フロントブレーキキャリパーオーバーホール

パッドピンを取り除くために殻割まで行なったので、このままフロントブレーキのキャリパーをオーバーホールしてしまいます。随分以前にも行なったのですが、それからなんと3年近くも経過していたんですね〜。。。

まずは付属品(という言い方でいいのか?)をパーツクリーナーで洗浄し、脇にのけておきます。そうそうきれいにはならないですね・・・(^ ^;;

そうしたらキャリパー本体の作業に入ります。
まずはキャリパーピストン脱着ツールを使ってピストンを引っこ抜きましょう。ガッチリと噛ませたら、ゆらゆらと引き抜いていくのですが、何気に結構な手応えが・・・(^ ^;;
ダイジョブかな??

RVFのフロントブレーキは異形4ポットなので、取り出すピストンは大・小の2種類。片側にこの2種類なので、トータルで4つずつ、合計8個のピストンを抜き取ります。ピストンに傷をつけたり歪みをつけたりしては大変なので、引っこ抜くだけなのに緊張感のある作業です!(笑)

ピストンが抜けたら今度はダストシールとピストンシールとをこじり出します。その際に最も役に立つチョー有用ツールが「爪楊枝」!!
爪楊枝をシールと溝の間に突っ込み、シールを微妙に浮かせていき、完全に隙間ができたら爪楊枝を差し込んでクリっと取り出すのですが、これが結構大変!
四苦八苦しながらも、なんとか全てのシールを取り外すことができました。
Oリングは簡単に外せるのにねぇ(笑)

シール類を外したら、キャリパー本体の内側を徹底的に洗浄します!
特にダストシール周りはものすごく汚れているので入念にウェスで汚れを拭き取ります。ピストン径が異なるので穴のサイズも違いますが、いずれにしても小さいことには変わりありません。そしてその小さい穴の側面にシール用の溝があるわけで、これが掃除しづらいことこの上ありません。
そしてキャリパーは左右2個ですが、実際には割っているので片側2個の計4つ。一つでも大変なこの作業を、トータル8回行うわけです。
地味に大変です。黙々と作業に没頭していないと、途中で気持ちが折れてしまいそうです。

さて、キャリパー本体をきれいにできたら続いてピストンを磨きます。
こちらはピカールを使って徹底的に磨き上げます!
なお、ピストンを磨く時は円周方向に磨いていく必要があるらしいので拭き取る方向に気をつけましょう。
その上、落として歪ませたりしたらとんでも無いことになってしまいますから、慎重に慎重に・・・。
そしてこちらもまぁいい感じでピカピカになった・・・かな?

キャリパーとピストンがピカピカになったら、あらかじめ用意しておいた新しいシール類をキャリパーに入れていき、最後にピストンを組み込みます。
取り出すのにあれだけ苦労したシール類ですが、嵌めるのは比較的簡単。ただ、シールにブレーキフルードを塗布してはめ込むため、ちょっとヌルヌルして扱いづらくはあります。

そしてピストンをはめ込み、押し込んでおきます。
指で軽く押すだけでぬるぬる動く・・・ということはなく、結構押し込むのに力が必要でした。そういうものなのか、それとも落としきれなかったピストンの汚れがそうさせているのか・・・(~_~;;
それでも全てのキャリパー半面に(ほぼ)同様の作業を行ったら、いよいよ殻を合わせて一つにします。
これを2回行い・・・。

左右のキャリパーが組み上がりました。
改めて見てみると、結構キャリパーってでかいですよね〜。

では最後にブレーキパッドを取り付けましょう。
パッドピンは一つダメにしてしまったので、古いパッドピンは使えません。
そこで新しいパッドピンを購入しておきました。
今回はなんと純正ではなく、デイトナの互換製品です。
わざわざステンレス製であることがうたわれていますが、どうやら純正のパッドピンは鉄製だったらしいんですね。
そう言われてみれば、金属用掘削ビットで出てきた削りかすは全て磁性を持っていました。ステンレスならそうはならないでしょうから、なるほど納得です(笑)

破壊しなかった方のパッドピンと比較すると、若干長さがあるようです。
試しにパッドだけ挟んで仮組みしてみたところ、特に長さが問題になるようなことはなさそう。
また、ねじ穴自体は破壊されずに済んだようで、新しいパッドピンはスムースにねじ込まれていきました。

なお、純正ではマイナスドライバーを使って脱着することになっていたパッドピンプラグは、六角穴状のネジになっています。
マイナスドライバーを使うのよりは扱いやすいでしょう。いずれにしても、今度は舐めないように気をつけないといけませんね。パッドピンも、パッドピンプラグも・・・(^ ^;;

パッドピンに問題がないことを確認できたら、最後に必要な取り付け部品をきちんと用意してパッドをキャリパーに装着。
これを左右両方のキャリパーに行い、キャリパー本体のオーバーホールは完了です!

なお、この段階では全てのボルトは仮止め状態になっています。
キャリパーサポートでRVFに固定してからでないと、キャリパー本体の圧着ボルトとかに必要なトルクをかけて固定できないので・・・。

ですが、RVFへの組み付けはまた次回に持ち越しです。
午前中から作業を始めたのですが、この時点で夕方近くになってしまい、薄暗くなってきてみづらいのと寒くて辛いのと・・・(笑)
・・・歳は撮りたくないですね・・・(^ ^;;

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