前後ブレーキオーバーホール03:ブレーキキャリパーを外す

ではいよいよ作業開始です。

ブレーキフルードはパッドに付着すると取り返しがつかないので、作業にあたってまずはブレーキパッドを取り外しておきましょう。

パッドピンプラグを外したら、パッドピンにアクセスできます。これまでは普通のヘキサゴンレンチを使っていましたが、今回はスピンナハンドルがあるので、それを初めて使ってみることに。
なるほど、ハンドルが長く(そして太く)なるので、ヘキサゴンレンチよりも力をかけやすく、使い易いですね〜。
もっと早く買えばよかった。

右側のパッドが外れました。

同様に、左側も外します。

そしてもちろん、リアのブレーキパッドも外すので、まずはキャリパーをキャリパーサポートから外したところ、衝撃の事実が!!

そういえばリアのパッドピンプラグ、発注しようと思っていてずっと忘れていたな〜。
でも、衝撃の事実とはそれではなく。
なんと、パッドピンのボルトがなめてしまっているのです!
つまり現状ではヘキサゴンレンチを差し込んでも、パッドピンを回すことができない、つまりブレーキパッドを外すことができない、ということを意味します。
なんかヤベくね?

どの道このままでは作業ができないので、ひとまずリアはこのままキャリパーを取り外すことにします。

リアブレーキのオイルリザーバーにアクセスできるように、その手前をふさいでいるラジエーターリザーバータンクをどかしました。

とりあえずこんな感じで(笑)
リアのブレーキフルードを抜いたら仮止めで元に戻すので、とりあえず一時的に退いてくれればOKなのです。

ねじって蓋をしてあるだけなので、まずは蓋を外し、そのまま上にかぶせておきます。

潰れてしまったパッドピンの左に見えるのがブリーダーバルブ(のキャップ)。このキャップを外すとブリーダーバルブが見えるので、そこにレンチ(バルブの開閉を行う)と真空ポンプの耐油ホースを接続します。

こんな感じでつながります。RVFのブリーダーバルブの径は6mmらしいのですが、5mmでもおさまりました。耐油ホースは伸縮性があるので、少し小さめにしておいたほうがきっちり接続できる印象。
だから5mmでむしろよかったのかもしれません。

用意ができたらブリーダーバルブを緩めます。
緩めると、途端にブレーキフルードが流れ出てきます。あまりにスムースに流れてきたので、ちょっとびっくりしました。

お手製の真空ポンプのポンプをシュコシュコ押して、ブレーキフルードを吸引します。結構泡だつな〜。

出なくなったら終了です。
ブレーキやブレーキホースの関係上、あちこちに少しずつブレーキフルードが残っているはずですが、おおよそ取り出せたはずなので、ブリーダーバルブを閉めて耐油ホースを外します。

念のためバルブキャップも閉めておきましょう(笑)

微妙な色ですが、まだ透明度が高い・・・かな?(笑)
それではいよいよリアブレーキキャリパーを外します。すでにキャリパーブラケットボルトからは外されていますが、まだブレーキホースと繋がったままですから、この接続を解除してキャリパーを単独にします。

ここをスパナで軽く緩めると、あとは手で回せます。くるくる回すと、ブレーキホースとキャリパーが外れます。

リアブレーキキャリパーが取りはずせました。
でも、問題はパッドが外せるかどうかだよな〜・・・。

キャリパーが外されたブレーキホースエンド。垂らしてもここからブレーキフルードが垂れてくることはなかったので、おそらくこちら側は全て抜き切ったものと推定されます。
ですが。

ブレーキフルードはとにかく侵食性が強いらしく、塗装を傷めてしまうとのことだったので、念のためホースエンドを養生しておきます。
これなら多少垂れてきても外部に漏れることはないでしょう。

続いてフロント側です。
まずはオイルリザーバー周りを養生。汚い雑巾が巻かれていますが、これは後ほどこいつにブレーキフルードを染み込ませて燃えるゴミで出すため、捨てる直前の雑巾を使っているからです。
・・・せこい・・・?

