第5回 復興支援の旅4 新潟県→群馬県→東京都

見知らぬ天井を見上げて目覚めるホテルや旅館での朝は、いかにも自分が旅をしているんだという思いを味あわせてくれて楽しいものですが、見慣れた自分ちの天井はそれと同時に気分を落ち着かせてくれます。
そしてそれはとても大切なこと。
だって、今日はこの旅のラスト、帰京という最終イベントの日なのですから。
今まで以上に気持ちを引き締めないといけませんし。

外を見ると、昨日までの大荒れの天気が嘘のような、綺麗な青空が広がっています。でも、雲はちょっと多めかな。
山の天気は変わりやすいので、この雲の多さが悪い方に作用しなければいいのですが・・・。

今日はもう東京に戻るだけとは言ってももちろん温泉には浸かっていくので、軽く顔だけ洗ったら昨日スーパーNOGUCHIで買っておいた食材で簡単な朝食を済ませ、出発の準備をします。結構な分量になっていたお土産を昨日家族に持って帰ってもらっているので、ずいぶんと身軽になりました。
持ち物をすべて詰め込んでも昨日より一回り小さくなったフィールドシートバッグを見て、これなら走行時でもそんなに気にならないかな〜、とちょっとほくそ笑んだり(笑)

だったのですが。

OUCH!!
やっぱり山の天気は変わりやすいです。あの雲の多さはちょっと微妙だな〜と思ってはいましたが、案の定。
出発する頃には曇天となり、さらに結構な降雨が。あ〜・・・。

半屋根の下に留めておいたRVFですが、あまり雨をしのげていませんでした。もう全体がびっしょりです。今回の旅は、最初から最後までホント雨に付きまとわれた旅となってしまい、ちょっと残念。
でも、それも旅の醍醐味ですよね!(とうそぶいてみる)

さて、レインウェアに身を包み、フィールドシートバッグにもレインカバーを被せたら、いよいよ旅の最終日のスタートです。

まずはこの足で温泉に向かうのですが、毎度立ち寄るおなじみの宿場の湯は苗場から見て新潟寄り(湯沢IC寄り)に位置しており、こちらに進むと湯沢ICから関越道に入ることになります。しかしそのルートだと関越トンネルをくぐらなければなりません(その分料金が高くなる)。もちろん、宿場の湯の後に苗場方面に戻ってきてもいいのですが、同じところを行き来するのはあまり好きではないので、それはできれば避けたいところ。
そこで今日は、苗場を出発したら国道17号線を東京方面(前橋方面)に進み、群馬県側の峠道である三国峠を降りて赤谷湖のほとりにある猿ヶ京温泉の日帰り温泉施設を利用することにしました。これなら東京に向かって走るので、距離的にも時間的にも短縮をはかることができます。
明日から仕事なので、できれば早めに戻りたいですから・・・(^ ^;;

そして訪れたのは猿ヶ京温泉にある「まんてん星の湯」という日帰り温泉施設。何度か来たことはあるのですが、入浴と3時間の休憩時間がついて650円、中で食事をとることもできます。
国道17号線沿いの高台にあり、同国道を挟んで赤谷湖に対峙しているため、その露天風呂からは赤谷湖を一望できますし、全体的なコストパフォーマンスはいいと思います。

過去に訪れた時はいずれも晴天だったので気がつかなかったのですが、今回初めて雨天で訪れたことで収穫が。

それが、こちら。そう、なんと屋根の下に専用のバイク置き場があったのです。
しかもこのバイク置き場にバイクを止めれば、施設受付まで濡れることなく屋根の下を通っていけるというありがたい構造。これは知らなかった〜(笑)
ま、駐車場にバイクを止められると駐車スペースが足りなくなることがあるから屋根の下の空いている場所をバイクの駐輪場にした、というのが実際のところなのだろうとは思いますが、それでもありがたいですよね。

