょう!

草木橋を渡って対岸の湖岸道路に出たら、草木湖を右手に見ながら周遊します。するとダムの放水口近く(草木湖はダム湖です)に目的の展望台が見えてきます。

東屋のあるちょっとした展望台なのですが、時期が時期だけに虫が多くてあまり長居できなかったというのが正直なところ・・・(^ ^;;
その手前にあった広場の方が、草木が生い茂っていない分良かったのかもしれませんが、今となっては後の祭りですから・・・。
でも。

なかなかいい写真が撮れました(笑)

さて、ここが最後のプチ休憩ポイントになります。
筑波の名水でコーヒーを淹れ、道の駅 もてぎで買っておいたバームクーヘンを美味しくいただくことにしましょう・・・と準備を始めたその時!!
衝撃の事実が発覚したのです!!!

名水は・・・ある。
バーナーも・・・ある。
五徳も・・・ある。
ケトルも・・・ある。
・・・。しかし・・・。ない。
そう、事もあろうに、マグを持参するのを忘れてしまったのです( ̄◇ ̄;)
なんてこったい・・・orz

というわけで、バームクーヘンは、バイク神社で巫女さんから拝受した缶コーヒーでいただくことになりました。飲まずに持ってて良かった・・・(^ ^;;
そしてお茶受けですが、これは気温の高い中を走るので(冷たくして食べるスイーツは避けて)バームクーヘンをチョイスしています。ちょっとは考えてチョイスしたはずだったのですが、この暑さのせいでバームクーヘンの砂糖分が微妙に溶け出しており、ビミョーにベッチャリとなってしまいました。残念。
それより何より困ったのは、その糖の匂いを嗅ぎつけて、まぁ虫が集まること集まること(笑)
結局、木陰でゆっくり湖を眺めながらエレガントにコーヒーブレイクの予定が、そそくさと撤収することに。
あの虫の多さから考えれば、コーヒーを淹れて飲まなくて正解だったのかもしれません(お湯が沸くのを待っている間に大変なことになったかもです)。
これももしかしたらバイク神社のご利益だったのかしら?(笑)

この後はダム放水路の上を渡って国道122号線に戻り、再びわたらせ渓谷鐵道と並走、ほどなくして最後の目的地「水沼駅」を目指します。

わたらせ渓谷鐵道の水沼駅は、別に大きな駅でもなければ格段に有名な駅ということでもないと思います。
ではなぜここに立ち寄ったかというと、水沼駅にはなんと駅構内に温泉施設があるから。つまり列車の利用者は駅を出ることなく温泉に浸かり、また列車に乗って移動することができるようになっているわけですが、この温泉施設は外からも利用可能なのです。
珍しい施設だなぁと思って、立ち寄る計画に入れていたのでした(そしてここによるためにいろは坂も中禅寺湖も通らなかったのです)。

改札があるわけでもなんでもない、いわゆる無人駅?
駅前の広場(駐車場)にRVFを止め、風呂の道具だけ持ってそのままプラットホームに入り、跨線橋を渡って反対側のホームにある温泉施設、「水沼駅温泉センター」に向かいます。
受付で手続きをとったら早速温泉へ。
地元の方と思われる人が数組入っていましたが、洗い場が足りなくなるほどでもなく、湯船が狭くなるほどでもなく。
露天風呂もあって、のーんびり旅の疲れを取らせていただきました(笑)
他のお客さんもいましたので、あの方のように湯船で一枚・・・とはいきませんでしたが、たっぷりと温泉成分を吸収させていただきました。

スモークシールドで走ってきたとは言っても相当に日焼けしたのでしょう、ヒリヒリする顔とカラカラの喉を抱えて温泉から上がりましたので、当然。

ノンアルコールで乾杯です♪
しかしお昼に食べたギョーザ定食の威力は凄まじく、既に時刻は17:30になろうかというのに、ほとんどお腹が空いていません。
なので、当初の予定ではここで晩御飯を食べながら晩酌だったのですが、おつまみ程度のものに変更しての(ノンアルコール)ビールとなったのでした。
ありきたりのつまみですが、キンキンに冷えた枝豆と、揚げたてアツアツのポテト。
ビールに最適の組み合わせですよね(笑)

中途半端な時間に出発すると途中で渋滞にハマる可能性があったので、お土産を見たりしながらのんびりと時間を調整し、18:30になろうかというあたりで水沼駅を出発です。これなら最後に通ることになる大きな街(高崎)周辺も、そんなに混んでいないでしょう。

せっかくなので止めておいたRVFを駅前が写る位置まで移動させて一枚。
駅に向かって結構な勾配の坂になっているので、サイドスタンドの傾斜がその分だけ緩やかになってしまい、倒れてしまいそうな不安が・・・(^ ^;;
買ったお土産を無理くり積み込んだら水沼駅を後にします。

目指すは高崎IC。
水沼駅前の国道122号線で大間々まで出て、そこから県道73号線、国道50号線、県道40号線、同27号線と乗り継いで関越道の高崎ICに向かいます。途中、地図確認と水分補給、そしてシールドの交換でファミマに立ち寄りましたが、時間にしたら10分かそこいらでしょう。
そしてチェックしておいた高崎ICの手前のGSで最後の給油を済ませ、同ICから関越道へ。
関越道は前橋ICから東京方向はずっと3車線になるので、多少渋滞しても流れはいいだろうとの判断から高崎ICを選択したのですが、結果的にこの選択は大正解。
というか、3車線の恩恵というよりもむしろ交通量それ自体がなぜかやたら少なく、高崎ICに入ってからどこのSAに立ち寄ることもなくそのまま一気に所沢ICまで駆け抜けてしまいました(それくらい巡航ペースが早かった)。

むしろ所沢ICを降りてからの方が時間がかかったかも?(笑)
というのも、同ICを降りてすぐ、国道463号線と国道254号線の交差点付近でちょうど事故したての車両があり、車線規制が敷かれていたから。
よく通る道ですが、ここ、確かに危ないんですよね・・・(~_~;;
気をつけよう。

そうしてなんだかんだで20:45頃に無事に我が家に到着。

その時に確認してみたところ、今日1日で406km走破!(笑)
接着した外装と交換したペダルの具合の確認でちょっとしたツーリング・・・のはずが、なんだか結構ガッツリと走ったツーリングになってしまいました(笑)
ですがこの間外装にもペダルにも一切問題なし(問題はその他のところでパラパラ出てきました 笑)。
これでまたRVFであちこち出かけられることが確認できたので、大満足のツーリングとなったのでした。

なお、積算計が45,008kmですが、えぇ、もちろん45,000kmは見逃しましたとも・・・orz