フロント側のキャップはねじ止めされているので、まずはそのネジを緩めて、それからキャップを回して開けます。

リアと同様、ブリーダーバルブにレンチと耐油ホースをセット。手順自体は同じですから。

ただフロント側は、ブレーキフルードが垂れると直ちにフロントホイールに付着することになるため、(気持ち的な意味合いしかないかもですが)ブリーダーバルブを緩めたら直ちに周りを雑巾で押さえておきます。
万が一にも耐油ホースが外れないように、押さえておくという意味もあります。

お〜、出てきた出てきた。
フロント側はリアよりもブレーキフルードの容量が多いので、結構たくさん出てきます。

右側終了。ブリーダーバルブを閉めて、バルブキャップをかぶせておきます。

左側作業開始。
このとき気が付いたのですが、レンチはこちらの向きで差し込んだ方が、耐油ホースを深く差し込めました。
耐油ホースがかなりしっかり刺さっているので、手で押さえる必要はなさそうです。

抜き取ったブレーキフルード。リアのやや色のついたブレーキフルードにフロントのブレーキフルードが追加された状態ですが、その状態でこの色です。
水飴というより、まるで蜂蜜です。

このまま置いといたら、誰かが間違って天然のハンドソープと勘違いして使ってしまいそうな色ですね・・・。
そういえば、馬油ってこんな色じゃなかったっけ?

念のため、オイルリザーバーが空になっているかを確認。うん、空っぽです。
そうしたらフロントブレーキキャリパーを外すのですが、キャリパーサポートボルトを先に外してしまうと、キャリパーをつないでいるトルクスボルトを外すのに苦労しそうな予感がしたので、あらかじめトルクスボルトを軽く緩めてからキャリパーサポートボルトを外してキャリパーを取り外すことにしました。

このトルクスボルトを外すために、トルクスレンチ(ソケット)を購入したのですよ・・・。

スピンナハンドルにソケットを取り付けて、四つあるトルクスボルトを軽く緩めておきます。
このとき、キャリパー内に残っているブレーキフルードが垂れてくるので、必ず雑巾などで垂れてきたブレーキフルードを受け止めます。そのまま垂らすとホイールに付着してしまいます(すぐに拭き取れば大丈夫らしいけど)。

キャリパーサポートボルトを外す前に、ブレーキホースを外しておきましょう。ブレーキホースオイルボルトを緩めて外します。こちらも緩めたときにブレーキフルードが垂れてくる可能性があるので、きちんと受け止められる用意をしておきましょう。

外れました。

リア側同様、こちらも万が一に備えて養生しておきます。これを左右に行うわけですね。

そうしたら最後にキャリパーサポートボルトを外して、フロントブレーキキャリパーを取り外します。

外れました。こちらは右のキャリパーですが、もちろん左のキャリパーも同様の手順で外します。

キャリパー3兄弟(笑)

キャリパーサポートボルトは再利用不可です。外したら、新品に交換します。
リア側のキャリパーサポートボルト(8×18)を見つけるのにどれだけ苦労したか・・・orz

ここまでできたら、機側で行う今日の作業はおしまいです。外したキャリパーを持って上がって、分解・清掃を行います!

No04に続く

2件のコメント

  1. bootaさん
    やっておりますね♪
    ブレーキフルードはこぼれたら速攻で水掛けて下さいね
    ご自身も記載している通り塗装剥げちゃいますから
    暑い日々が続いてますが、ご健闘お祈りしております

    1. エアNC30さん
      お久しぶりです!
      昨日、今日と公休で、お天気がぐずつくという話だったからブレーキキャリパー清掃に当てたのに、
      蓋を開けてみれば晴天・・・どっか行けばよかったと微妙に後悔しつつも、奮闘してます(笑)

      ブレーキフルードをこぼすと塗装がはげるというのは事前の情報収集で理解していたので、
      作業場所には水をたっぷりと組んだバケツを用意しておきました。
      こぼれたところはすぐに拭き取った(つもりな)ので、
      多分塗装にダメージはないかと思うのですが、
      数日したらガビーン!みたいなことになっているかもしれません。
      やや不安です・・・。

      投稿は作業の途中までですが、色々と手に負えないものも含めてトラブルがありつつも、
      作業自体は無事に完了し、今日少しだけ乗り回して様子を確かめてみました(バイクで10分程度の、実家までの往復)。

      最初、リアが少しふにゃふにゃな印象を持ちましたが、
      すぐにきちんとロックもするようになり、
      どうやら今回の作業はクリアできたようです。

      2〜3日して、フルードの残などを確認してみようと思います!

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