受付を済ませたら、まずはお風呂に向かいます。
比較的新しい施設なので(周りの温泉宿に比べて、という意味でですが)、館内はまだまだ綺麗です。

そしてこれがお風呂。
平日の午前中、しかもこのお天気ということもあって、他にお客さんの姿は見えず(だから更衣室からこっそり撮影できたのです)。
流し場で身を清め、さっそく露天風呂へ!
落ちてくる無数のしずくを全身で受け止めながら露天風呂でしばし瞑想。
子供の頃ならいざ知らず、大人になってからはこうしてぼーっと雨に打たれるなんてことをしなくなりましたから、なんかものすごく新鮮!(笑)
お湯に落ちた雨粒が作る王冠や波紋を眺めたり、打ちつける雨音に耳を傾けたり。貸切の露天風呂で雨を堪能です(笑)

僕のiPhone5Sは防水仕様ではないので露天からの撮影はできませんが(仮に防水だったとしてもさすがにそれはしませんけど)、別場所から撮影した外の様子はこんな感じ。
満点星の湯は露天風呂から赤谷湖を一望できるので、この写真とほぼほぼ同じ景色が眼前に広がります。
このところの降雨で赤谷湖の水位は少し上がっているようです。
この間うちまではほとんど干からびてましたから(一時など、湖の底に沈んだ町が現れていた)、恵みの雨といったところですね。
・・・ツーリングにはありがたくありませんでしたが・・・(~_~;;

さて、赤谷湖の景色も露天風呂も雨音も全て独り占めして心置きなく温泉を堪能していたら、俄然お腹がすいてきました。
もうこの後は東京に向かって関越道をひた走るだけになってしまいますから、ここでがっつり、この旅の最後の食事をいただくことにしましょう!
(コンビニやSAの食事などでは、旅の締めくくりとしてちょっとがっかりですもんね)
まんてん星の湯では食事も取れるので、風呂上がりのさっぱりした心と体でゆっくりと食事を楽しむことができます。
散々迷った挙句オーダーしたのは、(メニューとしては)平凡なショーガ焼き。
でもこのあたりは豚肉もブランド物がありますし(この豚肉がそうだったかどうかはわかりませんが)、さすがに最終日だけあって疲れもたまっているからでしょう、このショーガ焼きの甘しょっぱいタレが身体中に染み渡って、ご飯が進みます(笑)
この選択、大正解!
はー、美味しかった〜。

お腹が満たされたら、少し消化されるのを待っていよいよ東京目指して出発します。
現在地からの最寄ICは月夜野ICですが、このあたりは交通量も少なく国道17号線も結構なハイペースで流れるので、しばらく下道の国道17号線を走って、給油を済ませることに。これがこの旅の最後の給油ですね。
その後、沼田を抜けた少し先の昭和ICから関越道に入ります。

関越道に入ってからもどういうわけか周りのペースが早く、走り慣れた道であることも手伝ってそれに合わせてガンガン走り抜けます。
そのおかげでしょうか、夕方日暮れ前には帰宅することができました。

帰宅時に確認してみると、3泊4日の中部・北陸周りのツーリングで、走行距離はだいたい1,000kmを少し超えたくらい。まずまずの走行距離ですかね?(単純計算で1日あたり250kmほどですからね)

日程のほぼ全てが雨天での走行となってしまいましたが、ズリズリと滑ってしまうタイヤながらも無事に帰ってくることができてほっと一息。

実際のところ、タイヤはこんな具合でまるでセミスリック(笑)
これじゃ川のようになった道路を走ってズリズリするのもやむなし・・・ですかね。
・・・よくこのタイヤであの大雨の野麦峠を走り抜けたものです・・・(^ ^;;
でも、今回のツーリングで「タイヤを使い切った感」がたっぷり!(笑)
これで心置きなくタイヤ交換に臨めますね!

ところで今回の旅ですが、御嶽山を臨むことも、星空を眺めることもできませんでした。その意味では目的の半分が果たせなかったとも言えるのですが、それでも現地を訪れてわずかばかりでも復興の手助けができ、さらに予期しなかった物語の舞台への訪問(言い方を変えれば聖地巡礼ですね)というおまけがついたことで、かえってとても思い出深いツーリングとなりました。
毎年のように色々な災害が発生してしまっていますが、微力ながらも都度そうした被災地への支援を行いたいと思って、また来年以降も復興支援の旅を計画したいと思います。

最後まで閲覧いただき、ありがとうございました!(^ ^)

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